ロシアを支持・賛同する動きとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ロシアを支持・賛同する動きの意味・解説 

ロシアを支持・賛同する動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 07:16 UTC 版)

2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する国際社会の反応」の記事における「ロシアを支持・賛同する動き」の解説

「#ロシア支持国家」も参照 3月2日第11回国際連合緊急特別総会でのウクライナ侵攻への非難決議案に反対したのはロシア以外ではベラルーシ北朝鮮エリトリアシリアであった。この4か国以外ではミャンマー軍事政権ロシア支持表明しニカラグアキューバベネズエラウクライナ東部親ロシア派地域独立支持した。ただし、侵攻後の国連非難決議ではキューバ棄権しベネズエラ欠席した日本広島県呉市市議会では、2022年3月4日本会議にて、ロシアのウクライナ侵攻を「暴挙」と非難し平和的解決求め決議案賛成多数可決された。しかし谷本誠一市議会派:自然共生党)はこの決議案唯一の反対票を投じた。その理由として、谷本市議採決前に行われた反対討論の中で「現地人々ロシア軍により解放されたと喜んでいるとの情報届いている」と述べた外務省の元外交官で駐ウクライナモルドバ大使防衛大学校教授歴任した作家馬渕睦夫は「ブチャの虐殺ウクライナ軍自作自演」「ロシアによるウクライナ侵攻にもディープステートDS)が関与している」などとロシア政府側を擁護するような主張繰り返している。馬渕2022年4月より出身地京都府南丹市文化観光大使務めているが、「侵攻したロシア擁護するのような馬渕さんの言動は、観光大使適格性を欠く」として南丹市議会日本共産党市議団が馬渕解任を行うように市に申し入れ行った政治経済評論家池戸万作3月17日自身Twitterに「ロシア軍には、まず大阪から上陸して欲しいな。自分大阪人だったら、思わず「解放軍がやって来た!」と喜んでしまうわ。反グローバリズム国際連帯する思想。」「国内の酷い圧政国外から侵略、どちらがよりマシかという究極の選択です。」と投稿した伊藤貫は、保守系思想誌『表現者クライテリオン2022年7月号に掲載した三十年間ロシア弄んできたアメリカ」において、第43アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュ2008年NATO首脳会合で、フランス大統領ニコラ・サルコジドイツ首相アンゲラ・メルケル反対押し切りウクライナジョージア北大西洋条約機構NATO加盟国とすると決定し、これにロシア何度も抗議したにもかかわらずアメリカ政府受け入れなかったことに紛争淵源求める。2008年8月ロシア軍ジョージア侵攻した2010年親露派ヴィクトル・ヤヌコーヴィチウクライナ大統領選挙勝利すると、第44アメリカ大統領バラク・オバマ即座にウクライナ反露陣営50ドル上の資金注ぎ込みヤヌコーヴィチ失脚させる秘密工作実行し2014年2月アメリカ国務省CIAウクライナ首都キーウクーデター起こすことに成功した主張している。伊藤ドンバス戦争舞台になったウクライナ東部ドンバス地域についても、住民大半ロシア語話しロシア正教信奉している親露派であると主張事態憂慮し仏独両国政府2014年2015年ミンスク協定成立させた。この協定では、ドンバス地域に住む親露派住民一定の自治権与えることを条件として、武力紛争停止することになっていたが、ウクライナ側が協定実施激しく抵抗したため、無効になった。アメリカ2014年クーデター以降数百名のアメリカ軍将校ウクライナ常駐させて、ウクライナ軍兵士などにアメリカ製兵器供与軍事教練を行うとともにアメリカ本土ウクライナ兵を滞在させて、アメリカ軍と共に戦う訓練実施された。この動きロシアにとって脅威となった上、2021年バイデン政権発足してから、ドンバス地域駐留しているロシア兵が、アメリカ軍訓練され、製のドローン使用するウクライナ兵によって殺害され始めた主張している。 神奈川県鎌倉市では3月下旬以降鶴岡八幡宮参道付近など、少なくとも4カ所以上の東京電力分電盤ウクライナ侵攻への支持意味するとされる「Z」の落書き発見されている。さらに5月1日には江ノ島電鉄長谷駅にある案内板と、東へ50メートル離れた線路沿いの変電設備にも同様の落書き発見された。鎌倉署は器物損壊罪容疑捜査している。 