主な犯罪者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/06/05 02:05 UTC 版)
「アクション刑事 ザ・ゴリラ」の記事における「主な犯罪者」の解説
山崎(やまざき) 「暴力団"大竜組"事務所爆破事件」の実行犯。組長である大竜剛造の命を執拗に狙う。 その素顔は元プロ野球選手であり、高校時代には姿とバッテリーを組んで母校を優勝に導いた過去を持つ。プロ転向後、大竜が仕組んだ野球賭博に巻き込まれ永久追放処分を受けたことで、手榴弾を用いて大竜への復讐を決意する。 凶行を喰い止めるべく必死の説得を行う姿だったが、最後は涙ながらに山崎を射殺した。 コマンド部隊 4名の構成員から成る私設軍隊。「無力な正義は不必要」という理念の下、現行法で裁ききれぬ巨悪を潰すべく決起。戦車やヘリコプターを駆使して、独自の「正義」を行使する。 彼らの活躍はマスコミを賑わし、市民からも絶大なる支持を得るが、人質の命すら厭わぬ独善ぶりは姿の怒りを招き、やがて両者は激突する事となる。 ブラックポルシェ 黒塗りのポルシェ935/78を駆って、スーパーカーへ狙いを絞り犯行を重ねる。 その正体は、「世紀の天才」と賞されたF1ドライバーとしての過去を持つ寡黙な白バイ隊員・西城春彦。かつての栄光に固執する西城にとって、稚拙なテクニックで高性能車を乗り回す若者は憎悪の対象でしかなかった。壮絶な追跡劇の果て、姿と森本の連携の前に敗れる。大破した935/78は、44マグナムの連射で焼却処分にされた。 暴走ハンター 超絶的なバイクテクニックを駆使し、次々と暴走族を血祭りにあげる武装ライダー。 初戦で姿の右手を潰し、全治二ヶ月の重症を負わせるも、再戦ではジャンプ時の隙を突かれ敗北。敗れはしたが、姿を病院送りにした凶悪犯は全話通しても暴走ハンターのみである。 リン・シャオルン 日本進出を狙う香港マフィアの尖兵として送り込まれたカンフー使い。2名の配下と共に東京中の空手道場を荒らし回り、計画の障害となる姿に挑戦状を突きつける。 常人の目には捉えられないスピードで数々の技を放つ。中でも、超高速で繰り出した正拳突きによる衝撃波で、触れること無く対象物を粉砕する「超波拳」が最大の武器である。 圧倒的な実力差で姿を追い詰めるが、身に着けていた武具が思わぬ結果を招くこととなった。 ジャック・クラントン 1881年に起きた所謂「OK牧場の決闘」で、保安官ワイアット・アープに射殺されたクラントン一家の子孫。祖先の復讐を誓い、怨敵アープの愛用銃であるバントライン・スペシャルの所有者を次々と殺害。「最後の1丁」を持つ姿を狙って、日本に上陸する。 驚異的な牽引力を誇るウィンチを備えた特殊ジープと、バズーカ砲を武器に姿を苦しめるが、オプションパーツでライフル仕様に換装したバントラインの一撃に敗退した。 SWATリーダー 「ニューヨーク激闘編」PART2、及びPART3に登場した特殊装備戦術隊SWATの部隊長。 任務の完遂を最優先とし、人質を犯人もろとも射殺することに何の躊躇も見せない非情な男。その、警官とは思えぬ人命軽視の方法論と傲慢さに姿は激怒し、再度発生した人質篭城事件では、SWATの虚を突く奇策で事件を解決に導いた(PART2)。 面子を潰されたリーダーは、姿への復讐を誓い警察を辞職。武器密輸組織のボスと手を組み姿の命を狙う。後にボスを殺害し組織の運営資金を強奪したリーダーは、完全武装で「自由の女神像」頭部展望台に陣取り姿と対決するが、一矢報いることなく射殺された(PART3)。 滝藤 悪太郎(たきふじ あくたろう) 姿に正当防衛で射殺された暴力団「神輪会」組長・滝藤の息子。額には「悪」という入れ墨がある。また、改造手術によるものなのか右手の肘下以下がマシンガンになっている。 マフィアの方法論を吸収すべくアメリカに滞在していたが、実父の訃報を知り直属の部下である殺し屋「切り裂きジョー」を伴い緊急帰国し、同時に「神輪会」2代目組長に就任。マフィアの絶大なる組織力を背景に全国の暴力団を掌握し、姿への復讐を果たすべく行動を開始する。 城東署襲撃により課長を殺害し、森本を病院送りにしたことで特捜班を壊滅状態に追い込んだ悪太郎は、姿を完全に孤立させるためジョーに森本の暗殺を命じ、自身は姿との決闘に臨む。 隠し武器である右腕のマシンガンで丸腰の姿を追い詰めるが、ジョーを倒し自分の愛銃を持って救援に駆けつけた森本が盾となり、姿の抹殺に失敗。 犠牲となった森本の死に激怒した姿に、額の「悪」の字を狙われ射殺された。 D国外交官 「外国人連続射殺事件」の捜査線上に浮かんだD国の駐日大使。片眼鏡を愛用している。 第二次世界大戦中、捕虜収容所にて大量虐殺を行った戦争犯罪人としての過去を持つ。 自身に復讐するため、日本に集結していた収容所の元・囚人達を殺し屋に命じ、秘密裏に葬っていた。その後、事情聴取に訪れた姿とジュンを大使館内に招き入れ、自身が一連の事件を引き起こしていた主犯格であることをあっさりと認め、その上で外交官特権を盾に法律上、外交官への逮捕権を持たぬ日本警察を嘲笑し、姿を激怒させる。 邪魔者を一掃したことで本国に帰国しようとする大使は、空港に現れた姿を更に挑発し勝ち誇るが、殺し屋の追跡を免れていた生き残りの元・囚人により心臓を撃ち抜かれ、絶命する。 無差別テロバイク団(仮称) 突如として街を襲った武装暴走族。特殊改造を施したバイクを駆り、全員がガスマスクやキャッチャーマスクなど、フルフェイス型のマスクを着用。その素顔は判別出来ない。 銃砲店を襲撃し大量の猟銃やライフルを強奪した彼らは、通行中の母子を無慈悲に轢殺。追跡してきた姿とジュンに対しても口々に「死刑だー!」と叫び、ゲーム感覚で銃撃戦を展開。姿へ反撃のチャンスを与えるべく囮になったジュンを銃撃し、死に至らしめた。 その後も我が物顔で街を蹂躙し続けるが、修羅と化した姿との凄絶な銃撃戦の果てに、バイクのガソリンタンクを撃ち抜かれたことで一味は全員爆死。唯一生き残ったリーダーも、憤怒の姿から逃げ延びることは叶わず、タンクローリーもろとも木っ端微塵に吹っ飛んだ。
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