コカインとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 薬学 > カイン >  コカインの意味・解説 

コカイン【cocaine】

読み方:こかいん

コカからとるアルカロイド無色結晶局所麻酔薬として使用連用する中毒起こすので、麻薬指定されている。


(+)‐コカイン

分子式C17H21NO4
その他の名称(+)-コカイン、(+)-Cocaine、(+)-アロプソイドコカイン、(S)-アロプソイドコカイン、(+)-Allopseudococaine、(S)-Allopseudococaine、[1S,5R,(+)]-3β-(Benzoyloxy)-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2β-carboxylic acid methyl ester、(1S,1α,5α)-3β-Benzoyloxy-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2β-carboxylic acid methyl ester
体系名:(1S,1α,5α)-3β-ベンゾイルオキシ-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2β-カルボン酸メチル、[1S,5R,(+)]-3β-(ベンゾイルオキシ)-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2β-カルボン酸メチル


コカイン

分子式C17H21NO4
その他の名称l-コカイン、(-)-コカイン、ベンゾイルメチルエクゴニン、l-Cocaine、(-)-Cocaine、Benzoylmethylecgonine、コカイン、Cocaine、[1R,2S,3S,(-)]-3-(Benzoyloxy)-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2-carboxylic acid methyl、(1R,2R,3S,5S)-3-(Benzoyloxy)-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2-carboxylic acid methyl ester、[1R,5S,(-)]-3β-Benzoyloxy-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2β-carboxylic acid methyl ester、[1R,2R,3S,5S,(-)]-3-(Benzoyloxy)-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2-carboxylic acid methyl ester、[1R,5S,(-)]-3β-(Benzoyloxy)tropane-2β-carboxylic acid methyl ester、(1R,2R,3S,5S)-3β-(Benzoyloxy)-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2β-carboxylic acid methyl ester(R)-Cocaine、(R)-コカイン、(1R,2R,3S,5S)-3-Benzoyloxy-8-methyl-8-azabicyclo[3.2.1]octane-2-carboxylic acid methyl ester
体系名:(1R,5S)-3β-(ベンゾイルオキシ)-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2β-カルボン酸メチル、(1R,5S)-3β-ベンゾイルオキシ-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2β-カルボン酸メチル、[1R,5S,(-)]-3β-ベンゾイルオキシ-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2β-カルボン酸メチル、[1R,2R,3S,5S,(-)]-3-(ベンゾイルオキシ)-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボン酸メチル、[1R,5S,(-)]-3β-(ベンゾイルオキシ)トロパン-2β-カルボン酸メチル、(1R,2R,3S,5S)-3β-(ベンゾイルオキシ)-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2β-カルボン酸メチル、(1R,2R,3S,5S)-3-(ベンゾイルオキシ)-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボン酸メチル、(1R,2R,3S,5S)-3-ベンゾイルオキシ-8-メチル-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボン酸メチル


コカイン

薬物コカイン
英名cocaine
化合物名or商品名
分子式C17H21NO4
分子データ
用途局所麻酔薬(多幸感覚醒作用)
副作用耽溺性,習慣性による中毒など
胎,授乳児への影響安全度
備考コカノキ科コカから得られる
融点98
沸点187188
LD50(マウス)/mg kg-1
LD50(その他)/mg kg-117.5(ラット静注)
» 「動く分子事典」の分子モデル表示の特性について、「生活環境化学の部屋」より補足説明をいただいております。

コカイン

同義/類義語:コカアルカロイド
英訳・(英)同義/類義語:cocaine, coca alkaloid

固化のはから抽出される一群環状構造アルカロイドで、局所麻酔作用を持つが中枢神経系興奮麻痺させる麻薬でもある。

コカイン

Cocaine

【概要】 別名はクラック麻薬一種で、燃やして煙を吸入する最初は陽気になり、元気に満ちあふれた気分になり、頭脳明晰自我意識が高まる。それを過ぎると逆に不穏、不安、妄想、手の震えが起こる。 

【URL】http://www.dapc.or.jp/data/index.htm

《参照》 薬物乱用麻薬中毒静脈注射薬常用者ヘロインメタドン・クリニック


コカイン

作者テッフィ

収載図書テッフィ短編集
出版社津軽書房
刊行年月2006.9


コカイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 03:34 UTC 版)

コカイン英語: cocaine)は、コカの木に含まれるアルカロイドで、局所麻酔薬として用いられ、また精神刺激薬にも分類される。無色無臭の柱状結晶。


  1. ^ a b コカイン塩酸塩「タケダ」原末”. www.info.pmda.go.jp. 2023年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月23日閲覧。
  2. ^ a b コカイン塩酸塩「タケダ」原末の販売中止について”. www.takedamed.com. 武田薬品工業. 2023年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e アメリカ精神医学会 2004, §コカイン関連障害.
  4. ^ Dwyer, Christopher; Sowerby, Leigh; Rotenberg, Brian W. (2016-08). “Is cocaine a safe topical agent for use during endoscopic sinus surgery?: Cocaine and Endoscopic Sinus Surgery” (英語). The Laryngoscope 126 (8): 1721–1723. doi:10.1002/lary.25836. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/lary.25836. 
  5. ^ David Nutt (2010年3月17日). “Mephedrone: the class D solution”. the guardian. http://www.theguardian.com/commentisfree/2010/mar/17/mephedrone-class-d-solution-criminalise 2014年7月25日閲覧。 
  6. ^ a b Nutt D, King LA, Saulsbury W, Blakemore C (March 2007). “Development of a rational scale to assess the harm of drugs of potential misuse”. Lancet 369 (9566): 1047–53. doi:10.1016/S0140-6736(07)60464-4. PMID 17382831. https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0140-6736(07)60464-4. 
  7. ^ a b アメリカ精神医学会 2004, §物質誘発性精神病性障害.
  8. ^ Williams gynecology. Hoffman, Barbara L.,, Schorge, John O.,, Bradshaw, Karen D.,, Halvorson, Lisa M.,, Schaffer, Joseph I.,, Corton, Marlene M., (Third edition ed.). New York. ISBN 9780071849081. OCLC 921240473. https://www.worldcat.org/oclc/921240473 
  9. ^ 第2版,世界大百科事典内言及, 世界大百科事典. “催奇形性物質(さいきけいせいぶっしつ)とは - コトバンク”. コトバンク. 2018年9月29日閲覧。
  10. ^ Williams obstetrics. Williams, J. Whitridge (John Whitridge), 1866-1931., Cunningham, F. Gary,, Leveno, Kenneth J.,, Bloom, Steven L.,, Spong, Catherine Y.,, Dashe, Jodi S., (25th edition ed.). New York. ISBN 9781259644320. OCLC 958829269. https://www.worldcat.org/oclc/958829269 
  11. ^ a b c d トレヴァー・ノートン『世にも奇妙な人体実験の歴史』赤根洋子訳 文藝春秋 2012 ISBN 9784163754406 pp.45-47.
  12. ^ Robert Christison (1876-04-29). “Observations On The Effects Of Cuca, Or Coca, The Leaves Of Erythroxylon Coca” (English). The British Medical Journal 1 (800): 527-531. doi:10.1136/bmj.1.800.527. PMID 20748194. https://www.jstor.org/stable/25237014. 
  13. ^ a b Hale, Grace Elizabeth. "When Jim Crow Drank Coke." New York Times 28 (2013): 89-91.
  14. ^ Coca-Cola — Our Brands”. 2007年2月11日閲覧。
  15. ^ 動画:コロンビア史上最大、コカイン12トン押収 410億円相当 AFP (2017年11月9日) 2017年12月9日閲覧
  16. ^ コーラからコカイン レッドブル、販売禁止も 共同通信47NEWS、2009年5月31日。
  17. ^ コカイン中毒死が急増:原因は合成オピオイド「フェンタニル」の混入」『BuzzFeed』。2018年9月29日閲覧。
  18. ^ Abuse, National Institute on Drug (2018年8月9日). “Overdose Death Rates” (英語). https://www.drugabuse.gov/related-topics/trends-statistics/overdose-death-rates 2018年9月29日閲覧。 
  19. ^ “Fentanyl and cocaine drug deaths rise” (英語). BBC News. (2018年8月6日). https://www.bbc.com/news/uk-45083167 2018年9月29日閲覧。 


「コカイン」の続きの解説一覧

コカイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 03:31 UTC 版)

精神刺激薬精神病」の記事における「コカイン」の解説

コカインは、一時的な精神病誘発する似たような潜在性有し、コカイン乱用者の半数以上が、ある時点においていくらか精神病症状報告する典型的な苦痛症状には、後をつけられているという被害妄想や、薬物使用妄想的な信念後押しされ幻覚伴って監視されていると感じることが挙げられる蟻走感英語版)(コカイン・バグ)を伴う寄生虫妄想症また、かなり一般的な症状である。 コカイン誘発性精神病は、その薬物精神病的な作用感作を示す。その意味は、繰り返される断続的な使用によって、精神病はより重篤となるということである。

※この「コカイン」の解説は、「精神刺激薬精神病」の解説の一部です。
「コカイン」を含む「精神刺激薬精神病」の記事については、「精神刺激薬精神病」の概要を参照ください。


コカイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:15 UTC 版)

違法薬物取引」の記事における「コカイン」の解説

コカインは、多く麻薬売人製造業者の間で非常に著名な薬物である。コカイン・ブラックマーケットの流通業界は、850ドル上の価値があるといわれ、激し競争が行われ、大量に生産されてきた。2009年には約110キログラムのコカインが作られ世界中で1700万人消費した考えられている。この麻薬大量取引可能にしたのは、シナロア・カルテル経営していた悪名高い麻薬王ホアキン・"エル・チャポ"・グスマンであると考えられている。

※この「コカイン」の解説は、「違法薬物取引」の解説の一部です。
「コカイン」を含む「違法薬物取引」の記事については、「違法薬物取引」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「 コカイン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「 コカイン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



 コカインと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「 コカイン」の関連用語

 コカインのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



 コカインのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
生活環境化学の部屋生活環境化学の部屋
Copyright © 2024 Home Page for Learning Environmental Chemistry, All rights reserved.
Jmol is a free, open-source software licensed under the GNU Lesser General Public License
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
中四国エイズセンター中四国エイズセンター
Copyright (C) 2024, Chugoku-Shikoku Regional AIDS Center
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコカイン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの精神刺激薬精神病 (改訂履歴)、違法薬物取引 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS