ルージュ・バック
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ブランデーをジンジャーエールで割った「ブランデー&ジンジャー」のブランデーを、クルボアジェ VSOPルージュでつくったもの。グラスに材料を注ぐだけで出来あがる、手軽に楽しめるカクテルである。ブランデーとジンジャーエールの甘みは特に相性が良く、女性にもおすすめ。 “バック”というのはカクテルのスタイルのひとつで、スピリッツにレモン、あるいは果汁を入れ、ジンジャーエールを加えて作るのがオリジナル・レシピである。代表的なものとして、「ジン・バック」。バックの名前の由来としては、“Stag(雄鹿)”の意味があり、“キックのある飲み物”といった意味を持つ。 ベースのブランデーには「クルボアジェ VSOPルージュ」を。エレガントなボトルに描かれた一輪の赤いバラは、バラの愛好家であったナポレオンの妻、ジョセフィーヌをイメージしたもの。華やかな香り高さと、なめらかにのどを通り過ぎる飲みやすさが特徴。VSOPとは、ブランデーの熟成年数によって定められた基準のひとつで、最低でも5年以上熟成した原酒をブレンドしてつくられたことを表している。 「ブランデー&ジンジャー」に、らせん状にむいたレモンの皮を飾れば「ホーセズ・ネック」になる。 |
ルージュバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 15:41 UTC 版)
ルージュバック | |||||||||||||||
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2016年天皇賞(秋)
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欧字表記 | Rouge Buck | ||||||||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||||||||
性別 | 牝 | ||||||||||||||
毛色 | 鹿毛 | ||||||||||||||
生誕 | 2012年4月22日 | ||||||||||||||
死没 | (存命) | ||||||||||||||
登録日 | 2014年9月4日 | ||||||||||||||
抹消日 | 2018年1月5日[1] | ||||||||||||||
父 | マンハッタンカフェ | ||||||||||||||
母 | ジンジャーパンチ | ||||||||||||||
母の父 | Awesome Again | ||||||||||||||
生国 | ![]() |
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生産者 | ノーザンファーム | ||||||||||||||
馬主 | (有)キャロットファーム | ||||||||||||||
調教師 | 大竹正博(美浦) | ||||||||||||||
競走成績 | |||||||||||||||
生涯成績 | 18戦6勝 | ||||||||||||||
獲得賞金 | 3億4648万5000円 | ||||||||||||||
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ルージュバックは、日本の競走馬である。2015年きさらぎ賞、2016年エプソムカップ、毎日王冠、2017年オールカマーに優勝した。 牝馬でありながら重賞勝ちは4勝すべてが混合戦である。
経歴
2歳(2014年)
9月28日の2歳新馬(新潟競馬場芝1800m)でデビュー。上がり3ハロン32秒8の末脚を繰り出して優勝[2]。続く百日草特別では2歳コースレコードで優勝し、2連勝となった[3]。
3歳(2015年)
2月のきさらぎ賞から始動。直線で前をとらえると2着ポルトドートウィユに2馬身差をつけて優勝、重賞初勝利となった。牝馬によるきさらぎ賞制覇は1964年のフラミンゴ以来51年ぶり。当時は砂[注 1]1200mでの施行であり、芝コースで行われるようになって以降では初の牝馬による優勝となった[4]。トライアル競走には出走せず、桜花賞へ直行。単勝1.8倍の1番人気に支持されたが、超スローペースな上に終始馬群の中で窮屈な競馬になり末脚が不発、9着に敗れた[5]。桜花賞に続いて1番人気となった優駿牝馬ではこれまでとは違う先行策を見せ一時は先頭に立つが、ミッキークイーンに差し切られ2着に敗れた[6]。
出走予定だった札幌記念を熱発により回避[7]。体調が戻りきらず秋華賞も回避した[8]。約半年ぶりの出走となったエリザベス女王杯は4着、有馬記念は10着に敗れた。
4歳(2016年)
初戦の中山牝馬ステークスに1番人気で出走。道中は好位で追走し直線で一旦は先頭に立つもシュンドルボンにかわされ2着[9]。その後5月のヴィクトリアマイルではクリストフ・ルメールとコンビを組むも5着に終わる[10]。6月12日のエプソムカップでは中団でレースを進めると直線で一気に抜け出し後方から追い上げてきたフルーキーに2馬身半差をつけ快勝、きさらぎ賞以来の重賞制覇を飾った[11]。
