主人公と友人たち
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車剛(くるま ごう) 主人公。最初は初心者だったが、連戦連勝の天才的なラジコンの腕を持つ。ヘッドホンをいつも身につけており、その中には予備パーツや工具が入っている。ちなみに中盤から服装がパーカー→ツナギに、後半でヘッドホンのデザインが銀→赤に変化している。 小学生でクラスは3年4組。特技はスケボー。ラジコンを始めてからもレース中の移動手段などで度々スケボーを使用しており、抜群の運動神経を見せる。自転車には乗れなかったが、連載中盤以降では普通にBMXを乗りこなしていた。愛車 ワイルド・ウィリス(バッファロー号) → グレートバッファロー号 ラジコンボール初戦後にバッファロー号と命名し、ボンネットにBUFFALOのマークを入れる。その後レース中のクラッシュにより大破するが、アルミ軽合金でボディが修繕され大幅に強化される。 アタックバギー グレートバッファローが壊れた際に木藤から借り受けて使用したバギー型ラジコン。 ホットショット このマシンが剛にとって初の4WDラジコンとなり、後述のドラゴンシリーズへと発展していく。 ワイルドワン ホットショットに続く、剛のバギー型ラジコン。 フォックス ドラゴンシリーズ 詳しくは後述。 花咲あやめ(はなさき - ) 本作のヒロイン。模型店「ピット・イン(PIT IN)」の娘。自分のお古のプロポなどを剛に提供した。その後ピットインチームのチームメイトとなる。剛とは相思相愛の仲であり、初期にはしばしば『キックオフ』のように「互いに見つめ合って2人の世界に入ってしまう」という描写が見られた。愛車:ワーゲンオフローダー あやめの兄 「ピット・イン」の店主。当然ながらラジコンにも詳しく、何かと剛たちに頼られる大人。子供ばかりのピットインチームの保護者であり、まとめ役。「ネバーエンディングレース」で破れた過去があり、剛にその厳しさを教えるためRC(ラジコン)マンとして立ちはだかった。 天馬勝(てんま まさる) 剛と同じクラスのライバル。ラジコンボールではブラックモーターを駆使し、チームメイトとして剛に次ぐ活躍を見せる。浅間山のラジコンサバイバルレースでも剛と共にピットインチーム代表レーサーとなった。愛車:バギーチャンプ、スバルブラット 他 薬師丸子(やくし まるこ) 剛とは異なるクラス(8組)のライバルで、小回りの効く小さなラジコンを操る。先生たちとの対決では剛と共に生徒代表として出場。その後ピットインチームのチームメイトとなる。愛車:マメラジ スーパーワゴン 木藤淳(きとう じゅん) タミヤRCグランプリでチャンピオンの少年で、物語前半では最強格のライバル。剛が初めて対戦したときは幸運に助けられて引き分けるのがやっとだった。その後、チーム戦では木藤チームチータを率いてピットインチームの前に立ちはだかった。またラジコンプロレスでは味方として駆け付け、共闘した。愛車:チータ4WDカスタム、アタックバギー 風祭滋 ラジコンボール(ラジコンカーを用いたロボットサッカーのようなもの)で対戦したシティーチームのリーダー。剛の素質とチームワークを見抜き、ラジコンボールを剛たちに紹介した。子どもだけで出場する剛たちに親切なアドバイスを送り、やがて決勝で剛と対決する。名前は決勝での電光板で判明。愛車:シティターボ・ウィリーレーサー 鬼瓦一発(おにがわら いっぱつ) 桜警察の白バイ隊員。権力にものを言わせて自分のラジコンキットを剛たちに作らせ、レースで勝負を挑むなど強引でざっくばらんな性格をした警察官。以降は剛たちの兄貴分となり特訓を指導したり共闘したりするようになった。ドラゴンソルジャー編では捜査一課の刑事となって再登場した。愛車:マイティフロッグ 沖田銀二(おきた ぎんじ) 有能なメカニック集団を従え、全国を旅している少年。最高のライバルとなるラジコンレーサーを探し求め、行き着いた先が剛だった。ラジコンバカを自称するほどフェアプレー精神に長けており、剛のバッファローが壊れた時にはグレートバッファローにパワーアップさせた上で、何度も勝負を挑んだ。しかしラジコンプロレスでは成り行きで一発に代わる剛のパートナーとなり、共闘もした。以降ラジコン仲間となる。愛車:三菱・パジェロ 日本力丸(ひのもと りきまる) 剛のことを師匠と慕う少年。後に剛からスーパードラゴンを託され、ラジコンボーイJr.と認められた。後述のスピンオフ作品『ドラゴン伝説』シリーズや『ラジコンリッキー』では主人公となった。但し『ラジコンリッキー』ではパラレル設定で、剛とは知り合いではなく、ごく普通のラジコン初心者の少年という設定。愛車:ホーネット・ローリングサンダー号→スーパードラゴン(市販品)→スーパードラゴン(本家)、『ラジコンリッキー』ではセイントドラゴン(市販品)。
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主人公と友人たち
