漫画のみのメカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 05:28 UTC 版)
ゲッターマシン輸送車両(正式名不詳) ゲッターマシン各機を格納した秘密運搬車両。通常の一般車両の数倍の巨大サイズを誇る。コンテナ上部が後方に大きく展開し、走行中でもゲッターマシンを発射台から直接発進させることが可能(カタパルト機能を有しているかどうかは不明)。 真ゲッターロボ アラスカ戦線でゲッターロボを失った號達が乗り込む、ゲッター線で動く「本当のゲッターロボ」。廃墟となっていた早乙女研究所の地下に、15年に亘って封印状態にあった。アニメ版『ゲッターロボ號』にはいっさい登場しないが、後に漫画版の描写や要素を採り入れたアニメがいくつも作られたことによって、アニメにおいても活躍の場を得た。詳細は真ゲッターロボを参照。作中では常にゲッター1状態のままで、ゲッター2にあたると思しき形態は(ゲッター1の体から湧き出るような形で出現)登場するもののゲッター3の出番はなく、分離や合体も描かれなかった(それらが明らかになるのは、後の各媒体において設定が作られてからになる)。 ステルバーα04 アメリカ陸軍所属のスーパーロボット。全長25m、総重量18.2t。パイロットとガンナーの2人乗りで、搭乗員はシュワルツコフとジョン・ランバート。名前の通りステルス戦闘機に変形する。また、戦闘機形態のままロボット形態の顔、という中間形態にも変形できる。全身にミサイルを大量に内蔵しており、全周にミサイルを打ち出せる。人型形態では、手持ち式の銃器(ゲッター號と同様に、エネルギーケーブルのようなものが本体と繋がっており実体弾ではないと思われる。なおシーンによってはケーブルが接続されていないが、有線・無線が選択できるのかどうかが定かでないのもまた同様である。)のほか、戦闘機形態の翼を使ったブーメラン等も使う。恐竜帝国編では同型機(ステルバーF24、F28他)が登場するため、量産されているようである。 ビィートT23 アメリカ陸軍の陸戦闘用試作メカ。全長8.2m、総重量10.8t。連合軍攻撃基地テキサスに偵察用として1機積まれていたものを、ゲッターロボがオーバーホール中の號が乗って出撃した。武装は貧弱だが、手足を引っ込めると独楽(画鋲に近い)のような形態になる。この形態での高速回転は、メタルビーストを貫通する威力を持ち、数体を撃破している。しかしコクピットが耐回転・耐G構造になっていない。 ロボスーンT520 カナダ陸軍所属のスーパーロボット。全長28m、総重量111t。二人乗りでパイロットはボブ・ホスナー、サム・ホスナー(二人の続柄は不明)。ともに階級は少尉。両足が巨大ローラーになっている(股関節にローラーが接続されている)。上半身をローラー部分に収納し、完全な円柱形態にもなれる。初登場の時は、この形態で多数の敵をひき潰した。初期には、胸部に三連のビーム砲があったが、胸部の砲は廃止され、両肩に大砲を装備する改修がされた。恐竜帝国編では1コマだけ、モノアイと手がクローになったタイプが描かれており、これが量産機なのか試作機なのかは不明。 ステルボンバー4000(ステルボンバーT4000) 超大型爆撃機に変形する米軍製スーパーロボット。全長82.4m、全幅120.4m、航続距離10200km。メインパイロットはシュワルツコフと翔の2名だが、初登場時の爆撃機形態では操縦席の後ろに3名以上の搭乗員が確認できる。このときの会話によれば「小さな国くらい破壊できるほどの爆弾を搭載した空飛ぶ要塞」だという。「ステル」の名を冠するが、典型的なステルス機の外観をしておらず、また劇中での言及もないためステルス機であるかどうかははっきりしない。 移動メカニック機クジラ2005D 通称クジラ。アラスカ戦線で中破したゲッターロボの元へ、神隼人が送り込んだ大型航空機。内部にゲッターを丸ごと格納したまま、たとえ飛行中でも修理や整備が可能。ゲッターロボに大改修を施したのち、大気圏高々度のメタルビーストを攻撃に向かうゲッター號を、限界高度ギリギリまで乗せて飛び、作戦を支援した。 連合軍攻撃基地テキサス 陸戦用戦艦テキサスとも。全長150m、全幅28.3m、口径840mmドーバァー(ドーヴァー)砲1門、対地レーザー2門他多数、アメリカ軍所属の巨大陸上戦艦。アラスカ戦線の連合軍側の移動基地であり、決戦においてドラゴンタートルに特攻をかけ相討ち・轟沈する。 移動基地ドラゴンタートル アラスカ戦線でヤシャが指揮するランドウ軍の巨大移動要塞。総重量はテキサスの10倍、火力も10倍以上の超大型艦である。 AV58 ランドウが日本各地(とりわけ都市部)に送り込んで、日本政府の脅迫に用いた自走式の“自爆メカ”。巨大なドームのような形状で、地上を整地するかのように移動する。隼人たちは当初「今までにないタイプのメタルビースト」とみなしていたが、実際にメタルビーストに分類されるか否かは不明。各都市に鎮座すると周囲に糸かワイヤーのような触角を張り巡らし、それに触れたり小さな震動を与えたりするだけで自爆する。爆発した場合、メガトン級の核爆発に匹敵する破壊力を示すものの放射能は検知されず、その原理は明らかでない。 ムウ(正式名不明) シベリア戦線の連合軍における暗号名で正式名は不明。地表を広範囲にマグマの海に変えてしまう「マグマ砲」を頭部口腔内に備え、人類のロボット軍団がまともに相手にならないほどの、巨大な体と圧倒的なエネルギーを持つ。メカザウルスに分類されるかどうかは不明。ステルボンバーとロシア軍のボルガによる決死の砲撃により倒されるが、全身から溶岩を吹き出し周囲を火の海にする。 ジャテーゴ搭乗機(名称不明) 四方に伸びた巨大な竜のような四つの首と、その中央に女帝ジャテーゴ自ら搭乗するロボットが配置されている恐竜帝国の決戦兵器。真ゲッターを倒すべく、進軍するベガゾーンの地下から出現したが、真ゲッターの人智を超えた力に翻弄され融合・吸収される。 デビラ・ムウ マグマを利用した大気変換装置を持つという、ランドウの協力のもと、ベガゾーンで開発されていた恐竜帝国の切り札。ジャテーゴ搭乗機と真ゲッターの戦いに割って入ったメカ・最終兵器ムウは、その役割・機能からこのデビラ・ムウのことだと思われるが断定できるだけの材料がない。その最終兵器ムウは、地球の自転を狂わせ大気をすべて変えるべく活動していたが、真ゲッターに襲いかかったことで逆に融合され取り込まれてしまう。
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