秋初戦の毎日王冠は道中後方を追走し、最後の直線でアンビシャスとの一騎討ちを制し重賞3勝目を挙げる[12]。毎日王冠の牝馬優勝は23年ぶり。しかし天皇賞(秋)は7着、ジャパンカップは9着と振るわなかった。
5歳(2017年)
初戦の金鯱賞は8着、5月のヴィクトリアマイルは10着と精彩を欠いた。秋初戦のオールカマーは道中好位の4番手でレースを進めると直線で馬場の内を突いて脚を伸ばしステファノスに半馬身差をつけ重賞4勝目を挙げた[13]。この時、4コーナーで外側に斜行したため4頭の進路を妨害し、騎乗していた北村宏司騎手は開催2日間の騎乗停止処分を受けた。11月のエリザベス女王杯はヴィブロスに次ぐ2番人気に推されたが、スローペースに泣き9着に終わる[14]。引退レースとなった有馬記念は10番人気と評価を下げるも5着と健闘した[15]。翌2018年1月5日付で競走馬登録を抹消、引退後はノーザンファームで繁殖入りする[1]。
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2015年きさらぎ賞
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表彰式
競走成績
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 | 1着馬(2着馬) |
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2014. 9.28 | 新潟 | 2歳新馬 | 芝1800m(良) | 9 | 8 | 8 | 3.8 (2人) | 1着 | 1:55.5(32.8) | -0.2 | 戸崎圭太 | 54kg | (アンバーグリスキー) | |
11. 9 | 東京 | 百日草特別 | 500万下 | 芝2000m(良) | 10 | 6 | 6 | 2.9 (2人) | 1着 | R2:00.8(33.3) | -0.4 | 戸崎圭太 | 54kg | (ベルーフ) |
2015. 2. 8 | 京都 | きさらぎ賞 | GIII | 芝1800m(良) | 8 | 3 | 3 | 1.7 (1人) | 1着 | 1:48.6(34.4) | -0.3 | 戸崎圭太 | 54kg | (ポルトドートウィユ) |
4.12 | 阪神 | 桜花賞 | GI | 芝1600m(良) | 18 | 4 | 8 | 1.6 (1人) | 9着 | 1:37.0(33.6) | 1.0 | 戸崎圭太 | 55kg | レッツゴードンキ |
5.24 | 東京 | 優駿牝馬 | GI | 芝2400m(良) | 17 | 7 | 14 | 2.7 (1人) | 2着 | 2:25.1(34.5) | 0.1 | 戸崎圭太 | 55kg | ミッキークイーン |
11.15 | 京都 | エリザベス女王杯 | GI | 芝2200m(稍) | 18 | 7 | 15 | 6.1 (3人) | 4着 | 2:15.0(34.2) | 0.1 | 戸崎圭太 | 54kg | マリアライト |
12.27 | 中山 | 有馬記念 | GI | 芝2500m(良) | 18 | 5 | 10 | 10.7 (6人) | 10着 | 2:33.5(35.0) | 0.5 | 戸崎圭太 | 53kg | ゴールドアクター |
2016. 3.13 | 中山 | 中山牝馬S | GIII | 芝1800m(良) | 16 | 8 | 15 | 2.0 (1人) | 2着 | 1:50.3(34.7) | 0.0 | 戸崎圭太 | 56kg | シュンドルボン |
5.15 | 東京 | ヴィクトリアマイル | GI | 芝1600m(良) | 18 | 4 | 7 | 8.6 (4人) | 5着 | 1:32.1(34.1) | 0.6 | C.ルメール | 55kg | ストレイトガール |
6.12 | 東京 | エプソムC | GIII | 芝1800m(良) | 18 | 8 | 18 | 2.8 (1人) | 1着 | 1:46.2(32.8) | -0.4 | 戸崎圭太 | 54kg | (フルーキー) |
10. 9 | 東京 | 毎日王冠 | GII | 芝1800m(良) | 12 | 7 | 10 | 3.3 (1人) | 1着 | 1:46.6(33.4) | -0.0 | 戸崎圭太 | 54kg | (アンビシャス) |
10.30 | 東京 | 天皇賞(秋) | GI | 芝2000m(良) | 15 | 5 | 9 | 5.1 (3人) | 7着 | 1:59.9(33.9) | 0.6 | 戸崎圭太 | 56kg | モーリス |
11.27 | 東京 | ジャパンC | GI | 芝2400m(良) | 17 | 2 | 4 | 15.1 (7人) | 9着 | 2:26.8(35.2) | 1.0 | 戸崎圭太 | 55kg | キタサンブラック |
2017. 3.11 | 中京 | 金鯱賞 | GII | 芝2000m(良) | 16 | 1 | 1 | 5.2 (4人) | 8着 | 1:59.6(35.4) | 0.4 | 戸崎圭太 | 55kg | ヤマカツエース |
5.14 | 東京 | ヴィクトリアマイル | GI | 芝1600m(稍) | 17 | 4 | 7 | 7.6 (2人) | 10着 | 1:34.6(33.3) | 0.7 | 戸崎圭太 | 55kg | アドマイヤリード |
