ポーション ポーションの概要

ポーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 08:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
The Love Potion
イーヴリン・ド・モーガン作 1903年

伝説上、ドラゴン, 妖精, 魔法使いや妖術師、魔女は様々なポーションを調合し、治癒する、魔法をかける、あるいは毒を与えるために用いた。また錬金術においても、不老不死の妙薬を目指してさまざまな種類のポーションが創られていた。

語源

potion英語(発音は /poʊʃən/ ポウション)またはフランス語/posjɔ̃/ ポション)で、ラテン語の「飲む (potio/poto)」に由来する。

さまざまなポーション

かつて、一部の国では、病気や痛みなどを治癒するとうそぶいてポーションを売り歩く偽医者も普通に見ることができた。これらのポーションは偽薬であった。

ポーションは文学作品内で幾度も利用されている。「ハリー・ポッター」ではポーションを調合する「魔法薬の授業」は主要な学科のひとつである。

恋の秘薬(媚薬)は「ラブ・ポーション」といい、フィルター (philtre, philter) というポーションは、服用者がこの薬を渡した人に対し恋に落ちるようにする力があると言われている。 リヒャルト・ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」で悲劇的に描かれた媚薬はリーベストランク (Liebestrank) である。

魔法薬としてのポーションは、ロールプレイングゲームコンピューターゲームを中心に様々なゲームにも登場する。体力回復をはじめ、何らかの魔法効果を持つ回復アイテムとしての登場が多い。ファイナルファンタジーマインクラフトに登場するものが有名。

関連項目

  • エーテル - 天界の物質と考えられた。
  • エリクサー (エリクシール)- 似た効果を持つとされる錬金術上の秘薬
  • クアックサルバー - オランダ語で薬売りの意。有効性が明らかにされてない薬を宣伝して販売していたことから、インチキ薬売りという意味も持つ。



「ポーション」の続きの解説一覧




ポーションと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポーション」の関連用語

ポーションのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポーションのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのポーション (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS