春記〈永承三年/〉
春記〈長暦四年、永承七年/〉
主名称: | 春記〈長暦四年、永承七年/〉 |
指定番号: | 234 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1956.06.28(昭和31.06.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | |
員数: | 3巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
春記〈自長暦二年八月十七日/至同年十月廿九日〉
主名称: | 春記〈自長暦二年八月十七日/至同年十月廿九日〉 |
指定番号: | 264 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1964.01.28(昭和39.01.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | 紙背、旡相大乗宗二諦講義林章 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
春記〈長久二年二月/〉
主名称: | 春記〈長久二年二月/〉 |
指定番号: | 380 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1966.06.11(昭和41.06.11) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | 紙背大日経秘要鈔 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 春宮権大夫藤原資房の日記、春記はその記事の精細さを以て知られ、平安時代の基本史料として古来より重視されている。本巻はその平安時代の古写本で、京都国立博物館本(重文)、書陵部本ともと一具をなすものである。その紙背の章疏により東密系寺院に伝来したことが知られ、当時の大日経研究の跡を知る上でも注目されよう。 |
春記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/11 03:32 UTC 版)
『春記』(しゅんき)は、平安時代の公卿・藤原資房の日記。別名『野房記』(やぼうき)または『次戸記』(じこき)。『春記』の名は資房が春宮権大夫を兼ねたこと、『野房記』は小野宮流の資房の日記であること、『次戸記』は資房の漢字の一部に由来する[1]。写本としては万寿3年(1026年)から天喜2年(1054年)までのものが断続的に残っており、ほかに逸文が多数残る[1]。特に資房が後朱雀天皇のもとで蔵人頭を務めていた長暦2年(1038年)から長久2年(1041年)にかけて比較的まとまって残っており、史料価値が高い[2]。
脚注
参考文献
- 倉本, 一宏『平安時代の男の日記』株式会社KADOKAWA〈角川選書〉、2024年7月31日。ISBN 978-4-04-703728-1。
関連文献
- 増補史料大成刊行会編『増補史料大成 7』臨川書店、1965年。
- 赤木志津子「藤原資房とその時代」(『日本歴史』116・117号、1958年)。
- 加納重文「藤原資房―『春記管見』―」(『古代文化』28巻3・4号、1976年)。
- 河北騰「藤原資房と『春記』小考」(『独協大学教養諸学研究』21号、1986年)。
- 近藤好和「春記」(『古記録と日記』上巻、思文閣出版、1993年)。
- 角田文衛「藤原資房の『春記』」(『王朝文化の諸相』、法藏館、1984年)。
- 木本好信・大島幸雄「藤原資房『春記』人名索引」(『京都産業大学日本文化研究所紀要』9号、2004年)。
- 木本好信「『春記』総索引稿-地名・官位・典籍名・年月日・寺社名編-」(『史聚』20号、1985年)。
- 読み下し文は国際日本文化研究センター「摂関期古記録データベース」で公開されている。
関連項目
固有名詞の分類
- >> 「春記」を含む用語の索引
- 春記のページへのリンク