ジドム結社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 15:28 UTC 版)
「精霊特捜フェアリィセイバー」の記事における「ジドム結社」の解説
世界征服を企む悪の株式会社。妖怪とバイオ科学の融合の研究をしている。高宮製薬グループ「高宮バイオ」と「黒十字製薬」を吸収して設立。世界征服の邪魔になる妖鬼教団と倭守一族を滅ぼそうと画策している。情報収集能力は極めて優秀であり、妖鬼教団や倭守一族の内部情報を極めて詳細に調べ尽くしている。実は、犬神龍彦が装着するナイトメイルや、政府(公安)保有の対魔獣兵器は、そのほとんどがジドム製。このため、妖鬼教団と決着が着くまでは、公安や犬神は、ジドムには手が出せない(倭守一族・族長である真夜香の前で犬神が断言)。倭守一族を滅ぼすため偽セイバーであるフェアリィハンターを創った。 神保ゆみこ(サイコ特捜フェアリィハンター) 人妖。倭守一族を滅ぼすためにジドムによって創られた後天的な夕子のクローン。16歳の夕子を犯し夕子の卵子を奪ったクローン妖怪と遺伝子レベルで融合したため夕子そのものの姿形になった。霊力も妖力も使える。いずれ夕子を超える力を獲得すると言われている。 妖怪と合体しているため、妖力催眠・妖怪毒・妖怪細菌への耐性が有る。 本質的には善人。ジドム結社が悪の組織であることは自覚しており、割り切っている。 岩瀬係長 神保ゆみこの上司。 ゆみこ同様、本質的には善人と思われる。 本部長 人造人間。冷酷非情な男。 妖怪「半鬼」 身体の右半分が人間の男、左半分が鬼の姿、と言う奇怪な姿をしている。その正体は500年前に、究極邪悪な栄達術「鬼喰いの儀」を行い失敗した水蓮行者(本名:大伴十四郎)の成れの果ての姿。右半分の人間が水蓮行者、左半分の鬼が人喰い鬼「幽虎」。 完全な姿「反鬼」になるため、鬼の血を引く男児を狙っている。「反鬼」になるためには、高位の霊力を持つ巫女と初体験した鬼の血を引く男児の血を、初体験後最初の満月の日の夕暮れまでに、吸う必要がある。このため、チャンスは数十年に1回くらいしか無い。夕子の母親・倭守亜夜野と現族長の真夜香が15歳の時、見城竜鬼を狙って失敗。その直後、自分の出身村である狗神村と、村に保存されていた文献・古文書を、亜夜野と真夜香と当時留学生として亜夜野達の隣のクラスに来ていたナディア・ムーンディトの力を利用して、隠滅する。 その25年後、夕子達の世代になり今度は見城竜鬼の娘である浅井さやかの子(亜孔)に目をつけて、ジドムと契約する。 真妖鬼教団の教祖・浅井努がジドム本部を電撃訪問した時、真妖鬼とジドムが手を組み、自分との契約が反古にされるのを恐れ、倭守夕子の魂を過去に送り、自身の記憶の封印を解こうとする。その結果、夕鬼丸の肉体を得てパワーアップした夕子に滅ぼされる。
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