東京都立多摩科学技術高等学校
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| 東京都立多摩科学技術高等学校 | |
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| 北緯35度42分0.38秒 東経139度30分3.28秒 / 北緯35.7001056度 東経139.5009111度座標: 北緯35度42分0.38秒 東経139度30分3.28秒 / 北緯35.7001056度 東経139.5009111度 | |
| 国公私立の別 | 公立学校 | 
| 設置者 |   | 
    
| 設立年月日 | 2009年10月 | 
| 共学・別学 | 男女共学 | 
| 課程 | 全日制課程 | 
| 単位制・学年制 | 学年制 | 
| 設置学科 | 科学技術科 | 
| 学科内専門コース |  バイオテクノロジー(BT領域) エコテクノロジー(ET領域) インフォメーションテクノロジー(IT領域) ナノテクノロジー(NT領域)  | 
    
| 学期 | 3学期制 | 
| 学校コード | D113299909177 | 
| 高校コード | 13350H | 
| 所在地 | 〒184-8581 | 
| 外部リンク | 公式サイト | 
東京都立多摩科学技術高等学校(とうきょうとりつ たまかがくぎじゅつこうとうがっこう、英: Tokyo Metropolitan Tama High School of Science and Technology)は、東京都小金井市本町にある東京都立高等学校。
略称は、東京都立科学技術高等学校や東京工業大学附属科学技術高等学校、科学技術学園高等学校と区別するため「多摩科技」「TKG」と呼ばれる。
スーパーサイエンスハイスクール (SSH)指定校(科学技術人材育成重点枠)、英語教育推進校、進学指導推進校。
概要
多摩地域の中核となる理系進学校を目指して、小金井工業高等学校(現:夜間定時制)内に2010年(平成22年)に開校。初代校長には日産自動車から招いた役山孝志が就任。1学年6クラスで1クラスは35人の少人数制である。2012年(平成24年)スーパーサイエンスハイスクール (SSH) に指定された。
1年次より「工業技術基礎」「科学技術と人間」といった独自科目があり、3年には卒業研究を実施する。カリキュラムは難関大学受験を重視したもので、国公立大学進学にも力を入れる。年18回の土曜授業を行っており、土曜日や長期休業中には、進学対策補習なども行っている。設備、施設に関しては科学技術科ならではの装置が非常に充実しており、主な物としてコンピュータはiMac24台を含む生徒用機約220台、電子顕微鏡、電子線描画装置、カーボンナノチューブ製造装置、3Dプリンタ、クリーンベンチ、ドラフトチャンバー、オートクレーブ、DNAシーケンサ、ロータリーエバポレーター、ソックスレー抽出器、高速液体クロマトグラフ装置 (HPLC)、イオンクロマトグラフ装置 (IC)、フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR)、紫外可視分光光度計 (UV-VIS) および近赤紫外可視分光光度計( NIR-UV-VIS)、ガスクロマトグラフ装置 (GC) およびガスクロマトグラフ質量分析計 (GC-MS)、X線回折装置、原子吸光分析装置、蛍光X線分析装置、誘導結合プラズマ発光分光分析装置等が挙げられる。
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- 科学技術基礎・情報技術基礎
 
 
1年次で先端技術4領域と呼ばれる、BT(バイオテクノロジー)/ET(エコテクノロジー)/IT(インフォメーションテクノロジー)/NT(ナノテクノロジー)の実習を行い、2年次に進級する際に4領域から選択して専門的な研究を進めていく。
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- 課題研究(2年次)・卒業研究(3年次)
 
- BT(バイオテクノロジー)
 - ET(エコテクノロジー)
 - IT(インフォメーションテクノロジー)
 - NT(ナノテクノロジー)
 
 
沿革
年表
- 2008年(平成20年)4月1日 - 開設準備室を、東京都立小金井工業高等学校内に設置。当時の仮称は「東京都立小金井地区科学技術高等学校」[1]。
 - 2009年(平成21年)10月2日 - 東京都立多摩科学技術高等学校が設置される[1]。
 - 2010年(平成22年)4月 - 第1回入学式が挙行され[1]、開校。
 - 2011年(平成23年)9月 - 新校舎へ移転[1]。
 - 2012年(平成24年)4月 - スーパーサイエンスハイスクールに指定される。(指定期間は5年間)
 - 2017年(平成29年)4月 - スーパーサイエンスハイスクール(2期目)に指定される。(指定期間は5年間)
 - 2018年(平成30年)4月 - 進学指導推進校に指定される。(指定期間は5年間)
 - 2022年(令和4年)4月 - スーパーサイエンスハイスクール(3期目)に指定される。(指定期間は5年間)
 
学校教育目標
- 科学技術への好奇心と探究心を育て、創造力を伸ばす
 - 進学実現に必要な学力を確実に育てる
 - 柔軟な発想力と論理的な課題解決力を育てる
 - 社会人としての責任感と豊かな人間性を育てる
 - 自らの可能性に気づかせ、未来をひらく志を育てる
 
育てたい生徒像
- 先端科学技術のみならず広く自然科学への知的好奇心・探求心・学ぶ意欲に富む生徒
 - 将来の科学技術分野を担うスペシャリストを目指す、志あふれる生徒
 - 地球環境問題、技術者の倫理観など、現代社会における科学技術と人間のかかわりを学ぶ中で、幅広い教養と豊かな人間性を有する生徒
 
生活指導方針
豊かな人間性を併せ持つ人になってほしいと考え、次のことに力を入れている。
- 基本的生活習慣や規範意識の定着
 - 遅刻、頭髪、化粧、服装指導の徹底(染髪・パーマ等禁止)
 - 自他ともに思いやる態度・姿勢を育成
 - 全教員の共通認識に基づく一貫した指導
 - いじめ防止基本方針
 
部活動
(出典:[2])
- 運動系
 
- 水泳部
 - バレーボール部
 - 硬式テニス部
 - サッカー部
 - 卓球部
 - 剣道部
 - バドミントン部
 - 陸上部
 - バスケットボール部
 
- 文化系
 
- 科学研究部 
    
- 生物班
 - 化学物理班
 - 生活科学班
 - 数学班
 
 - 写真部
 - 美術・イラスト部
 - パソコン部
 - 天文部
 - ボランティア部
 - 吹奏楽部
 - 軽音楽部
 - ロボット研究部
 - 無線工作部
 
教育方針
- 育てたい生徒像 
    
- 先端科学技術のみならず広く自然科学への知的好奇心・探究心・学ぶ意欲に富む生徒
 - 将来の科学技術分野を担うスペシャリストを目指す、志あふれる生徒
 - 地球環境問題、技術者の倫理観など、現代社会における科学技術と人間のかかわりを学ぶ中で、幅広い教養と豊かな人間性を有する生徒
 
 - 教育目標 
    
- 科学技術への好奇心と探究心を育て、創造力を伸ばす
 - 進学実現に必要な学力を確実に育てる
 - 柔軟な発想力と論理的な課題解決力を育てる
 - 社会人としての責任感と豊かな人間性を育てる
 - 自らの可能性に気づかせ、未来をひらく志を育てる
 
 
学校行事
- 遠足
 - 体育祭
 - 科学技術アドバイザー
 - 科学の祭典(1年生)
 - 多摩未来祭(文化祭)
 - 卒業研究発表会(3年生)
 - 芸術鑑賞教室
 - 修学旅行(2年生)
 - サイエンスワークショップ
 - 課題研究発表会(2年生)
 - 科学技術特別講演
 
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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