オールカマーとは? わかりやすく解説

オールカマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 04:02 UTC 版)

オールカマーは競馬の競走。


産経賞オールカマー
第68回オールカマー(2022年9月25日)
優勝馬:ジェラルディーナ
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中山競馬場
創設 1955年10月16日
2023年の情報
距離 芝2200m
格付け GII
賞金 1着賞金6700万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(指定)
負担重量 別定
出典 [1][2][3]
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オールカマーは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。競馬番組表での名称は「産経賞オールカマー(さんけいしょうオールカマー)」と表記される[1]

寄贈賞を提供する産業経済新聞社は、東京大阪に発行本社を置く新聞社[4]。産経新聞社では、本レースは一般紙『産経新聞』の寄贈賞であると認識しており、東京本社が所管している。

正賞は産経新聞社賞[1][2]

概要

1955年昭和30年)に創設。出走馬に広く門戸を開けたレース、「すべての挑戦者」という意味で名付けられた[5]

当初は4歳(現3歳)以上の馬によるハンデ戦で中山競馬場の芝2000mで行われたが、負担重量は1981年から1985年までと1995年以降が別定、1986年から1994年は馬齢に変わっている[5]。距離は1984年より芝2200mで定着した[5]

1973年から1985年まで、2年に1回行われていた特別競走地方競馬招待』に代わって、1986年(昭和61年)から1994年平成6年)までは「地方競馬招待競走」として行われ[5]、当時の中央競馬では数少ない地方競馬所属馬も出走可能な競走だった。この制度はダートグレード競走および指定競走指定交流競走の制度確立に伴い、そちらに道を譲って廃止された[注 1]

外国産馬は1978年から、外国馬は1995年からそれぞれ出走可能になった[5]

天皇賞(秋)のステップレースとして定着しており、2014年(平成26年)より本競走の1着馬には天皇賞(秋)の優先出走権が付与される[5][4]

競走条件

以下の内容は、2023年現在[1][2][6][7]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬(未出走馬及び未勝利馬は除く)
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 3歳54kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減
    • 2022年9月24日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • 2022年9月23日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金

2023年の1着賞金は6700万円で、以下2着2700万円、3着1700万円、4着1000万円、5着670万円[1][2]

歴史

  • 1955年 - 4歳以上の馬による重賞競走「産経賞オールカマー」として創設、中山競馬場・芝2000mで施行[5]
  • 1963年 - 名称を「サンケイ賞オールカマー」に変更[3]
  • 1978年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[3]
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 2]に格付け[5]
  • 1989年 - 名称を「産経賞オールカマー」に戻す。
  • 1986年 - 地方競馬招待競走に変更、地方競馬所属馬が出走可能になる[3]
  • 1994年 - 「JRA創立40周年記念」の副称をつけて施行[3]
  • 1995年
    • GII[注 2]に格上げ[5]
    • 指定交流競走に変更し招待制度を廃止。また地方競馬所属馬の出走枠が2頭までになる[3]。これにより同競走には地方競馬所属馬の出走がない場合も多くなり、見た目には他のJRAの重賞とほぼ変わりがなくなっている。
    • 国際競走に変更、外国調教馬が5頭まで出走可能になる[3]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走条件を「3歳以上」に変更。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[3]
  • 2014年 - この年から1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権を付与[5]
  • 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[8]
  • 2025年 - 出走可能頭数を18頭に拡大。

