円覚寺派とは? わかりやすく解説

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臨済宗円覚寺派

(円覚寺派 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/20 05:39 UTC 版)

大本山の円覚寺

臨済宗円覚寺派(りんざいしゅうえんかくじじは)は、臨済宗宗派。大本山は円覚寺[1]

歴史

1282年弘安5年)、中国から招かれた無学祖元により神奈川県鎌倉市円覚寺を創建したことに始まる[2]。円覚寺は無学祖元から高峰顕日夢窓疎石へと受け継がれ、一時期は日本の禅の中心となった[2]

明治維新以降は今北洪川釈宗演朝比奈宗源などの禅師を輩出。禅を西洋に紹介した鈴木大拙は今北と釈宗演の両師の元に在家の居士として参禅した。また夏目漱石も釈宗演に参じて、その経験は「」に描かれている[2][3]

主な寺院

脚注

  1. ^ 円覚寺について”. 円覚寺. 2024年7月8日閲覧。
  2. ^ a b c 臨済宗建長寺派”. 全日本仏教会. 2024年7月8日閲覧。
  3. ^ 『日本寺院名鑑』(1982年、名著普及会)

外部リンク


円覚寺派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 08:01 UTC 版)

臨済宗」の記事における「円覚寺派」の解説

1282年中国から招かれ無学祖元により鎌倉で始まる。 本山鎌倉円覚寺円覚寺は、無学祖元から高峰顕日夢窓疎石へと受け継がれ日本の禅中心となった時期もある。 明治以降有名な禅師は、今北洪川釈宗演朝比奈宗源。禅を西洋紹介した鈴木大拙は今北と釈宗演の両師の元に在家居士として参禅した。また夏目漱石釈宗演参じており、その経験は「門」に描かれている。 釈宗演の法をついだ両忘釈宗活老師日暮里の地に居士禅両忘会を再興させ、両忘協会となり、若き日平塚らいてう等が修行したその後両忘協会人間禅となり居士専門坐禅修行続けられている。

※この「円覚寺派」の解説は、「臨済宗」の解説の一部です。
「円覚寺派」を含む「臨済宗」の記事については、「臨済宗」の概要を参照ください。

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