主人公と周囲の人々(チーム・カペタ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:55 UTC 版)
「capeta」の記事における「主人公と周囲の人々(チーム・カペタ)」の解説
平 勝平太(たいら かっぺいた) 愛称「カペタ」。本編の主人公。1990年6月20日生まれ。身長:162cm。血液型はA型。作中では小学4年生から高校1年生までの成長過程が描かれる。 仕事に明け暮れる父を気遣い、幼くして自身の本心を押さえ、何をやっても本気になれず退屈な日々を過ごしていたが、レーシングカートと出会い、本格的にレースに打ち込むことになる。 初めて乗るマシンでも短時間でコツをつかみ、爆発的なラップタイムを叩き出す才能を持つ。カート時代より荷重移動を用いてマシンの向きを変え、コーナーの通過速度を高めるドライビングスタイルを身につけている。「マシンが一番気持ちいい走り」を理想とし、そのためには身体の酷使に耐えることも厭わない。 普段は温厚で優柔不断な性格だが、レースのこととなると闘争心を露わにし、有利な状況を作るため計算高く非情な一面もみせる。 ライバルの源奈臣には尊敬も抱いており、一歩先を進んでいく源と同じ舞台で戦うことを目標にしていた。女性に関しては鈴木茂波のことが苦手な一方で、源奈々子や秦紀子などのお姉さんタイプに弱い。最終話で紀子から告白され、恋人関係に。 平 茂雄(たいら しげお) カペタの父親。愛称「シゲさん」。 妻に先立たれた後、イカリ舗装で働きながら、男手ひとつでカペタを育て上げた。路面工事で訪れたカート場のスクラップを集め、カペタの初めてのレーシングカートを作り上げる。息子の夢を支えるため懸命に働き、レース会場への搬送やメカニックの整備も手伝う。 レースについて源奈々子に相談するうちに親しくなり、やがて真剣な交際を始める。 鈴木 茂波(すずき もなみ) カペタの幼馴染。 男勝りの勝気な性格で、「チーム・カペタの監督」を自称し、ノブと共にカペタを前進させるアドバイスを贈る。 カート関係者の中では愛らしい容姿が知られており、中学生時代にはタレント事務所からスカウトされ、グラビアアイドルとしてデビュー。芸能界でも人気者となり、女優としてドラマに主演する。(アニメ版では、玉木薫にスカウトされ、グラビアアイドルになるための活動をしていたが、茂波の意向で歌手になると決意する。エムベックスのオーディションに出場し落選してしまうが、有名プロデューサーのユウジにスカウトされ、歌手としてデビューした。) 幼少時はカペタの父親に恋心を抱いていた。源奈臣をカペタのライバルとして敵視していたが、レース中の事故をきっかけに源と親密な仲になり、日本とヨーロッパで遠距離交際を続けている。 安藤 信(あんどう のぶ) カペタの小学校以来の同級生。公私に渡り、固い友情で結ばれたパートナーでもある。 カペタの実力と能力を見抜いており、初めは何事にも本気を出さないカペタに苛立ちを感じていたが、カペタがカートレースでみせた才能に魅了され、全面的に応援することを決めた。 中学時代はチーム・カペタのマネージャーとして、活動計画や資金集めを担当。FSRS事務所にカペタの実績を売り込むなど、大人びた行動力をみせる。中学卒業時は、本格的に語学とスポーツマネージメントを学ぶためアメリカへ留学し、プロマネージャーになることを目指している。 小学生の頃から鈴木茂波のことを好きだったが告白しなかった。カペタは彼女と源の仲を伝えようか悩んだ末、留学前に伝えられなかった。 井狩 俊樹(いかり としき) 茂雄の勤務する「イカリ舗装」の社長。 カート時代にカペタのパーソナル・スポンサーとして資金援助をしたほか、年長者としての含蓄あるアドバイスを送る。叩き上げで会社を大きくした志をカペタに受け継いで欲しいと、密かに期待している。 サルッキー チーム・カペタのマスコット的存在のサル。 本名は「ラインハルトIII世」。元は桃太郎のペットだったが、カペタに懐いたため譲られた。
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