日本における反ワクチン団体Qアノン派生団体である神真都Qは「ウクライナNATOディープステートの手先で、プーチン正義の味方」「(ロシアのウクライナ侵攻は)小児人身売買毒ガス製造のための地下施設攻撃しているだけ」と主張したアメリカ合衆国 - 「ウクライナには、米国支援する生物兵器研究所がある」というロシア政府主張アメリカ国内活動するQアノンインターネット上拡散している。 中華人民共和国 - ロシアのウクライナ侵攻後、中国ではロシア産の物産買ってロシア応援しようという動きがある。ロシア大使館公認の「ロシア国家館」というオンラインショップでは2022年3月上旬時点売り切れ続出した。この動きに際してロシア側の関係者が「我々は中国友情を目にしている」という動画サイト投稿した中国インターネット上には「ロシア応援するために買う」「中国人民の購買力を見くびらない方が良い」などという書き込みがみられた。 セルビア - ベオグラードでは、2022年3月4日ロシアのウクライナ侵攻への支持表明するデモ開催された。セルビア右派グループ主催したとされる。このデモには約1000人が参加した参加者プーチン大統領顔写真プラカードにして掲げたり、ロシア国旗振りながらEU旗踏みつけるなどした。デモ隊から「セルビア人ロシア人永遠同志」とシュプレヒコール上がったりデモ参加者一人は「ウクライナネオナチから解放されつつある。われわれの同志ロシア人ウクライナ解放している。願わくば世界も」と語ったともAFP通信報じたキルギス - ビシュケク2022年3月22日ロシア支持するデモが行われた。プーチン肖像に「われわれはあなたと共に」と書かれたプラカード登場したり、キルギス国旗ロシア国旗並んで掲揚される場面もあったとAFP通信報じたドイツ - 2022年4月上旬ドイツ国内各地親露派デモが行われたとAFP通信報じている。ハノーバーではロシア語を話す人々呼びかけ親露派車両600集まった当地警察発表した親露派デモへのカウンターデモとして、ウクライナ支持デモ行われている。ドイツ政府当局ドイツ国内ロシア系市民ウクライナ系市民対立激化することを懸念しているという。 エチオピア - 首都アディスアベバロシア大使館前には「ロシアのために戦いたい」というエチオピア市民が行列を作っている。ロシア軍傭兵としてウクライナで戦うことで高額な応酬を得ることが出来る、ロシア国内就労できる等のSNS上での噂が流れているという。エチオピア国内政情不安、物価高騰その背景にあるとされるまた、エチオピアは元々親露的な国でありロシアとの連帯訴え世論が強いという。ロシア大使館はこの事態に対して2022年4月19日に「ロシア連邦への連帯支持」を表明するため善意集まったものだとする声明発表したエチオピアからロシアへ傭兵流れ込んでいる実態確認できていないが、ロシア大使館近く数百人のエチオピア市民エチオピア国内警備員登録をしている姿を目撃したロイター報じたシリア - 6月29日シリア政府は、ウクライナ東部親ロシア派勢力ドネツク人民共和国ルガンスク人民共和国独立ロシア以外で初め承認したウクライナシリア断交した。 朝鮮民主主義人民共和国 - 7月13日在ロシア北朝鮮大使館ドネツク人民共和国ルガンスク人民共和国国家として承認した発表した。これに対しウクライナ北朝鮮断交した。

※この「ロシアを支持・賛同する動き」の解説は、「2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する国際社会の反応」の解説の一部です。
「ロシアを支持・賛同する動き」を含む「2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する国際社会の反応」の記事については、「2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する国際社会の反応」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ロシアを支持・賛同する動き」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロシアを支持・賛同する動き」の関連用語

ロシアを支持・賛同する動きのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロシアを支持・賛同する動きのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する国際社会の反応 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS