初代・旧会社時代の沿革
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「近畿日本ツーリスト」の記事における「初代・旧会社時代の沿革」の解説
1941年(昭和16年)10月 - 関西急行鉄道(現・近畿日本鉄道)が全額出資し、大阪に有限会社関急旅行社を創業。関西急行鉄道の乗車券類の発売業務を受託。 1944年(昭和19年)6月 - 関西急行鉄道と南海鉄道の合併 による「近畿日本鉄道」への社名変更(同6月1日付)に伴い有限会社近畿日本交通社に改称。 1947年(昭和22年)5月 - 株式会社に組織変更し、株式会社近畿交通社を設立。旅行斡旋業務を開始する。 1948年(昭和23年)3月 - 東京に日本ツーリストが開業。 1950年(昭和25年) - 日本ツーリスト株式会社が設立される。 1954年(昭和29年)10月 - 近畿交通社が IATA(国際航空運送協会)公認の代理店である近畿日本鉄道国際運輸部(旅行業・貨物輸送業)の営業を譲り受け、近畿日本航空観光株式会社に改称。 1955年(昭和30年)4月 - 旅行斡旋業法に基づく、一般旅行斡旋業者登録(登録第20号)。 9月 - 日本国有鉄道(国鉄)の団体旅客取扱指定業者であった日本ツーリスト株式会社と近畿日本航空観光株式会社が合併。商号を近畿日本ツーリスト株式会社に改称。 1960年(昭和35年)11月 - 全額出資により株式会社近鉄航空サービスを設立、航空船舶部門を営業譲渡。 1965年(昭和40年)7月 - 本社を東京の秋葉原に移転。 8月 - 株式会社近鉄航空サービスを合併。 1966年(昭和41年) - 国鉄の周遊割引乗車券の発売業務を受託。1月 - 全額出資により日本観光文化研究所(現・旅の文化研究所)を設立。初代所長は宮本常一。 1967年4月 - 旅行業界初のリアルタイムシステム(宿泊予約システム)を稼動。 1970年(昭和45年)3月 - 近畿日本鉄道との共同出資により、近鉄航空貨物株式会社(現・株式会社近鉄エクスプレス)を設立し、航空貨物部門を事業譲渡。 1972年(昭和47年)2月 - パッケージ旅行商品「メイト」(国内旅行)、「ホリデイ」(海外旅行) を販売開始。 11月 - 法改正に伴う旅行業法に基づく一般旅行業者登録(登録第20号) 1975年(昭和50年)7月 - 総合旅行業としては初めて、東証第二部と大証第二部に上場(証券コード 9726)。 1977年(昭和52年)4月 - 国鉄の普通乗車券・定期券の発売業務を受託。 6月 - 東証第一部と大証一部に指定替え。 1978年(昭和53年)9月 - 株式会社ツーリストサービス(2008年1月1日に株式会社KNTツーリストに社名変更)を設立。 1980年(昭和55年)1月 - ダイレクトマーケティング事業を開始。 1985年(昭和60年) - ダイレクトマーケティング事業において「旅の友」を創刊。 1995年(平成 7年)1月 - クラブツーリズム事業本部発足。 1999年(平成11年)8月2日 - 花王、アサヒビール、トヨタ自動車、松下電器産業(現在の パナソニック)などと、新たなマーケティング手法を開発するのを目的とした異業種合同プロジェクト「WiLL」を発足させ、近畿日本ツーリストは旅行パッケージを担当。プロジェクトは2004年に終了。 2001年(平成13年)1月 - 日本旅行と2003年の合併に合意(翌年撤回)。 総合旅行業としては日本で初めてISO 14001の認証を取得。 2003年(平成15年) - ISO9001の認証を取得。 2004年(平成16年)4月30日 - 「クラブツーリズム」事業を投資会社および近畿日本鉄道への第三者割り当て増資により連結から分離。同時に会員制ツアー・クラブツーリズム部門を社内起業した株式会社クラブツーリズムに営業譲渡(3年間メディア、通販部門の凍結が営業譲渡の条件に盛られたため、近ツーは通販営業を休止せざるを得なくなる)。 12月24日 - 相鉄観光株式会社の株式のうち90%を相模鉄道から取得し子会社化(2010年12月20日に株式会社近畿日本ツーリスト神奈川に社名変更)。 2005年読売旅行と販売提携。 1月20日 - 宿泊予約サイト「楽宿」を開設。 12月 - 株式会社昭和トラベラーズクラブの株式を取得。 2006年(平成18年)4月1日 - 株式会社かなしんサービス(神奈川新聞系列)の旅行事業を譲受。 4月 - 三喜トラベルサービス株式会社の株式を取得。 7月 - 京急グループ(京浜急行電鉄・京急観光)と業務提携、京浜急行電鉄とは株式の持ち合いを実施。 7月 - 京王グループの京王観光と業務提携。両社は1億円程度株式を相互に保有する資本提携を行う。 10月 - 南海グループ(南海電気鉄道・南海国際旅行)と業務提携、南海電気鉄道とは株式の持ち合いを実施。 12月27日 - 京成グループ(京成電鉄・京成トラベルサービス)と業務提携。 2007年(平成19年) 1月1日 - 新企業ブランド「KNT」と視認性を重視した新ロゴマーク「knt! 」を導入。 1月24日 - 宿泊予約サイト「ステイプラス」のサービスを開始(2009年11月30日閉鎖)。 5月26日 - ラグゼ銀座マロニエ開設。 6月15日 - スルガ銀行と提携して「KNTトラベルキャッシュ」を発行開始。 2008年(平成20年)1月1日 - 個人向け店頭販売業務を株式会社ツーリストサービスに事業譲渡し、ツーリストサービスの物品販売事業を会社分割し継承する。株式会社ツーリストサービスは、株式会社KNTツーリストに商号を変更。 2009年(平成21年)11月17日 - 株式会社近畿日本ツーリスト北海道を設立。株式会社近畿日本ツーリスト九州を設立。両社とも完全子会社。 2010年(平成22年)1月1日 - 北海道地区の団体旅行事業を近畿日本ツーリスト北海道に、九州地区の団体旅行事業を近畿日本ツーリスト九州にそれぞれ譲渡する。 5月27日 - 12月31日付で加賀電子株式会社に本社用地を売却することを発表。売却後は2012年3月末まで同社から本社ビルの賃貸を受ける。 2011年(平成23年)9月1日 - 株式会社近畿日本ツーリスト東北、株式会社近畿日本ツーリスト中国四国、株式会社近畿日本ツーリスト商事を設立。3社とも完全子会社。 2012年(平成24年)1月1日東北地区の旅行事業を株式会社近畿日本ツーリスト東北に譲渡。 中国地区・四国地区の旅行事業を株式会社近畿日本ツーリスト中国四国に譲渡。 商事事業を株式会社近畿日本ツーリスト商事に譲渡。 北海道地区の個人旅行事業を株式会社近畿日本ツーリスト北海道に譲渡。 九州地区の個人旅行事業を株式会社近畿日本ツーリスト九州に譲渡。 2月27日 - 本社を東京都千代田区東神田一丁目に移転。
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