倭守一族およびその親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 15:28 UTC 版)
「精霊特捜フェアリィセイバー」の記事における「倭守一族およびその親族」の解説
倭守夕子(志津由愛子)(精霊特捜フェアリィセイバー)(精霊王) 最も多くの作品に主役として登場するメインヒロイン。シリーズの主役でありながら、妖怪により懐妊させられてしまった初のヒロインでもある。 心霊雑誌の専属霊能者をしながら、除霊の仕事をしている。大人っぽい美人でスタイルも良く、霊能者としてはかなり有名であるが、初期シリーズでは実は正体を隠して高校に通う女子高生(高2)であった。倭守一族で最強の霊能力を持つ。 妖鬼教団絡みの事件には我を忘れる傾向がある。妖鬼教団との戦いで霊力が半分以下になってしまい再修業することとなった。 脅されて「神月舞姫」という芸名でAV女優をやらされていたことがある。 わりと惚れっぽい。そのため、たびたび男に騙されて酷い目に遭っている。 初体験は妖怪によるレイプであり、その後、胎内の結界を破られ、妖怪の子を妊娠出産させられた事がトラウマになっていたが、後に克服している。 倭守さやか(志津さやか)(浅井さやか)(風霊特捜シルフィーセイバー)(風霊王) 夕子の従姉妹。夕子より5歳年上。美和子の姉。能力は高い。次期族長候補だったが、能力の限界を悟り、夕子に技を伝授した後は引退し倭守一族からは距離を置いている。担任教師の浅井努と結婚後は浅井姓になる。人妻。看護婦(婦長)。 「精霊特捜フェアリィセイバーW」シリーズでは悲劇的な運命に翻弄される。フェアリィセイバーシリーズのヒロインの中で最も可哀想な女性。 幼い頃からあまりに長期間、妖怪に犯され続けたため子を生めない身体になってしまっていた。特に、妖怪に犯されて妊娠させられてしまった際に、子宮内に宿った100体もの胎児を自らの霊力で強制堕胎したことによる強烈な呪いが最大の要因である。 不妊治療は妖怪の呪いのため効果が無く、ジドム結社の妖怪バイオ科学の力を頼ってしまう。そのため倭守一族を裏切り、一族から追放された。ジドム結社の科学力による人工授精が成功し、亜孔(夕那は「世界を滅ぼす悪魔の子」と予知)を生み落とす。彼女は夫(浅井努)の精子でその子が生まれたと思い込んでいるが、実はジドム結社の岩瀬係長の精子が使われていた。 倭守一族からは裏切り者として追われ、ジドム結社で名も知らぬ他人の子を生み、自ら手をかけ殺害した夫(浅井努)はゾンビとして復活したあげく対立する真妖鬼教団の教祖になるという、壮絶すぎる悲劇的な展開が続いている。 倭守美和子(志津美輪子)(妖精特捜エルフセイバー)(妖精王) 夕子の従姉妹。夕子より6歳年下。さやかの妹。霊能力は高い。プライドが高く夕子をライバル視している。実は寂しがり屋である。計算高く、守銭奴と呼ばれるほど金にがめつい。他のセイバーに比べ知的な戦い方をする。初期シリーズでは実はまだ小学5年生だった。妖精王に変身すると元の幼児体形とはかけ離れたスタイル抜群の超絶美女になる。犬神のことが好き。 妖鬼教団との戦いで完全に霊力を失ってしまった。その後、マジカルナースの力を得て、マジカルナースエルフ(魔法の看護婦マジカルナース二代目2号)に変身出来る様になった。 倭守了子(魅霊特捜ミスティーセイバー)(魅霊王) 夕子のはとこ。夕子より3歳年下。米国人の母親譲りの金髪・爆乳。霊力とバストサイズは倭守一族の中でトップクラスだが、かなりのドジ娘で、仲間の足を引っ張ることが多い。スタイル抜群の夕子でもかなわないほどの巨乳の持ち主だが、初期シリーズでは実はまだ中学2年生だった。 倭守亜夜野(志津綾乃)(天女セイバー1号) 夕子の母。真夜香の双子の姉。族長候補だったが一族から追放されてしまった。潜在能力は真夜香よりも上。性行為に関して極めて奔放で開放的。一族から追放されたのもそれが原因。また、一族全員の姓を「倭守」から「志津」に変えなければならなくなったのも彼女の失敗のせい。 倭守真夜香(天女セイバー2号) 倭守一族57代目の族長。さやかと美和子の母。亜夜野の双子の妹。 倭守天道 了子の父。亜夜野と真夜香の従兄弟。倭守一族の男性は短命なため、34歳で病死。彼の死が、「なぜ倭守一族に生まれた男児は短命であるか」、その原因が現代医学によって解明されるきっかけとなった。 倭守蓮菊 夕子の曾祖母。真夜香の先々代の族長。享年100。 