関東大震災に関するフィクション一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:40 UTC 版)
「関東大震災」の記事における「関東大震災に関するフィクション一覧」の解説
帝都物語(荒俣宏)…帝都・東京の滅亡を目論む魔人、加藤保憲が大地を巡る龍脈を操作して関東大震災を起こした。 復活の地(小川一水、ハヤカワ文庫、全三巻)…SF小説。架空の惑星の大都市を襲った巨大地震とその後の復興を描く。後藤新平と帝都復興院をモデルにした人物・機関が登場する。 大虐殺(1960年、新東宝)…映画。ビデオ発売時のタイトルは『暴圧 関東大震災と軍部』。 実録飛車角 狼どもの仁義…大震災から1年後の横浜が舞台。 道〜白磁の人〜…2012年の日本映画。植民地朝鮮にいる主人公の浅川巧が日本にいた妻の弟から関東大震災とその直後の朝鮮人虐殺事件について聞くシーンがある。 金子文子と朴烈…2017年の韓国映画。主人公の朴烈と金子文子が遭遇した関東大震災とその直後の朝鮮人虐殺事件が描かれている。 菊とギロチン…2018年の日本映画。関東大震災後の大正時代末期が舞台。朝鮮人虐殺を生き延びた朝鮮出身の遊女も登場する。 連続テレビ小説おはなはん(1966年放映)…大震災により一家と親戚付き合いをしていた細倉を亡くす。 おしん(1983年放映)…大震災によって事業財産を全て失うことになり、夫の故郷の佐賀県に家族共々身を寄せることになる。 凛凛と(1990年上半期放映)…同年9月1日放送分に大震災のエピソードとなった。 あぐり(1997年上半期放映)…岡山であぐりの「おめでた」が明らかになった頃に、大震災が起こる(夫のエイスケは東京で大震災に見舞われ消息不明になるが、森潤の計らいであぐりと再会した)。 ごちそうさん(2013年下半期放映)…主人公・西門め以子(杏)の「おめでた」が明らかになり様子を見に行けないため、め以子の夫の大阪市職員・西門悠太郎(東出昌大)が救援のため上京する。その後め以子の親友・室井桜子がめ以子の高等女学校の恩師・宮本先生が火事に巻き込まれて亡くなったことを知らせる。 花子とアン(2014年上半期放映)…大震災により大森に居を構える村岡宅が半壊。近所の被災者に炊き出しを行い、被災した子供たちには童話の読み聞かせをしていた。また親戚付き合いをしていた郁弥(夫の弟)を亡くす。 わろてんか(2017年下半期放映)…東京にいる、藤吉の芸人仲間のキースの安否を確かめようと、主人公・北村てんの従兄・風太が被災地の派遣のため上京する。 天皇の料理番(杉森久英)…同著者の小説を原作としたテレビドラマ。2015年版…6月28日放送分の第10話の劇中で関東大震災が起こり、皇居前広場に避難した人々に炊き出しを行う。 大河ドラマいだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)…第23話「大地」で関東大震災が発生、地震発生時の美濃部孝蔵(後の古今亭志ん生 (5代目)、森山未來)・りん(夏帆)夫妻の様子、孝蔵の語りによる焼け野原になっていく東京の描写、焼け野原になった浅草で増野シマ(杉咲花)を探す金栗四三(中村勘九郎)の姿、金栗に「日本人か?」と詰め寄る自警団などが描かれている。 青天を衝け (2021年) …最終回の第41話、中盤以降に関東大震災が起き、渋沢栄一(吉沢亮)が内外の実業家に寄付を呼びかけ、救援の最前線に立つ場面が描かれている。 不思議な少年(山下和美)…6巻 ムメキクと周平 はいからさんが通る(大和和紀)…物語のクライマックスで関東大震災が起こる。2018年公開の劇場アニメ後編でも描写されている。 RIM(アレクサンダー・ベッシャー)…西暦2026年に起こった関東大震災で行方不明になったソニーのモリタアキオ会長を東京大学バークレイ校の教授が探すSF小説。 風立ちぬ (宮崎駿の漫画)、風立ちぬ (2013年の映画)(宮崎駿)…物語序盤で主人公が関東大震災に遭遇し、ヒロインと最初に出会う。 ふしぎ遊戯 白虎仙記(渡瀬悠宇)…漫画。主人公(大杉鈴乃)の父・大杉高雄が四神天地書を封印する紐で本を縛って触れさせないようにしていたが、四神天地書の力を抑えきれず、封印が解けたときに関東大震災が発生する。 タイムスリップ1923-守のミラクル地震体験-(1994年、日本シネセル)…防災アニメ。小学5年生の主人公が突如、関東大震災当日の東京へタイムスリップしてしまう。 MAO(高橋留美子)…漫画。タイムスリップしたヒロインが関東大震災に巻き込まれ、タイムスリップしてきた幼い頃の自分と邂逅し、幼い頃に巻き込まれた事故の真相が判明する。 MARS RED…音楽朗読劇を原作とするTVアニメ。関東大震災の混乱の中、伝染病のワクチンとして吸血鬼の血が人々に投与され、多数の市民が吸血鬼となる。当時の帝国ホテルや東京駅、遊郭等が舞台として描かれる。 上記以外に現代もしくは近未来の関東における大震災を描いた作品も多い。それらについては南関東直下地震の関連作品を参照。
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