螢川とは? わかりやすく解説

ほたるがわ〔ほたるがは〕【蛍川】

読み方:ほたるがわ

宮本輝小説富山県いたち川のほとりを舞台に、少年竜夫成長を描く。「文芸展望」誌の昭和52年197710月号に発表第78回芥川賞受賞。「泥の河」「道頓堀川」とあわせ三部作をなす。須川栄三監督により映画化


蛍川

作者宮本輝

収載図書蛍川
出版社角川書店
刊行年月1986.6
シリーズ名角川文庫

収載図書蛍川
出版社講談社
刊行年月1991.4
シリーズ名講談社英語文庫

収載図書宮本輝全集 第1巻 泥の河・蛍川・道頓堀川
出版社新潮社
刊行年月1992.4

収載図書蛍川・泥の河
出版社新潮社
刊行年月1994.12
シリーズ名新潮文庫

収載図書現代文学名作
出版社明治書院
刊行年月2003.4

収載図書青春小説傑作選 14歳本棚家族兄弟
出版社新潮社
刊行年月2007.5
シリーズ名新潮文庫

収載図書宮本輝短篇
出版社集英社
刊行年月2007.11


螢川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 19:23 UTC 版)

螢川』(ほたるがわ)は、宮本輝小説であり、1978年に第78回芥川賞を受賞した作品である。『文芸展望』1977年10月号初出、『泥の河』を併録して1978年筑摩書房より刊行された。

泥の河』、『道頓堀川』とともに、宮本の「川三部作」をなす作品である。富山県を舞台にしており、本作における螢川はいたち川を指す。1987年に映画化された。

父と友の死に遭い、恋を経験する思春期の少年の姿と、彼の目に映る大人の世界を、詩情豊かに描く。

映画

1987年2月21日に公開。の飛び交う場面を大規模な特殊撮影で表現し、それまでの抑制のきいた演出から一転、大量の螢が舞うクライマックスシーンを描き高い評価を受けた。ちなみにそのクライマックスシーンで特殊効果を担当したのが、円谷英二の最後の弟子で光学合成の匠、川北紘一である。文部省選定作品。

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