通常カード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 14:56 UTC 版)
新規契約時にauから貸与されるカード。なお「通常カード」の名称は正式名称ではない。 カードはジェムアルト(現タレスDISジャパン)製、大日本印刷製、東芝製、ギーゼッケ アンド デブリエント製、アイデミア・ジャパンがあり、紙製の台紙に製造元の記載がある。 製造元でICCIDが異なり、カード番号の先頭の数字により以下のとおりとなっている。6桁目まではカードのメーカーに関係なく共通で、1-2桁目の89は産業識別で「電気通信」、3-4桁目の81は日本の国番号、5-6桁目の30はKDDI・沖縄セルラー電話の事業者番号となっている。 8981300 01:大日本印刷製 8981300 02:ジェムアルト製 8981300 03:東芝製 8981300 05:ギーゼッケ アンド デブリエント製 8981300 07:アイデミア・ジャパン製 対応機種は上記記載を参照。 mini SIMカードver.001 - IC面はオレンジの地に白で「au by KDDI」のロゴが描かれている。ICの反対の面は 白地で黒色でICCIDが刻まれている。NFCサービスの認証に対応していないことからNFC対応機種ではNFC機能が利用できないが、3G・WiMAX通信やその他の機能は利用可能である。このためNFCを利用するには後述のver.002への交換が必要である。ジェムアルト製の端子仕様は旧アクサルトのもの。 ver.002 - IC面の色が茶色と白のストライプの地にオレンジで「au by KDDI」のロゴが描かれている。N800MHz帯 (新800MHz・Band Class 0 Band Subclass 2) の周波数帯に対応していないW32H、W32S、W41H、W41S、W41CA、W42CA、W42H、W43CA、W43H、W43Kでは使用できない (挿入起動後に端末自体が使用不能になるトラブルがW42H、W43Hで確認されている)。これらの機種は2012年7月22日以後通信が利用できなくなった。 au IC Card 02 (3G) - auが現行ロゴになったのにも併せて、ICCIDが刻まれている箇所除きカード表裏とも色はオレンジで、その裏面にauの現行ロゴと3Gと①が書かれている物に変更された。仕様はver.002と変わらない。 micro SIM カードmicro au ICカード (Micro 02) - ver.002を元にしたサイズ違いのカードで、上記のmicro au ICカードを用いる機種専用である。 Micro au IC Card 02 (3G) - auが現行ロゴになったのにも併せて、ICCIDが刻まれている箇所除きカード表裏とも色はオレンジで、その裏面にauの現行ロゴと3Gと②が書かれている物に変更された。仕様はmicro au ICカード (Micro 02)と変わらない。 au Micro IC Card (LTE) - IC面の色は黒で、その裏面にauの現行ロゴとLTEと⑤が書かれている。上記のmicro SIM とは違い、こちらはLTE対応機種専用となっており、LTE対応機種に機種変更する際は交換が必要である。またこの際には契約変更手数料3150円がかかる。既存のmicro SIM 対応の3G/WiMAX機種での使用と、その逆のMicro 02をLTE機種で使用することはできない。大日本印刷製:端子がカード全面に展開されているが、従来の同社デザインと異なっている。MADE IN JAPAN。 ジェムアルト製:端子がMicro 02に比べて横方向が小さく、縦方向はやや大きくなっている。MADE IN CHINAがほとんど。 au Micro IC Card (LTE) U - au Micro IC Card (LTE)のUQ WiMAX向けと思われる。カードパッケージにUQ WiMAXのロゴが入っており、オレンジ色の注意書きが追加されているが、ICカード自体のデザインに変化は無い。 au Micro IC Card (LTE) <MVNOサービス用> - au Micro IC Card (LTE)のUQ mobile向けと思われる。カードパッケージにはMVNOサービス用と書かれている。ICカードと台紙のデザインが異なり、台紙左上に白のラインが追加され、ICカードの⑤の部分はアルファベットの“S”または“D”を“○”で囲まれたものが書かれている。 (“S”はシングル回線用、“D”はデュアル回線用と思われる。) nano SIM カードau Nano IC Card (LTE) - 端子面の裏はauの現行ロゴと、⑥が書かれている。契約上はau Micro IC Card (LTE) と同様にLTE契約と扱われるため、au Micro IC Card (LTE)のサイズ違いとも言える。iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/SE/7/7 Plusは、このau ICカードでVoLTEを使うことができる。また、KYF34でもVoLTEが利用できる。 au Nano IC Card (LTE) <MVNOサービス用> - au Nano IC Card (LTE)のUQ mobile向けと思われる。カードパッケージにはMVNOサービス用と書かれている。ICカードと台紙のデザインが異なり、台紙左上に白のラインが追加され、ICカードの⑥の部分はアルファベットの“s”または“d”を“○”で囲まれたものが書かれている。 (“s”はシングル回線用、“d”はデュアル回線用と思われる。) au Nano IC Card 04 (VoLTE) - au VoLTE対応機種(主にAndroidスマートフォン)用のau ICカードである。3G用カードやau Nano IC Card (LTE)とは互換性がなく、3G端末/4G LTE端末からVoLTE専用端末への機種変更時はこのカードに交換が必要となる。また、5G契約においても、このカードを使用するが、VoLTE契約から5G契約への機種変更時は交換が必要となる。なお、前述のとおり、iPhone 6/6 Plus以降のiPhoneはVoLTEの使用が可能となっており、このカードを挿入しても利用できる。カードデザインは、au Nano IC Card 04 LE、KDDI IoT Nano IC Card S01、au MVNO Multi IC Card 01と類似。色はグレーで端子面の裏にauの現行ロゴと、⑨が書かれている。au 3Gには非対応 (海外ローミング時には、3G通信も利用できる)。 au Nano IC Card 04 LE - iPhone 8/8 Plus/iPhone X以降のiPhone、iPad mini 4/iPad Pro以降のiPad、一部を除くau VoLTE対応ケータイ、2015年夏モデル以降のタブレット、および、2017年冬モデル以降のデータ通信端末用のau ICカードである。また、5G契約においても、このカードを使用するが、VoLTE契約から5G契約への機種変更時は交換が必要となる。Androidスマートフォン以外の製品全般に使用される。カードデザインは、au Nano IC Card 04、KDDI IoT Nano IC Card S01、au MVNO Multi IC Card 01と類似。端子面の裏にauの現行ロゴと、○に囲まれたLの文字が書かれている。契約上はVoLTEとなる。au 3Gには非対応 (海外ローミング時には、3G通信も利用できる)。このSIMを用いた場合、AndroidスマートフォンではNFC機能が利用できない。 KDDI IoT Nano IC Card S01 - IoT向けのau ICカードである。 マルチSIMカード - VoLTE対応のau ICカードである。使用にはSIMロックの解除が必要になる。従来のau ICカードと異なり、1枚のカードでmini SIM、micro SIM、nano SIMの3つのサイズに対応でき、その中から1つを切り離して利用する。au MVNO Multi IC Card 01 - MVNO向けのVoLTE対応au ICカードで、UQ mobileを除くmineoやFiimoといったau VoLTE対応のMVNOがこのSIMを提供している。カードデザインは、au Nano IC Card 04、au Nano IC Card 04 LE、KDDI IoT Nano IC Card S01と類似。nano SIMにした時に黄色のラインにau MVNO①と書かれている。 UQ mobile Multi IC Card 01 - UQ mobile向けのVoLTE対応au ICカードで、説明文章・問い合わせ先等もUQ mobile向けに変更されている。カード表面はビビッドピンクで、デザインはpovo Multi IC Cardと酷似。nano SIMにした時に灰色のラインにUQ mobile①と書かれている。 povo Multi IC Card - povo向けのVoLTE対応au ICカードで、説明文書・問い合わせ先等も通常のau ICカードと異なり、povo向け(ウェブサイトもしくは専用アプリから問い合わせをする旨が記載)に変更されている。auが自社向けに提供するマルチSIMカードとしては初めてで、2021年10月現在、唯一のマルチSIMカードである。auで販売された端末でこのカードを使用する場合、SIMロックの解除は不要である(SIMフリー以外はSIMロック解除必須)。カード表面はイエローで、デザインはUQ mobile Multi IC Card 01と酷似。nano SIMにした時にpovoと書かれている。このカードのみ、他のカードにある丸で囲まれた数字は記載されていない。
