スーパーサイエンス‐ハイスクール【super science high school】
スーパーサイエンスハイスクール
主な取り組みとしては以下のとおりである。
(1)学習指導要領によらない教育課程の編成実施などにより、高等学校および中高一貫教育校における理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発
(2)大学や研究機関などと連携し、生徒が大学で授業を受講、大学の教員や研究者が学校で授業を行うなど、関係機関などとの連携方策の研究
(3)論理的思考力、創造性や独創性などを一層高めるための指導方法などの研究
(4)科学クラブなどの活動の充実
(5)トップクラスの研究者や技術者などとの交流、先端技術との出会い、全国のスーパーサイエンスハイスクールの生徒相互の交流など
なお、2005年度においては、指定期間の延長、国際化や高校・大学の連携を重視することが見直された。2007年度は、新規に31校を指定され、継続指定が70校(2005年度は、新規に22校が指定され、継続指定が60校(2002年度指定:14校、2003年度指定:26校、2004年度指定:20校、2005年度指定:22校、2006年度指定:31校)となり計101校になった。またSSH校への支援は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)が実施している。
スーパーサイエンスハイスクール
スーパーサイエンスハイスクール (SSH)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 05:44 UTC 版)
「千葉県立柏高等学校」の記事における「スーパーサイエンスハイスクール (SSH)」の解説
文部科学省指定のスーパーサイエンスハイスクールに選ばれている。千葉県内では他に芝浦工業大学柏中学高等学校と千葉市立千葉高等学校が選ばれている。 2004年度当初SSHの対象は当時の1年8組だけであったが、同組からの不満などもあり、2005年度からは全校生徒が対象となった。2011年度には2度目の指定を受けた。2015年度で終了。 第3期、2016年度~2020年度迄の指定を受けた。2021年に移行措置対象に(第四期申請中) 夏季休業中に理数科メインで海外の大学への派遣も行っているが、2020年度は新型コロナウイルスの影響で中止となった。
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スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 22:27 UTC 版)
「岩手県立水沢高等学校」の記事における「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の解説
特別講義 東北大学、岩手大学、岩手県立大学、岩手医科大学、北里大学などの大学、国や民間企業の研究者から最先端科学についての講義を受け、高校で学んでいる内容が将来どのような活用や発展をしていくのかを知ることによって、科学について一層の興味関心を高めさせ、学習意欲の向上をはかる。また進路意識の更なる向上と進路決定の一助とし、あわせて高等学校と大学や研究機関との連携を深めることを目的としている。 医学、薬学、看護、情報、工学、獣医学、農学、水産、環境学、数学、天文学の各分野の講師を招聘し、生徒達は興味のある分野の講義を選択して受講することができる。年3回(9月、11月、12月)行われる。 英語による講演会 外国人研究者の講演を通して最先端科学への興味・関心を高めさせ、生徒の視野を世界に広げさせる。また、英語学習の重要性を認識させ、今後の学習意欲の向上と進路意識の高揚を図ることを目的としている。 見学実習 高等学校では実験・実習できない科学先端技術の一端を、研究機関における見学や実験にふれ理解を深める。研究員との交流を通して研究機関との連携を深める機会とすることを目的としている。実習先は高エネルギー加速器研究機構(KEK)、筑波大学遺伝子実験センター、筑波大学理工学類。 テレビ会議システムを利用した双方向授業 国立天文台ハワイ観測所との連携により、ハワイのすばる望遠鏡の観測装置や太陽以外の星を回る惑星やその誕生に関する講義が行われている。 生徒の海外派遣 約10日間の日程で、20名程度がノースカロライナ理数高校(North Carolina School of Science and Mathematics)との交流を含めたアメリカでの研修が行われる。 スタンフォード大学教授の講演会、国立保健衛生科学研究所見学、デューク大学・ノースカロライナ大学・コロンビア大学での講義の受講、生徒のよる理数科課題研究のプレゼンテーション発表、テレビ会議システムを用いたカンザス州の高校と意見交換などが行われる。 また、ノースカロライナ理数高校(North Carolina School of Science and Mathematics)の生徒による水沢高校訪問も行われている。 岩手医科大学研修 医学部で細胞生化学、医用画像、先端生命科学、再生医療、内視鏡外科手術体験などの実習を行う。高校生の医療系研究機関での研修は全国初の試みである。 岩手大学での継続的実験 物理、化学、生物の分野に分かれて複数回実験する。 岩手大学・岩手県立大学訪問実習 スーパーサイエンスハイスクールの学校設定科目「科学特講I」の中で、第1学年全員を対象に実習を実施する。
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スーパーサイエンスハイスクール (SSH)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 19:39 UTC 版)
「豊島岡女子学園中学校・高等学校」の記事における「スーパーサイエンスハイスクール (SSH)」の解説
2018年度から2022年度までの5年間、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール (SSH)(開発型)に指定されている。研究開発課題は「科学的思考力で人類が抱える問題解決に貢献できる女性の育成」で、教科の枠を超えた課題を探究するAcademic Dayやモノづくりプロジェクト、グローバルな視点を育む海外研修や模擬国連活動などを行っている。
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スーパー・サイエンス・ハイスクール (SSH)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/19 03:15 UTC 版)
「東京都立戸山高等学校」の記事における「スーパー・サイエンス・ハイスクール (SSH)」の解説
2004年度に都立高校として初のSSH指定(期間3年間)を受け、2007年度に再指定(期間5年間)、2012年度から2年間の経過措置期間を経て2014年度から3期目の指定(期間5年間)、2019年度から4期目(期間5年間)を受けている。第4期のテーマは「世界を舞台にSDGsを実現に導くグローバルサイエンスリーダーの育成」である。 1・2年次にSSI・II数学・物理・化学・生物・地学・情報を受講できる(文科省の特別措置により、それぞれ情報・芸術・知の探究の時間などの振り替え扱いとなる)。その成果は戸山祭や学校説明会の際の発表や掲示によって見ることができる。また、例年SSH全国大会や東京都SSH指定校発表会、関東近県SSH指定校合同発表会に参加し、他校の様々な研究に触れることによって、さらなる研究発表の向上に努めている。2012年度からは、都立高校としては初の試みである専門家や他校を招いてのSSH生徒研究成果合同発表会 (TSS) が同校にて行われている。 その他に、1年次にはクロスカリキュラムという地歴科(地理)、家庭科、理科(化学)の連携による学習が総合の時間に取り入れられていたり、地学基礎の授業の一環として城ヶ島にてフィールドワークを行ったりと、SSH受講生以外への理数系教育の充実化も図っている。 また、夏休みにはオーストラリア研修、冬休みには、アメリカサイエンス研修がある。(1年生) 1・2年生のSSH受講者は特定のクラスに集められている(2クラス)。これは現在のSSH指定校では戸山高校だけに見られるシステムである。また、3年次にはSSIIIをSSI・IIを受講していたものに限り自由選択することができるが、例年ほとんどいない。隣接する早稲田大学をはじめとする複数の大学との連携実習が行われている。SSH講演会では東京大学大学院の教授をはじめ、様々な理系の教授を招いており、年に数回保護者の参加も可能な講演会を開いている。 2006年8月のSSH全国大会でポスターセッション賞受賞、2008年日本地球惑星科学連合大会で最優秀賞受賞。2013年8月のSSH生徒研究発表会(全国大会)でもポスター発表賞受賞。2015年7月全国高等学校総合文化祭自然科学部門で文化連盟賞受賞。同年8月に開催されたSSH全国大会ではSSIII物理コースが学校代表として出場し最優秀賞の科学技術振興機構理事長賞を受賞。
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