キャンシード公国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 03:48 UTC 版)
「イドラ ファンタシースターサーガ」の記事における「キャンシード公国」の解説
ヴァンドール北部に存在する軍事国家。首都はプレセペ。ダークファルス・テアトルを倒し、ローザリンデがレオリア帝国の皇帝に即位した祝祭が開催される際に使節を送りこむ。
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ロッキンガム 声 - KENN 北方の軍事国家キャンシード公国の太子にして軍の総司令官。キャンサー【巨蟹】のゾディアート。キャンシード公国の地に眠るダークファルス・ケイブを目覚めを目論む。 大公の弟であるという身分を快く思わない勢力により士官学校に入れられており、在籍中に度々命を狙われるもこれを生き延びる。腐敗した高官を廃するために士官学校の卒業式に一斉蜂起して軍部を掌握した。その後は士官学校時代の仲間を要職に就け大公アイリーンをダークファルスから解放するための準備に奔走する。 終盤では星輝士たちと和解を果たし、誇り高きゾディアートとして部下を率いて参戦。ダークファルス・ケイブの機体まで乗り込むが、ビクトリアとの戦いで負傷。決着は星輝士たちに託した。 アイリーン 声 - Lynn キャンシード公国大公。ロッキンガムの実姉。ダークファルス・ケイブと生命を共有しており玉座から動くことが出来ない。 ランブリッジ 声 - 伊東健人 キャンシード公国参謀総長。ロッキンガムの士官学校時代の先輩で優れた能力を持つ。 普段はロッキンガムに対して敬語で話すが、士官学校の先輩や友人として話す際はロックと呼び砕けた口調になる。 リンジー 声 - 福原綾香 デモニックの女性。キャンシード公国軍少佐。カプリコーン【磨羯】のゾディアート。ジゼルを激しく憎んでおり、ジゼルを殺すことを第一の目的としている。かつてのジゼルとの戦闘訓練で左角が欠けている。 聖地エアロにてジゼルを追い詰めるが突如軌道エレベーターが落下、ジゼルの能力によって一命はとりとめたものの捕虜の身となってしまう。その後ルルテミアを狙いに来たファーリィ達と合流しキャンシードに帰還するが、議会派のスパイであったファーリィの裏切りにより行方不明となってしまう。 幼少期はジゼルと同じキャンシードの実験施設「エデン」に収容された友人同士だった。だが怪我で施設を離れている隙に何者かに仲間を皆殺しにされてしまう。それ以降、犯人と思しきジゼルを憎むようになるが、EP2第7章にてエデンの事件の真相を知りジゼルと和解する。 その後、真犯人であるファーリィを庇って命を落としてしまう。しかしその亡骸はファーリィによって回収され、ダークファルス・ケイブが倒された後でジゼルに引き渡され「フェニックスの力」によって息を吹き返す。命を救われたことで改めてジゼルに感謝を示した。 ファーリィには手ひどい裏切りを受けたものの完全に憎むことはできず、副官として戻ってくれることを望んでいた。 メルヴィ 声 - 黒木ほの香 キャンシード公国軍中佐。ロッキンガムの側近。士官学校時代にロッキンガムに心酔し以降腹心として仕えている。 本来の勢力はロウだったがロッキンガムを守る力を得るためにカオスへと転向した。 庶民の家の出だったが士官学校の前に通っていた学校の教師の推薦で貴族が通う士官学校に入学することが出来た。しかし天塔作戦前の軍内部の不穏分子の捜査で反乱の黒幕としてその教師と再会、これを捕縛することとなる。 クルーラ / クルーラα 声 - 富田美憂 キャンシード公国の研究開発部門代表。異端の【双児】のゾディアートでもある。ロッキンガムによる蜂起以降、公国が用いる新兵器の多くを彼女が作製している。宇宙に漂流していた宇宙戦艦アヴァロンを動かせるようにしたのも彼女である。 見た目は幼いがメルヴィとは士官学校の同期であり同い年。 他人を実験材料としか見ないマッドサイエンティスト的で横暴な性格だが求められた製品水準は必ず満たすだけの技術を持っており、そのためならば他者からの指摘に対して素直にではないが受け入れる度量も持つ。知識と技術に対しては年齢や身分は関係なく真に優れたものだけが称賛されるべきだという理念を持ち、自身の立場に忖度して本来と異なる評価を付けられることを嫌う。