ネオリーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:14 UTC 版)
ブルー ネオヒーローズ筆頭で、ブラストの息子。16歳。特殊な兵器を身に纏っている。父であるブラストを超えるつもりでヒーローになった。 怪人の姿になったアマイマスクを退治するために出動、彼を連れ去るサイタマを追跡しようとするもジェノスの妨害により失敗に終わった。この事から「ヒーロー協会は運営も所属するヒーローも腐敗しきっている」と判断し、ヒーロー協会と連携体制を組む事は考えられないと見切りをつけている。冷静沈着な人物で、結束力を高めるためにネオヒーローズのメンバーをまとめるなどをしていた。ブラストと同じく虹彩が歯車のような形をしている。 正義感は強く、仲間からの信頼も厚い。仲間が怪人によって倒された際には怒りを露にした。 ネオヒーローズのトップだけはあって実力は非常に高く、長時間激しい戦闘が行える程の体力に加えて、鬼レベルの強さを持つ怪人を「強い」と称すも苦もなく倒し、建物の屋上や外壁を駆使して移動が出来る他、単独で災害レベル竜の大型怪獣を辛勝するも、被害を最小限に抑え込む等、並のS級にも勝るとも劣らずで、その戦闘能力と身体能力はかなり高い。 デビュー戦では、自身が率いるチーム全員が怪人に倒されたり、他のネオリーダーが怪人に倒されたり、「鬼」レベルの怪人が予想よりも強いことを実感していたが、単独で「鬼」や「竜」レベルの怪人を倒した活躍をメディアで大きく報じられ、ネオヒーローズの期待と信用を世間に広める結果になった。 必殺技は、右腕から巨大な拳の様なエネルギー弾を放つ「フィストキャノン」。 アクセル 自警団「ハンターズ」のリーダー。男性。27歳。 ヒーロー協会上層部に戦闘実力・社会的評価共に申し分ないと評価されているが、本人はヒーロー協会に不信感を持っており「金と人材を集めておきながら大した成果を上げていない」「ヒーロー協会はもはや民衆のために動いていない」とヒーロー協会を批判している。 ヒーロー協会スカウト部のシズカに、ヒーロー協会からハンターズに対する医療や装備の支給の様々なサポートとアクセルのS級ヒーローの地位を確約(他の団員はC〜B級からスタート)するとスカウトされるが断り、シズカに「ヒーロー協会はもう長くないぞ、早いうちに転職先を探した方がいい」と告げ、水面下でネオヒーローズが何人かのS級ヒーローに声を掛けていることを教えた。 デビュー戦から、支給された武器とバトルスーツでネオハンターズと共に、彼らから1人の犠牲者も出さずに災害レベル鬼の怪人を倒す活躍を見せ、これを機会にネオヒーローズを信用する事になった。 無免ライダーのことを尊敬しており、同時に「弱い」という的を射てる。その彼が今後もヒーローを続けるならと彼専用のバトルスーツを提供した。 ライデン 超相撲の元・横綱。現役中にも何度かヒーロー協会にスカウトされていた。幼少期から大人相手の喧嘩や他のスポーツで一度も敗けた経験がなく、休暇中に路上で襲ってきた大型怪人を張り手で絶命させた逸話を持ち、超相撲デビュー後も700戦無敗で引退後はネオヒーローに転身した。 ヒーロー協会の男性スカウトマンに、新たなS級ヒーローとしてスカウトされたが「先約がある」と断った。その後は男性スカウトマンへ近々ネオヒーローズの旗揚げが発表されること、自身はその組織と契約済みということを告げた。 温厚な性格で、丁寧な口調で話す常識的な人物。 デビュー戦から大きな活躍を見せ、ヒーロー協会のヒーローも、彼の強さとチームを率いる人間性に憧れを抱く。巨重砲 相手の顔面に渾身の張り手を叩き込む必殺技。 リュウモン 400人の構成員を抱える暴力団「リュウモン組」の武闘派組長。マッコイ曰く、反社会的活動で利益を上げていたが、その暴力性を活かし社会貢献も兼ねてヒーロー活動に従事するとのこと。リュウモン組はネオヒーローズの監視下に置かれている。 