歴代優勝馬

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1955年10月16日 中山 2000m メイヂヒカリ 牡3 JRA 2:04.0 蛯名武五郎 藤本冨良 新田新作
第2回 1956年11月11日 中山 2000m トヨタニ 牡4 JRA 2:10.4 高橋英夫 鈴木信太郎 中村勝五郎
第3回 1957年10月20日 中山 2000m キタノオー 牡4 JRA 2:04.4 勝尾竹男 久保田金造 田中留治
第4回 1958年10月19日 中山 2000m マサタカラ 牡4 JRA 2:07.0 保田隆芳 古賀嘉蔵 西博
第5回 1959年10月18日 中山 2000m ウネビヒカリ 牡3 JRA 2:06.0 野平祐二 野平省三 山之内喜代子
第6回 1960年10月16日 中山 2000m ヤシマフアースト 牡4 JRA 2:02.5 保田隆芳 尾形藤吉 小林庄平
第7回 1961年10月15日 中山 2000m アズマテンラン 牡3 JRA 2:02.7 野平好男 二本柳俊夫 堀平四郎
第8回 1962年10月14日 中山 2000m リユウムサシ 牡3 JRA 2:03.4 森安弘明 元石正雄 田中彰治
第9回 1963年10月27日 中山 2000m ミオソチス 牝3 JRA 2:05.6 高松三太 川上武一 伊達政志
第10回 1964年10月18日 中山 2000m フラワーウツド 牝3 JRA 2:09.5 野平祐二 尾形藤吉 永田雅一
第11回 1965年10月10日 中山 2000m ミハルカス 牡5 JRA 2:04.6 加賀武見 小西喜蔵 平井太郎
第12回 1966年11月27日 中山 2000m ヒシマサヒデ 牡4 JRA 2:04.2 小野定夫 稗田敏男 阿部雅信
第13回 1967年10月22日 中山 2000m オンワードウエル 牡4 JRA 2:03.9 大和田稔 二本柳俊夫 樫山純三
第14回 1968年9月29日 東京 2000m スイートフラッグ 牝4 JRA 2:01.1 野平祐二 野平省三 和田共弘
第15回 1969年10月26日 中山 2000m ライトワールド 牡4 JRA 2:05.6 吉永正人 三井末太郎 渡辺光一
第16回 1970年10月25日 東京 2000m マキノホープ 牡4 JRA 2:01.8 加賀武見 田中和夫 田中角栄
第17回 1971年10月17日 東京 2000m キクノハッピー 牡3 JRA 2:01.5 波多野浩久 山岡寿恵次 田中伊三郎
第18回 1972年10月22日 東京 2000m イナボレス 牡3 JRA 2:01.4 宮田仁 大久保末吉 稲富稜人
第19回 1973年10月14日 東京 2000m ハクホオショウ 牡4 JRA 2:01.7 池上昌弘 尾形藤吉 西博
第20回 1974年10月13日 中山 2000m イチフジイサミ 牡4 JRA 2:04.4 郷原洋行 松永光雄 保坂勇
第21回 1975年10月12日 東京 2000m キクノオー 牡4 JRA 2:01.9 横山富雄 山岡寿恵次 田中伊三郎
第22回 1976年10月17日 中山 2000m グレートセイカン 牡4 JRA 2:02.2 郷原洋行 大久保房松 鈴木一朗
第23回 1977年10月16日 中山 2000m トウフクセダン 牡4 JRA 2:01.1 宮田仁 大久保末吉 井上芳春
第24回 1978年10月15日 中山 2000m ハセオーマ 牡3 JRA 2:01.4 柴田政人 佐藤勝美 長南鶴雄
第25回 1979年10月14日 中山 2000m ユキフクオー 牡4 JRA 2:02.0 小島太 古山良司 加藤友三郎
第26回 1980年10月12日 東京 2000m ブルーマックス 牡5 JRA 2:00.4 東信二 境勝太郎 角隆司
第27回 1981年9月20日 中山 2000m ハセシノブ 牝4 JRA 2:04.3 田村正光 畠山重則 長南鶴雄
第28回 1982年9月26日 中山 2000m トドロキヒホウ 牡4 JRA 2:02.7 安田富男 元石孝昭 町田圭三
第29回 1983年9月25日 中山 2000m スイートカーソン 牝4 JRA 2:03.6 増沢末夫 大和田稔 和田共弘
第30回 1984年9月23日 中山 2200m アサカシルバー 牡5 JRA 2:13.9 増沢末夫 高橋英夫 佐久間有寿
第31回 1985年9月22日 中山 2200m アサカサイレント 牡3 JRA 2:15.0 安田富男 元石孝昭 佐久間有寿
第32回 1986年9月21日 中山 2200m ジュサブロー 牡4 愛知 2:15.2 鈴木純児 安達小八 角田哲男
第33回 1987年9月20日 中山 2200m ダイナフェアリー 牝4 JRA 2:14.5 増沢末夫 鈴木康弘 (有)社台レースホース
第34回 1988年9月18日 新潟 2200m スズパレード 牡7 JRA 2:12.3 蛯沢誠治 富田六郎 小紫芳夫
第35回 1989年9月17日 中山 2200m オグリキャップ 牡4 JRA 2:12.4 南井克巳 瀬戸口勉 近藤俊典
第36回 1990年9月16日 中山 2200m ラケットボール 牡5 JRA 2:13.3 坂井千明 松山康久 栗山博