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辻堂麟太郎(つじどう りんたろう) 本作の主人公。通称・リンタ。東京都出身。高校時代はロードレース競技の選手として活躍するが、藤沢悠には勝てなかったため万年2位であった。高校時代最後のレース観戦を断ったために、事故で家族を失ったという自責の念(当然麟太郎には何の責任はない)から、父親の医療費と家族が暮らしたマンションを守るため、自転車で稼ぐことができる競輪選手の道を選ぶ。ホームバンクは最初は立川競輪場、後に京王閣競輪場。 脚質は先行であり、プロローグの時点ではS級2班に所属していた。Odds GP!開始時点ではA級3班所属でOdds GP!4巻時点ではA級2班への昇級、同13巻では3場所連続完全優勝でS級への昇級が決まった。 優れた動体視力を生かしてロードレーサー時代から峠の下りを得意としていた。また「地脚のバケモノ」と評されるほどの驚異的なロードレーサー出身ならではの持久力を生かし、競輪学校ではバンクの斜面を利用してスパートをかける独自の戦術「ラルプ・デュエズ颪」「ガリビエカマシ」を生み出している。(但し、競輪学校では正攻法の走法を身に付けなくてはならず禁じ手になった) 高校時代の愛車はジャイアントのTCR COMPOSITEで、装着されていたコンポはシマノのULTEGRA。このTCRは亡き母親がへそくりでプレゼントしてくれたものだが、高校卒業時点でサイズが合わなくなっていたため、競輪学校入学時に同型・同年式でサイズが大きい中古フレームを調達し、部品を移植した。競輪学校受験時代は師匠の秋谷淳から譲られた中古のナガサワのトラックレーサーを使用していた。プロの競輪選手となって以降もロッソフェラーリに塗られたナガサワのフレームを使い続けていたが、地区プロのチームスプリントに参加するため、競技用ピストにのったことがきっかけで、自分にあったフレームの必要性を感じることになり、マキノ自転車工房製のフレームに乗り換えた。 ことあるごとに周囲から「アホリンタ」「ボンクラ王子」「バカ」と評される様に性格は単純明快、直情径行で後先考えずに行動する熱血漢であり、時としてレースでも大きなポカをやらかす。しかし、人懐っこく仲間思いで友情に篤く、なにより自転車に対する真摯でひたむきな情熱は周囲を惹きつける魅力となっている。 練習時は秋谷淳とともに、杏里の飼い犬の絵が入った「TEAM小太郎」ジャージを使用。競輪学校卒業後は背中に「SKY DOG」の文字が加わった。秋谷が中部地区に移動したのち、Odds VERSUS!開始時点では、寒川、烏帽子岩とともに「TEAM小太郎NEO」ジャージを着用している。 藤沢 悠(ふじさわ はるか) 麟太郎の宿命のライバルで、下りを得意とする麟太郎とは逆に登りを得意としている。眼鏡をかけた柔和な容貌とは裏腹に卓越した実力と勝負勘を持ち、高校時代はことごとく麟太郎に先着していた。出身は京都の鞍馬周辺のようである。高校卒業後ヨーロッパに渡り、ベルギーでロードレース選手として活躍。プロローグ時にはツール・デ・フランドル3着など着実に実績を積んでいる。高校時代の愛車はトレック。現在はリドレーを使用。 寒川進矢(さむかわ しんや) 麟太郎の高校時代からの知人で、自転車部では同期であった。競輪選手を目指すという麟太郎を立川競輪場や京王閣競輪場に連れて行き、トラック競技のイロハを教える。競輪学校では主人公の1期上となる。ツンデレ系のキャラで、麟太郎とは常に罵りあっているが、実は友人思いの熱い男である。師匠は伯父の寒川恩次で、練習では師匠ともども「漢OTOKO」と書かれたジャージを愛用。競輪学校では烏帽子岩、八郎潟実とともに95期のトップ3と目されていた。師匠と同じく番手であり、特にレースの流れを読む戦術眼に優れており、競輪学校では身体能力に勝る烏帽子岩、八郎潟実を上回る同期トップの競走成績であった。現在はA級2班所属。 烏帽子岩権造(えぼしいわ ごんぞう) 通称・ゴンゾ。六郷の弟子で、高校時代にはインターハイのトラック競技1000メートルで優勝している。規格外の体格ゆえ、自転車サイズの規定がある他の競技では壁にぶつかると判断し、競輪選手を目指した。2メートルある巨体といかつい顔をしているが、穏やかで控えめな性格をしている。競輪学校では寒川進矢や八郎潟実の同期であり95期トップ3の一人。脚質は先行。ホームバンクは川崎競輪場。プロレスラーのような巨体に合わせた特注品のトラックレーサーを使っている。 八郎潟実(はちろうがた みのり) 通称・のりピー。八郎潟恵の弟かつ弟子であり、寒川進矢と同じく競輪学校95期生。兄の恵と違いやさしい顔と性格をしている。かつて恵に弟子入りを志願しようと秋田まで来て行き倒れかけた辻堂を救出した。競輪学校では最高レベルの計測タイムの持ち主に与えられる「金ヘル」を獲得したこともある。
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