関東大震災の救済活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:05 UTC 版)
1917年(大正6年)、虎之助夫妻は西ケ原の新居に本邸として住み込んだ。1923年(大正12年)9月1日の関東大震災が起こる。西ケ原の古河邸はほとんど被害を受けなかった。しかし都心や下町方面から避難者が押し寄せ、正門前には群衆がたむろした。虎之助はこれを見て、門を開き、邸内を開放した。さらに本館も開放し、医師を動員して負傷者の治療を行い、「滝野川救療所」として翌年3月まで活動した。また、庭園内の温室も取り壊し、バラック住宅86戸を建造し、避難民524人を収容した。
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