第37回 1991年9月15日 中山 2200m ジョージモナーク 牡6 大井 2:12.4 早田秀治 赤間清松 須原秀晴
第38回 1992年9月20日 中山 2200m イクノディクタス 牝5 JRA 2:12.1 村本善之 福島信晴 勝野憲明
第39回 1993年9月19日 中山 2200m ツインターボ 牡5 JRA 2:12.6 中舘英二 笹倉武久 黒岩晴男
第40回 1994年9月18日 中山 2200m ビワハヤヒデ 牡4 JRA 2:14.5 岡部幸雄 浜田光正 (有)ビワ
第41回 1995年9月18日 中山 2200m ヒシアマゾン 牝4 JRA 2:16.3 中舘英二 中野隆良 阿部雅一郎
第42回 1996年9月15日 中山 2200m サクラローレル 牡5 JRA 2:16.7 横山典弘 境勝太郎 (株)さくらコマース
第43回 1997年9月14日 中山 2200m メジロドーベル 牝3 JRA 2:16.6 吉田豊 大久保洋吉 メジロ商事(株)
第44回 1998年9月20日 中山 2200m ダイワテキサス 牡5 JRA 2:13.6 武豊 増沢末夫 大和商事(株)
第45回 1999年9月19日 中山 2200m ホッカイルソー 牡7 JRA 2:12.0 江田照男 田中清隆 (有)北海牧場
第46回 2000年9月24日 中山 2200m メイショウドトウ 牡4 JRA 2:15.8 的場均 安田伊佐夫 松本好雄
第47回 2001年9月23日 中山 2200m エアスマップ 牡6 JRA 2:13.9 柴田善臣 藤沢和雄 (株)ラッキーフィールド
第48回 2002年9月22日 新潟 2200m ロサード 牡6 JRA 2:11.7 後藤浩輝 橋口弘次郎 (有)社台レースホース
第49回 2003年9月28日 中山 2200m エアエミネム 牡5 JRA 2:14.4 蛯名正義 伊藤雄二 (株)ラッキーフィールド
第50回 2004年9月26日 中山 2200m トーセンダンディ 牡6 JRA 2:13.4 勝浦正樹 森秀行 島川隆哉
第51回 2005年9月25日 中山 2200m ホオキパウェーブ 牡4 JRA 2:16.7 後藤浩輝 二ノ宮敬宇 金子真人ホールディングス(株)
第52回 2006年9月24日 中山 2200m バランスオブゲーム 牡7 JRA 2:12.1 田中勝春 宗像義忠 薗部博之
第53回 2007年9月23日 中山 2200m マツリダゴッホ 牡4 JRA 2:12.5 蛯名正義 国枝栄 高橋文枝
第54回 2008年9月28日 中山 2200m マツリダゴッホ 牡5 JRA 2:12.0 蛯名正義 国枝栄 高橋文枝
第55回 2009年9月27日 中山 2200m マツリダゴッホ 牡6 JRA 2:11.4 横山典弘 国枝栄 高橋文枝
第56回 2010年9月26日 中山 2200m シンゲン 牡7 JRA 2:11.4 藤田伸二 戸田博文 吉田千津
第57回 2011年9月25日 中山 2200m アーネストリー 牡6 JRA 2:11.2 佐藤哲三 佐々木晶三 前田幸治
第58回 2012年9月23日 中山 2200m ナカヤマナイト 牡4 JRA 2:15.5 柴田善臣 二ノ宮敬宇 和泉信一
第59回 2013年9月22日 中山 2200m ヴェルデグリーン 牡5 JRA 2:12.0 田辺裕信 相沢郁 斎藤光政
第60回 2014年9月28日 新潟 2200m マイネルラクリマ 牡6 JRA 2:12.2 戸崎圭太 上原博之 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第61回 2015年9月27日 中山 2200m ショウナンパンドラ 牝4 JRA 2:11.9 池添謙一 高野友和 国本哲秀
第62回 2016年9月25日 中山 2200m ゴールドアクター 牡5 JRA 2:11.9 吉田隼人 中川公成 居城寿与
第63回 2017年9月24日 中山 2200m ルージュバック 牝5 JRA 2:13.8 北村宏司 大竹正博 (有)キャロットファーム
第64回 2018年9月23日 中山 2200m レイデオロ 牡4 JRA 2:11.2 C.ルメール 藤沢和雄 (有)キャロットファーム
第65回 2019年9月22日 中山 2200m スティッフェリオ 牡5 JRA 2:12.0 丸山元気 音無秀孝 (有)社台レースホース
第66回 2020年9月27日 中山 2200m センテリュオ 牝5 JRA 2:15.5 戸崎圭太 高野友和 (有)キャロットファーム
第67回 2021年9月26日 中山 2200m ウインマリリン 牝4 JRA 2:11.9 横山武史 手塚貴久 (株)ウイン
第68回 2022年9月25日 中山 2200m ジェラルディーナ 牝4 JRA 2:12.7 横山武史 斉藤崇史 (有)サンデーレーシング
第69回 2023年9月24日 中山 2200m ローシャムパーク 牡4 JRA 2:12.0 C.ルメール 田中博康 (有)サンデーレーシング
第70回 2024年9月22日 中山 2200m レーベンスティール 牡4 JRA 2:11.8 C.ルメール 田中博康 (有)キャロットファーム