9.24 | 中山 | オールカマー | GII | 芝2200m(良) | 17 | 3 | 6 | 7.8 (5人) | 1着 | 2:13.8(33.9) | -0.1 | 北村宏司 | 55kg | (ステファノス) |
11.12 | 京都 | エリザベス女王杯 | GI | 芝2200m(良) | 18 | 8 | 17 | 6.2 (2人) | 9着 | 2:14.8(34.0) | 0.5 | R.ムーア | 56kg | モズカッチャン |
12.24 | 中山 | 有馬記念 | GI | 芝2500m(良) | 16 | 6 | 11 | 55.4(10人) | 5着 | 2:34.0(34.3) | 0.4 | 北村宏司 | 55kg | キタサンブラック |
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
- 出典:[16]
繁殖成績
生年 | 馬名 | 性 | 毛色 | 父 | 馬主 | 厩舎 | 戦績 | 出典 | |
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初仔 | 2019 | ブラーバック | 牝 | 鹿毛 | ロードカナロア | (有)キャロットファーム | 美浦・大竹正博 →名古屋・角田輝也 |
8戦1勝(引退) | [17] |
2番仔 | 2020 | フレーヴァード | 牡 | 鹿毛 | モーリス | 美浦・大竹正博 | 11戦3勝(現役) | [18] | |
3番仔 | 2022 | ルージュバックの2022 | 牝 | 青鹿毛 | サートゥルナーリア | 未出走 | [19] | ||
4番仔 | 2023 | ボニープリンス | 牡 | 栗毛 | レイデオロ | (有)キャロットファーム | 美浦・大竹正博 | (デビュー前) | [20] |
5番仔 | 2024 | ルージュバックの2024 | 牡 | 黒鹿毛 | エピファネイア | [21] |
- 2025年4月13日現在
血統表
ルージュバックの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
父
マンハッタンカフェ 1998 青鹿毛 |
父の父
*サンデーサイレンスSunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母
*サトルチェンジSubtle Change 1988 黒鹿毛 |
Law Society | Alleged | ||
Bold Bikini | ||||
Santa Luciana | Luciano | |||
Suleika | ||||
母
*ジンジャーパンチ Ginger Punch 2003 栗毛 |
Awesome Again 1994 鹿毛 |
Deputy Minister | Vice Regent | |
Mint Copy | ||||
Primal Force | Blushing Groom | |||
Prime Prospect | ||||
母の母
Nappelon1992 栗毛 |
Bold Revenue | Bold Ruckus | ||
More Revenue | ||||
Sally Go Gray | Wise Exchange | |||
Surreptitious | ||||
母系(F-No.) | (FN:16-d) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Promised Land 5×5=6.25%、Boldnesian 5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
注釈
出典
- ^ a b “ルージュバック号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2018年1月5日). 2018年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月5日閲覧。
- ^ “大差勝ちのクロスクリーガー 砂で芝並み切れ味見せた”. スポーツニッポン. (2014年9月30日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “【百日草特別】2番人気ルージュバック 豪快差し切りで連勝”. スポーツニッポン. (2014年11月10日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “ルージュバックが無傷の3連勝&51年ぶりの牝馬V!/きさらぎ賞”. netkeiba.com. (2015年2月8日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “【桜花賞】ルージュ不敗神話崩れ9着”. デイリースポーツ. (2015年4月13日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “【オークス】ルージュ無冠「2着では」”. デイリースポーツ. (2015年5月25日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “ルージュバックが熱発のため札幌記念を回避”. netkeiba.com. (2015年8月12日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “ルージュバック秋華賞回避、エ女王杯へ”. デイリースポーツ. (2015年9月30日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “【中山牝馬S】ルージュバック落鉄で2着”. デイリースポーツ. (2016年3月13日) 2016年12月26日閲覧。