デビュー戦から、部下を引き連れ怪人と対峙する。立場はネオヒーローズの重鎮なのだが、自分達の力を派手に誇示したり、ヒーロー協会のヒーローを見下す等、ヒーローとしてはあるまじき言動を取っている。 ゼイダッツ 複数の会社を経営する大資産家の男性。ネオヒーローズの設備や各人への給与に潤沢な予算が組まれている根拠はゼイダッツの存在が大きく、ネオヒーローズにもいち早く投資した。 デビュー戦では、2000億円を投じて作った自分だけのオリジナル兵器と補助パワーアームと追加装甲(フル充電で8時間連続活動可能)を身に纏い、自分1人の見せ場にしたいと言い(手伝いが欲しいときは通信することになっていた)、肉団子コネコネと1人で戦うも返り討ちに遭った。その後、デストロに何処かへ運ばれた。 その後はネオヒーローズの専属技師により、無事に復活した。 ウェビギャザ アイドル歌手の女性で、半年間の活動休止中に後述の人体実験に耐えて強化人間になった(ココウの分析によると身体改造率71%)。ネオヒーローズのCMに出演している。 10代からの支持率は圧倒的で、ライヴ会場では数千人の熱狂的なファンが暴徒化して怪我人が続出する社会問題にもなったことがあり、マッコイによると「ウェビギャザを悪く言う者にはファン達が黙っていない」とのこと。 今の時代がアイドルに求める最高の需要を突き詰めて考えた結果、強さが一番光を放つ表現と気付き、スパルタなスポーツジムに通ったり護身術やサバイバル訓練を受けていたがプロヒーロー試験に受かりそうにないと考えていた時に、事務所の関係者から超人を作る研究所(ネオヒーローズの関連団体)を紹介された。その後サイボーグ化・謎の新薬を大量投与・危険な脳手術による超能力覚醒実験などの人体実験の被験者になる契約書にサインすることで戦闘力を手に入れネオリーダーになった。その代わりにネオヒーローズの研究施設で定期的なメンテナンスをしないと長く生きられない身体になった。運動時は体温が70度近くまで上昇するため、いつも大量の水を飲んでいる。 歌って踊って戦えるヒーローアイドルとしてアマイマスク超えを目標に掲げており、彼の正体が怪人でアイドルを引退したことを知った時は涙を流しながら憤慨した。 デビュー戦から、大型怪人を倒し自身が率いるチームも大勢の怪人を倒すなど幸先の良い成果を出した。童帝と互に過去のことを打ち明けた。 必殺技は、敵の体にハート型の穴をあける「ウェイビーサンダー」。 インフェルシネイヴ 数年間で信者数を大きく伸ばした「異世界転生教」の教祖。インフェルシネイヴを崇拝する90万人の信奉者達がネオヒーローズを支持しており、マッコイは自分達の追い風になる世論工作を期待している。信徒によると神通力を使うとのこと。 デビュー戦では、怪人の攻撃がバトルスーツを貫通、胴体に大きな穴をあけられて倒れた。その後、エリミンに何処かへ運ばれた。 その後はネオヒーローズの専属技師により、無事に復活した。信仰者曰く「奇跡の自己転生」とのこと。 エー 特A級賞金首の殺し屋。戦闘技術は怪人退治にも有効で、常に監視下に置く条件を受け入れてネオヒーローズに参加した。 注文以上に殺しすぎることで悪評のある「快楽殺人鬼」として名が通っているが、本人は「ただの暇潰しのゲーム感覚である」と否定している。 デビュー戦から、バトルスーツを使って怪人を排除した後、駆け付けたヒーロー協会のヒーロー達が自身の存在に気付き拘束しようとするが、現在の自分の立場と「それ以上近づいてもいいですが、ヒーロー活動中の【事故】にお気をつけて」と彼らに警告した。 同じ賞金首がかかっているソニックを生け捕り(殺害)にしようとするが、自身が率いるチームが倒され、バトルスーツの補助があってもソニックに攻撃を当てることができず撤退する。
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