レプリフォース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 15:19 UTC 版)
「ロックマンX (漫画)」の記事における「レプリフォース」の解説
アイリス(Iris) カーネルの妹で、ゼロに想いを寄せる少女型レプリロイド。ゲーム版では童顔の少女だが、本作では大人の雰囲気を持った顔立ちの美女として描かれている。心優しい性格だが、自らの命を差し出す覚悟の強さを持つ。所属は不明。 原作ではレプリフォースが掲げた「レプリロイドだけの世界」を支持していたが、本作ではレプリフォースの反乱後、彼らとは別に自分の部隊を率いて中立に属し、敵味方を問わず戦いで傷つき倒れた者達を介抱するなど分け隔てない性格になり、敬愛している兄を「あんなカタブツと、もともと一体だったと思うと笑っちゃう」と評するなど、くだけた一面も見せた。 原作では、優しさと強さを併せ持つ1体の究極のレプリロイド「ロックマン」を目指して造り出されたとされているが、原作同様カーネルとアイリス2人に分割され兄妹となった。元々一体として造り出された為、絆は強く、カーネルの負傷の影響が自らに及ぶ事もあった。 ゼロと対決する事になる経緯は、カーネルの死によるものという部分は原作と同じだが、原作の兄を倒されたことに対する復讐ではなく、本作ではカーネルの死に連動して暴走した経緯に変更された。暴走を止めようとしたゼロに倒されたが、最後まで妄執にとらわれた原作とは違い、兄に関することを含め最後までゼロを憎まずに全幅の感謝を示し、想いながら息を引き取った。 カーネル(Colonel) レプリロイドだけの軍隊、レプリフォースの若き陸軍士官。 基本的には人格者で部下を身を挺して庇う好漢。高い戦闘力と統率力を備え、軍規を乱す者には制裁を考える軍人らしさも窺える。しかし、誤解から武器を放棄して投降するよう迫られたとき、より大きな混乱を招くと知りつつも、一寸の迷いも無く誇りの為に要求を撥ね付けるなど、青さも目立つ。 ゼロとはX1以前から親交があり、互いに認め合っていた戦友。反乱により道を違え、互いの信念を賭して衝突しあう。ウイルスに侵されたアイリスを助けるために軍規をまげて基地に突入したが「もうウイルスは治すことができる」というゼロの発言に「どうせいずれは戦う運命」と聞き入れず剣戟を繰り広げるがゼロに敗れる。自分の信念を貫いた最期に悔いはなく、その死に顔は穏やかであった。 ジェネラル(General) レプリフォースの最高司令官。重武装のエックスを圧倒したキバトドスを一撃で倒すなど強大な実力を持っている。必要のない殺戮を繰り返すキバトドスを粛清したが、敵対関係にあたるエックスに非はないことを認めて殺害しないなど、礼を重んじ敵対する者すら気にかける人格者。 スカイラグーンの一件を機に独立を余儀なくされるも内心は複雑で、必要以上の犠牲が出ないよう配慮する姿勢を見せていた。先述のエックスを見逃したときに、半狂乱に陥ったエックスからバスターを乱発されたが全く通用せず、それでいて返り討ちにできるであろうにもかかわらず報復を全く考えないなど、強固な体と意志の強さを併せ持つ。 最後はアルティメットアーマーを装着したエックスに敗北して、突如現れ事件の真相を語ったダブルに半狂乱に攻撃を浴びせたエックスを諭すように抱きしめ、エックスを正気に戻した。シグマが起動したファイナルウェポン「デスフラワー」を止めるために自らを犠牲にして敬礼をしながら散っていった。
※この「レプリフォース」の解説は、「ロックマンX (漫画)」の解説の一部です。
「レプリフォース」を含む「ロックマンX (漫画)」の記事については、「ロックマンX (漫画)」の概要を参照ください。
レプリフォース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 03:08 UTC 版)
ジェネラル(General) 声 - 大友龍三郎 レプリフォースの陸軍、海軍、空軍、宇宙軍を統括する最高司令官。ボディのカラーは金色を基調としている。シリーズ屈指の巨大レプリロイド。実力はもちろん、人格にも優れ、部下からの人望も厚い。両腕部に光学兵器などを仕込んでいて戦闘の際にはこれを駆使して戦う。 元々はクーデターを起こす気など更々無く、シグマの唆しにも全く耳を貸さなかったが、シグマの仕組んだイレギオンによる暴走が原因で、反逆者の汚名を着せられてしまい、部下達の身を守る為に、やむなく宣戦布告する。 クーデター勃発後は宇宙にある、占領したコロニーレーザー(=ファイナル・ウェポン)に向かい、そこで戦争の指揮を取っていたが、その後乗り込んできたエックス・ゼロと交戦するも、その道中にファイナル・ウェポンがシグマに悪用され照準が地球に向けられていることを知り、最後は自身のしたことの愚かさを詫びながら、自爆行為で自らのボディをぶつけることで破壊させると同時に壮絶な最期を遂げた。 カーネル(Colonel) 声 - 山野井仁 レプリフォース陸軍士官でアイリスの兄。白を基調としたカラーのボディと顎の赤いパーツが特徴。数々の武勲を立てた軍人であり、仲間への思いやりも強いが、レプリフォースの軍人としてのプライドが高過ぎる為に融通の利かない一面も併せ持っており、それが原因でイレギュラーハンターとレプリフォースの対立を決定的なものにしてしまった。ゼロと同じく、主にセイバー(ゼロのものとは異なり、こちらは棒状)を駆使して戦う。 