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通常カード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 07:47 UTC 版)
「ラブレター (カードゲーム)」の記事における「通常カード」の解説
兵士 強さ:1 枚数:5 このカードを使用した時、他プレイヤー1人とカード名1つを指定する。そのプレイヤーの手札が指定したカード名と一致していた場合、そのプレイヤーは脱落する。ただし、「兵士」をカード名として指定することはできない。バージョンによっては「兵士以外のカード名」ではなく「1以外の強さ」を指定するものや、同じ「兵士」に当たるカードを指定することもできるものもある。また、バージョンによっては当てられても脱落をなかったことにできることがあるものもあり、その場合は当てられたことだけを宣言してそのまま続行する。 道化 強さ:2 枚数:2 このカードを使用した時、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーの手札を見ることができる。手札を見られてしまったプレイヤーは兵士で当てられたり、(弱いカードの場合)騎士で脱落させられたりするリスクがあるので早めに捨てた方が良い。 騎士 強さ:3 枚数:2 このカードを使用した時、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーと自分の手札を確認し合った後、強さの低かったプレイヤーが脱落する。強さが同じだった場合は引き分けとし、2人とも脱落しない。強いカードが脱落すると勝った方も持っているカードが限られるので兵士で当てられたり魔術師でチェンジさせられたりするリスクが高くなる。引き分けだった場合も互いに相手の手の内が分かってしまう他、他のプレイヤーからも引き分けであったことがヒントになりカードを特定されやすくなる。また、バージョンによっては勝負に負けても脱落をなかったことにできる場合があるものもあり、その場合は勝負に負けたことだけを宣言してそのまま続行する。 僧侶 強さ:4 枚数:2 このカードを使用した時、次の自分の手番になるまで他プレイヤーのカードの使用による効果を受けない。但しバージョンによってはカードに使用以外での効果が発動する場合もあり、そのような効果からは逃れられない場合もある。他プレイヤーは「僧侶」を出したプレイヤーを使用したカードの効果の対象とすることはできるが、効果そのものは発動しなくなる。パスしたいときあえて僧侶出しプレイヤーを指名するのも有効である。 魔術師 強さ:5 枚数:2 このカードを使用した時、自分を含めたプレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーは手札を捨て、新たに山札から1枚カードを引き手札とする。この時カードを捨てる行為は使用ではないので使用によるカードの効果は発動しないが、「姫」の効果は使用かどうかに関係なく捨て札に置かれることによって発動する効果なので発動し、捨てさせられたプレイヤーは脱落する。「姫」持ちを脱落させるのに有効な他、強いカード持ちを弱くしたり、自分のカードを強くしたりすることも期待できる。なお、山札が0枚の時にこのカードが使用された場合、ゲーム開始前に裏向きで除外したカードを取り、新たな手札とする。 将軍 強さ:6 枚数:1 このカードを使用した時、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーと自分の手札を交換する。互いに相手の手の内が分かってしまうリスクとメリットがあるが、相手の手番の方が先に来るのでリスクの方が大きい。 大臣 強さ:7 枚数:1 2枚の手札のうち片方がこのカードでかつ強さ合計が12以上になった瞬間、そのプレイヤーは脱落し、次のプレイヤーに手番が移る。このカードを使用することによる効果はない。また、バージョンによってはこのカードの効果での脱落をなかったことにできる場合があるものもあり、その場合はこのカードの効果での脱落条件を満たしたことだけを宣言してこのカードかもう1枚のカードのどちらかを使用して続行する。 姫 強さ:8 枚数:1 このカードを自分の捨て札としたプレイヤーは脱落する。使用かどうかに関係なく捨て札となることによって発動する効果なので「魔術師」の効果で捨てさせられた場合でも発動し、捨てさせられた時点で脱落となり、カードの補充はせずに使用した「魔術師」の効果は発動しきったことになる。但しバージョンによっては脱落をなかったことにできる場合があるものもあり、その場合は通常通りカードの補充をして続行する。また、バージョンによってはカードを他プレイヤーの捨て札に置く効果があるものもあり、その効果でこのカードを置くことによってそのプレイヤーを脱落させるというえげつない使い方ができるものもある
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