ジン・バックとは? わかりやすく解説

ジンバック

英語:Gin Buck

ジンバックとは

ジンバック(英: Gin Buck)とは、ジンベースジンジャーエールおよびレモンジュース加えて作られるカクテルである。ジン使ったカクテル代表的なレシピである。ちなみにジンアルコール度数40度から50程度である。

ジンバックの語源

ジンバックの「バック」は buck であって bagbug ではない。したがって「ジンバッグ」という表記にはなり得ない

ジンバックという名称の由来について国立国会図書館レファレンス協同データベース」が2005年問い合わせ受けて行った調査報告では、ジンバックの名称はロンドンの「バックス・クラブ」という名のバー由来になっているという説、および、酔いやすい=キックが強い=buck雄鹿)という脈絡命名されたという説を紹介している。(参照http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000049026 )

ジンを使ったカクテル

ジンバックをジンでなく他の蒸留酒作る要領で「ラムバック」や「ブランデーバック」などが作られることもある。

ジン使ったカクテルとしてはジンバックと共にジントニック広く知られているジントニックジントニックウォーター割り好みに応じてライム添えるなどしたカクテルである。

ジン‐バック【gin back】


ジンバック


ジン・バック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 15:20 UTC 版)

ジン・バック (Gin Buck) は、ジンレモンジュースとジンジャーエールを加えてつくるカクテルのこと。別名ロンドン・バックLondon Buck)とも呼ばれる[1][2]Buckは雄鹿という意味であり、キックのある飲み物ということで命名されたと言われている[1]

作り方

を入れたグラスにジンとレモンジュースを注ぎ、冷えたジンジャーエールで満たし、軽くステアする。

標準的なレシピ

  • ドライジン - 45ml
  • レモンジュース - 20ml
  • ジンジャーエール - 適量

応用

ジンをブランデーに替えればブランデー・バック(Brandy buck)、ラムに替えればラム・バック(Rum buck)となる[2]

ウィスキーに替えたものは英語ではウィスキー・バック(Whisky buck)、あるいは使うウィスキーの産地でさらに分類されてスコッチ・バック(Scoch buck)、バーボン・バック(Bourbon buck)などと呼ばれ、またバーボンを用いたものは特に「サザン・ジンジャー」という名がついている[3]。ウィスキーベースで砂糖を足したものはケイブルグラムとなる。 日本ではレモン果汁を抜いたウィスキーのジンジャーエール割りを「ジンジャー・ハイボール」と呼ぶのが一般的[4]

また、連続式蒸留焼酎スピリッツなどを使ったものは日本では「ジンジャー酎ハイ」と呼ばれることが多く、サントリーは「ほろよいレモンジンジャー」という缶入りカクテルを販売している[5]

レモンジュースをライムジュースに替えると、「ドラゴンフライ」というカクテルになる。ジンジャーエールを炭酸水に替えて砂糖を加えるとジン・フィズとなる。

脚注

  1. ^ a b サントリー. “ジン・バック 詳細情報 カクテルレシピ - Liqueur&Cocktail - サントリー”. 2018年9月25日閲覧。
  2. ^ a b 澤井,p104
  3. ^ ジャック・サレ 今井清訳 (1986-11-28,). ラルース カクテル事典. 同朋舎. p. 85. ISBN 4-8104-0523-0 
  4. ^ 燃えるようなフレッシュなジョニー&ジンジャー”. ジョニーウォーカー公式. 2025年3月30日閲覧。
  5. ^ ほろよい(レモンジンジャー)”. サントリー. 2016年1月17日閲覧。

参考文献

  • 『バー・タイムをたのしくする カクテルの事典』澤井慶明監修,永田奈奈恵カクテル指導,成美堂出版,2003-09-20刊,ISBN4-415-05348-X



ジン・バック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:48 UTC 版)

まんがでわかる7つの習慣」の記事における「ジン・バック」の解説

Chapter 4(Cocktail 25)。名波和麿岩本連れて来店し時に注文

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