- ^ “【ヴィクトリアマイル】5着ルージュバック「久しぶりのマイルで…」とルメール”. スポーツ報知. (2016年5月15日). オリジナルの2016年12月25日時点におけるアーカイブ。 2016年12月26日閲覧。
- ^ “ルージュバックが突き抜け牡馬撃破! 1年4か月ぶりのV/エプソムC”. netkeiba.com. (2016年6月12日) 2016年12月26日閲覧。
- ^ “【毎日王冠】ルージュバック完勝 牡馬蹴散らし23年ぶり牝馬V”. netkeiba.com. (2016年10月10日) 2016年12月26日閲覧。
- ^ “【オールカマー】ルージュバック復活V 最内ズバッ牡馬斬った”. スポーツニッポン. (2017年9月25日) 2017年12月28日閲覧。
- ^ “【エリザベス女王杯】ルージュバック悲願は遠く…ムーア騎乗も9着に”. スポーツ報知. (2017年11月12日). オリジナルの2017年12月27日時点におけるアーカイブ。 2017年12月28日閲覧。
- ^ “ルージュバック引退 有馬記念は5着”. スポーツニッポン. (2017年12月27日) 2017年12月28日閲覧。
- ^ “競走成績:全競走成績|ルージュバック”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年1月30日閲覧。
- ^ “ブラーバック”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年3月23日閲覧。
- ^ “フレーヴァード|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2023年1月6日閲覧。
- ^ “_________”. JBISサーチ. 2022年9月21日閲覧。
- ^ “_________|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2023年7月29日閲覧。
- ^ “_________”. JBISサーチ. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b ルージュバックの血統表 netkeiba.com、2017年10月7日閲覧。
- ^ “ルージュバック - Rouge Buck - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2022年9月21日閲覧。
- ^ 血統情報:5代血統表|ルージュバック、JBISサーチ 、2017年10月7日閲覧。
外部リンク
ルージュバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 19:17 UTC 版)
「Shocking Blue」の記事における「ルージュバック」の解説
「まるで小説を読んでいるような世界観」が特徴の曲で、歌詞も切なく大人な恋愛をイメージした表題曲「Shocking Blue」とは対照的な曲となっている。「ルージュバック」はブランデーとジンジャエールを合わせたカクテルの名前である。伊藤はこの曲について「大人の女性がひとりでバーに来たような曲。背伸びをして大人のかわいらしさを表現した」と話している。一方、曲調は歌詞とは違ったポップ調の明るい曲となっている。この曲もShocking Blueとはまた違った背伸びをした等身大の女の子を表現している。 レコーディングはこれまでのレコーディングとは違って、座って行った。「リラックスして、余裕を持って歌えたら良いね」ということで、「相談聞いてよ」くらいの感じで歌ったという。立って歌うよりも座ってリラックスしたことでより主人公に近づけたのではないかとも話している。 歌詞に中にお酒の名前が出てきたりとオシャレな雰囲気だが、登場する女の子は大人ぶって強がりな雰囲気で、女の子のかわいらしさや強がりが表現された構成となっている。そして最後の落ちサビ部分では感情が高ぶった表現をしており、伊藤自身こだわって撮ったという1曲の中で感情が大きく上下する曲というのもあり、「歌っている」より「演じている」感覚で、感情に任せて歌ったという。
※この「ルージュバック」の解説は、「Shocking Blue」の解説の一部です。
「ルージュバック」を含む「Shocking Blue」の記事については、「Shocking Blue」の概要を参照ください。
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