若い頃、黒姦獣に破れ、性奴にされる。しかし、黒姦獣を打ち負かし屋敷から解放された後、倭守家に戻り族長になる。 結婚し出産した後もちょくちょく黒姦獣の屋敷を訪れて妖怪と浮気をしていた。そのケガの功名で、大戦中に倭守一族の本山が空襲を受け全滅した際、彼女と夫、娘達が生き残り、倭守一族が全滅するのを逃れている。 ジョオジョオに裏切られた後も、「元カレ」を忘れきれないでひきずっている夕子の調教を、黒姦獣に依頼した張本人。 志津美弥 美和子の娘。潜在能力は高いが、生まれる前(20年前)に倭守一族が全滅してしまって、一人だけ残されたため、霊能技の修行を受けることができず、霊能力の効果的な使い方を全く知らない。 父親が犬神龍彦かどうかは?。 倭守龍牙(竜神特捜ドラゴンセイバー)(竜神王) 夕子の従姉妹の息子。倭守一族の生まれだが、男であるため霊能力は無い。念法の修行を積んだ。女は装着できない竜闘衣を装着できる最強のセイバー。夕子より年下。夕子に気が有るらしい。三ノ宮病院に勤務するマジカルナース達に、「倭守一族に生まれた男は短命、この宿命を治療する」という名目で、医療魔法を施され、超美少女に変身するはめになってしまった。 亜夜野と真夜香の腹違いの兄の孫。 倭守水姫(志津水姫)(精霊探偵フェアリィセイント)(天使特捜エンジェルセイバー) 了子の後輩。セイバー見習い。その後、見習いを卒業してセイバーになった。 亜夜野と真夜香の腹違いの兄の孫。 倭守麗薙(朱雀聖王、フェニックスセイバー) 夕子の時代から500年程前に遡った時代の倭守一族のセイバー。美剣家の創始者である倭守美剣の実の妹。 倭守麗夕 倭守一族の創始者。巫女。 浅井夕那(聖魔特捜デモンセイバー) 夕子と妖怪「八ッ目翁」の娘。出産後、数分で急成長し中学生くらいの体格になった。額に三番目の眼を持つ。戸籍上は浅井さやかの養女。 妖怪・半妖怪の間でカリスマアイドル的な人気を誇る。ファンクラブまで出来ている。 兄と共に5000匹の妖怪を束ねている。 美剣一族 倭守一族の分家。強大な力を持つ妖怪の封印を守護するために、500年前に倭守一族から派遣された1人の巫女が土地に留まり、その子孫が永住して「美剣」を名乗る様になったのが、一族の始まり。倭守一族とは200年前に仲違いして犬猿の仲になっていたが、最近になって和解し、協力関係を築いている。 倭守美剣 500年前の巫女。美剣一族の創始者。麗薙の実姉。 美剣聖羅(せいら) 「美剣」本家の一人娘。幼児体型。ミーハーな性格。コスプレ好き(オタク)。 娘の聖薙(せいな)を産んだ後、謎の失踪を遂げる。実は、失踪の原因は、大妖怪「一眼鬼」の封印塚を「うっかり」壊してしまい、あわてて修復中に「一眼鬼」に中に引き込まれそうになり、自分もろとも「再封印」してしまった為であった。 ミーハーな性格だが、その実力は超一級。失踪からの復活時に、娘の聖薙とその使役鬼の勇鬼を絶体絶命の敗北に追い込んだ「一眼鬼」の手下達数百匹を、剣の一閃で一瞬の内に、浄化滅殺している。 美剣聖薙(せいな) 聖羅の娘。幼児体型の母に似ず豊満な体型。生真面目な性格。母とは体型も性格もあまり似ていない。 美剣聖縫(セーヌ) 「美剣」分家の娘。夕子の同級生で親友。聖羅(せいら)の失踪後、まだ幼かった聖薙(せいな)に代わって、美剣一族当主の代行を務めていた。 生真面目な優等生だが、その優等生ぶりを維持する努力を一族の人間が「当然視」して誰も評価してくれないことを、心中密かに恨んでおり、「セーヌ・アスタロテ」として、魔女になることを目指していた。 美剣聖蓮(せいれん) 「美剣」分家の娘。邪霊狩師。公安調査室の特殊テロ捜査官。 淫獣使いの組織「邪門会」に囚われて、処女を奪われ、半年間もの長きにわたり昼夜を問わず監禁調教を受け、淫獣の卵を産ませられるなど悲惨な体験をした。そのため、邪に染まった者は容赦なく殺害する暗殺者となった。 犬神龍彦の初体験の相手。 菅沼美羽(水霊特捜アクアセイバー) 倭守一族の分家の娘。織生の双子の姉。水姫の先輩で先生。二重人格気味。本家に対し強いコンプレックスを持っている。霊力とは違う念動力を使える。 菅沼織生(炎霊特捜フレイムセイバー) 倭守一族の分家の娘。美羽の双子の妹。水姫の先輩で先生。パワーだけは夕子以上。ショタコン。 (火竜特捜ファイアセイバー) 菅沼織生の弟子。倭守一族の少年。
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