ゼロルートでは、アイリスによる平和的解決の願いに悩んでこそいたものの最後まで自分の信念を押し通し、ゼロと戦い破壊された。 エックスルートでは2度戦うが、自らを遥かに凌駕するエックスの潜在能力を見抜けずに戦死した。 『X Dive』では2021年4月21日から実装。本編と同様の技、敵の位置まで高速移動と同時に敵を斬りかかる「フォースブレード」と壁や地形を無視する巨大な斬撃波を飛ばす「グランドクラッシュ」のアクティブスキルを持つ。また、自身が持つ武器のライトセイバーの名称「カーネリオン」も登場する。 アイリス(Iris) 声 - 水谷優子 / 遠藤綾(X DiVE) レプリフォースのオペレーターでカーネルの妹。首から下を除けばほぼ人間に近い。ボディのカラーは赤色を基調としている。 巨大イレギュラー(=イレギオン)に拉致されスカイラグーンに置き去りにされた所をゼロに助けられ、イレギュラーハンター司令部に保護されていた。次第にゼロに思いを馳せるようになるが、彼は最愛の兄と敵対しているため両者の間で思い悩んでいる。 平和を愛する優しい心の持ち主であるが、彼女もジェネラルやカーネルの理想である「レプリロイドだけの世界」に共感を抱きつつあった。兄がゼロに倒されたのを知った彼女は、絶望と悲しみに動かされて司令部を去り、レプリフォースの元(ファイナル・ウェポン)へ向かう。 ファイナル・ウェポンにてゼロへの謝罪の言葉と兄への想いを告げ、回収したカーネルのデータチップを用いて自らの封印を解き、紫色のライドアーマー状のアーマーを装備。自らの意思で好意を寄せていたゼロに復讐の対象として襲い掛かったが、最後はゼロの手によって倒され、彼に看取られる形で死を迎え、心を通じ合わせていたものの互いの想いがすれ違ったままで終わった。この経験はゼロの心に深い傷を負わせると同時に「自分は何のために戦っているのか」という疑問を強く投げかける事となる。 アイリス自体はゼロルートのみに登場し、エックスルートではスカイラグーン事件のイベントで台詞上でのみカーネルが「妹を助けに来た」旨の発言をする。本ソフト発売時に放映されたCMにおいて彼女の最期のシーン(およびゼロの絶叫)が使用されている。 次作『X5』でのゼロのエンディング時には、ゼロの暴走した記憶メモリーの中で一瞬だけ登場。この時ゼロは自身が彼女に手をかけた事への罪悪感を吐露している。 本作の前日談に当たる『ソウルイレイザー』ではオペレーター研修生時代の姿で登場し、同時にエックスと面識がある事が判明している。 コミックスでは上述のデータチップはシグマにより渡されている。無理やり力を与えられゼロと戦うこととなり破壊された。 『X DiVE』では、ダイヴフェス限定ガチャでのみ本編の姿で登場する他、季節限定ガチャでは「愛夏のアイリス」「スウィートアイリス」「三神子のアイリス」、『モンスターハンター』のコラボによるジンオウガを模したオリジナルの姿「ジンオウアイリス」も存在する。また、本編の姿から『ソウルイレイザー』のオペレーター姿のスキン変更が可能となる。 2021年4月28日からはダイヴフェス限定ガチャでのみ排出される「渾然たるアイリス」が登場。Xシリーズに登場しない『X DiVE』のオリジナルキャラクター。本編の姿の手元から赤いコアエネルギーを浴びて変身するモーションとなり、本編の姿と異なる容姿とカーネルのような威厳な性格となる。赤を基調としたカラーと軍服を纏い、赤いビームブレード状のレイピアを持つ。一時的に相手の攻撃を防ぎ、再度発動すると滅斬で範囲内の目標にダメージを与える「不滅乃構」と、本編のゼロのラーニング技「雷神撃」をアレンジした広範囲の「迅雷豪閃」のアクティブスキルを持つ。
※この「レプリフォース」の解説は、「ロックマンX4」の解説の一部です。
「レプリフォース」を含む「ロックマンX4」の記事については、「ロックマンX4」の概要を参照ください。
レプリフォース(Repliforce)(『ロックマンX2 ソウルイレイザー』、『ロックマンX4』、『ロックマンX5』)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:52 UTC 版)
「ロックマンXシリーズ」の記事における「レプリフォース(Repliforce)(『ロックマンX2 ソウルイレイザー』、『ロックマンX4』、『ロックマンX5』)」の解説
大規模な災害時に素早い対応を行なうべく設立された、レプリロイドのみで構成された軍隊。陸・海・空・宇宙の4つの軍を中心に様々な部隊を持ち、巨大な規模を誇る。イレギュラーハンターと足並みを揃えた世の治安維持に努めており、研修生を交換し合っていたりもした。また『ソウルイレイザー』では、アイリスが研修生としてハンターベースを訪れている。
※この「レプリフォース(Repliforce)(『ロックマンX2 ソウルイレイザー』、『ロックマンX4』、『ロックマンX5』)」の解説は、「ロックマンXシリーズ」の解説の一部です。
「レプリフォース(Repliforce)(『ロックマンX2 ソウルイレイザー』、『ロックマンX4』、『ロックマンX5』)」を含む「ロックマンXシリーズ」の記事については、「ロックマンXシリーズ」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からレプリフォースを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- レプリフォースのページへのリンク