クルーラβ 【双児】の特性によるクルーラの別人格。αが女性の人格であるのに対しβは男性の人格をしている。幼い無邪気な性格でαよりも女の子っぽいと評される。 クソバカくん クルーラの護衛を務める一般兵。クルーラの横暴さにすぐに逃げ出していた前任までの護衛とは異なり、彼女に言われたことに素直に従い彼女が満足する成果を上げていることから気に入られた。クルーラの試作した銃の分解に手間取ったため「クソクソバカ」と呼ばれたが、実際に戦場で銃を扱う一般兵が整備に必須である分解に手間取ったという事実が改良へのヒントに、そして軍の正式銃への採用へと繋がったことで「クソバカ」に昇格した。 ファーリィ 声 - 上田麗奈 キャンシード公国軍中尉。リンジーの副官。料理に並々ならぬ思い入れがありキャンシード軍の粗末な食事に憤る面もある。 その正体は、親に捨てられ非合法な手段で生き延びていたところを暗殺ギルドに拾われた殺し屋。「ファーリィ」という名も任務で用いる数ある偽名の一つで本名は不明。「ファーリィ」の口調も仮のもの。 エデンの存在を危ぶんだ旧軍部の人間から依頼されたギルドの任務でエデンに潜入し、ジゼルやリンジーの仲間だった天使候補生を皆殺しにした張本人。その際に不死身のジゼルと治療で不在だったリンジーの暗殺に失敗したことで拷問を受けている。 未達成に終わった任務を完遂するため暗殺の機会を窺っていたが、ジゼルもリンジーも暗殺者では手の届かない立場の人間になってしまったため議会派の力を借りて軍に入隊しリンジーの部下となった。 しかしそのリンジーに身を挺して庇われ命を救われるという有様になってしまう。リンジーの遺体を回収すると主人公たちがダークファルス・ケイブを倒した後、ジゼルに渡して「フェニックスの力」で再生させてほしいと願い出る。ジゼルには副官として戻ってきてほしいと頼まれたが、それではこれまで奪った命に言い訳ができないとして殺し屋としての道を歩む決意を述べる。それはこれまでの責任を取るという意味であり、血塗られた宿命に終わりを迎えさせるという意味だった。最期に「少佐に仕えられて幸せだった」と「ファーリィ」として微笑を見せ、大気圏へと身を投じ炎の中へと消えていった。 ビクトリア 声 - 種崎敦美 キャンシード公国の議長。キャンサー【巨蟹】のゾディアート。議会派を束ね軍部へ反旗を翻す機会を窺っている。 王家の血を引いているが祖先が異端のゾディアートであったため王族から外され迫害される身となった。そのためゾディアートであることは隠して生きている。人の姿と機械のボディを持つ「半機半人」の存在で、自身の「計算」に絶対の自信を持つ。 EP2終盤ではついに反旗を翻し、ロッキンガムたちを出し抜く。最終章ではジゼルの命を用いて機神ダークファルス・ケイブを完全復活させ自ら操縦者となる。そして本作の真の最終ボスとして主人公たちと一戦交えることに。その歪んだ精神はダークファルスにふさわしい者であり、自ら【洞窟】としてヴァンドールを導く『神』になろうとする。 最終決戦では主人公たちに対して「一介のイドラが機神に勝てるわけがない」と勝ち誇るも死闘の末にケイブを破壊される。だが操縦席のある頭部は健在であり、崩壊する機体から分離。マチルダに勝利を約束し、星輝士たちに最後の戦いを挑む。それでもビクトリアの「計算」を超えた「絆」を持つ主人公たちには及ばず今度こそ敗北。最期は星輝士たちの勝利を讃え、そしてマチルダに詫びながら崩壊するケイブの頭部の中で運命を共にした。 冷酷な振る舞いを見せながらもマチルダに対しては友愛の情を抱いていた。 マチルダ 声 - 石上静香 ビクトリアの護衛を務めるライカンの女性。自身を見出してくれたビクトリアに忠誠を誓っている。ビクトリアがダークファルス・ケイブを利用して反旗を翻した際も忠義に従って主人公たちと敵対。ビクトリアが敗れても忠義を貫き、共に消滅した。 クロムウォール 声 - 不明 議会派に属する男性型の機械。全身を大仰な機械式の鎧で覆っており、僅かに見える口の付近が生身に近い見た目をしているため一見普通の人間であるかのように見えるが、首を落とされても問題なく稼働できるれっきとした機械である。
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