脚注

注釈

  1. ^ 中央競馬ではほかにジャパンカップでも地方競馬代表馬(1頭)の招待枠が1983年から設けられていた。
  2. ^ a b 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. ^ a b c d e 令和5年第4回中山競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2023年9月10日閲覧。
  2. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関東)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 34. 2023年9月10日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】
  4. ^ a b 2023年度第4回中山競馬特別レース名解説(第7日)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 4. 2023年9月18日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j 歴史・コース:産経賞オールカマー 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2023年9月10日閲覧。
  6. ^ 中央競馬指定交流競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法(令和5年秋季競馬)” (PDF). 日本中央競馬会. 2023年9月10日閲覧。
  7. ^ 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について【令和5年度】” (PDF). 日本中央競馬会. 2023年9月10日閲覧。
  8. ^ 9月12日(土曜)から10月4日(日曜)までの中央競馬の開催等”. 日本中央競馬会 (2020年8月27日). 2021年8月14日閲覧。

各回競走結果の出典

参考文献

  • 「産経賞オールカマー(GII)」『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』日本中央競馬会、2006年、1413-1492頁。 

外部リンク


オールカマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 10:19 UTC 版)

第10回ジャパンカップ」の記事における「オールカマー」の解説

着順馬番競走馬名性齢騎手斤量タイム着差単勝オッズ人気1着 17 ラケットボール 牡6 坂井千明 56 2:13.3 032.8 11 210 ジョージモナーク 牡6 的場文男 56 2:13.4 クビ 018.2 8 313 ザッツマイドリーム 牡5 増沢末夫 57 2:13.7 1馬3/4 013.4 6 天候:曇、馬場状態:重第36回産経賞オールカマー地方競馬招待)(GIII)は、9月16日中山競馬場行われた出走馬17頭のうち、中央12頭に加え地方競馬から5頭が招待された。中でも5.8倍の2番人気推されたのは、浦和所属のアウトランセイコーだった。羽田盃東京ダービーを含む5連勝中で中央競馬初参となった。その他、佐賀からギオンアトラス、荒尾からコーナンオーマ、大井からジョージモナーク船橋からホウニンメゴヒメを迎えた。 2.3倍の1番人気、中央所属メジロアルダンは、高松宮杯制覇のほか、東京優駿日本ダービー)2着や天皇賞(秋)3着でデビュー以来すべて3着以内だった。1年近く休み明けからの参戦岡部幸雄騎乗する予定であった。しかし、競走当日の第8競走にて落馬負傷となり菅原泰夫騎手変更となった。その他、フェブラリーハンデキャップ勝利などダート出世したカリブソング皐月賞優勝ドクタースパート単勝オッズ一桁台の人気となった前年年度代表馬であったイナリワンが秋の初戦として出走予定していたが、9月初旬右前脚の球節不具合生じ出走断念してしまった。 ジョージモナーク逃げ、2.3番手メジロアルダンやザッツマイドリームが先行したまま最後直線進入し「3頭の争い絞られたと思われた(A・Y)」。しかし、最終コーナー最後方で通過したラケットボール馬場内側から他を「縫うように」進出し逃げ粘るジョージモナーククビ捉えて先頭入線した。ラケットボールは、31戦目にして重賞初制覇11番人気での勝利単勝式払い戻しは3280円であった。1番人気に推されメジロアルダンは4着、2番人気のアウトランセイコーはブービー賞から大差最下位となった。 2着のジョージモナークは、ジャパンカップ地方競馬代表馬選出された。その後富士ステークスOP)に2.7倍の1番人気4着を挟み的場文男鞍上ジャパンカップ参戦することとなった地方競馬代表馬補欠馬には、笠松所属東海菊花賞制した4歳牝馬マックスフリートであった

※この「オールカマー」の解説は、「第10回ジャパンカップ」の解説の一部です。
「オールカマー」を含む「第10回ジャパンカップ」の記事については、「第10回ジャパンカップ」の概要を参照ください。

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