関係文書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:17 UTC 版)
『梁塵秘抄』平安時代末の歌謡集。吉備津神社について次の歌を伝える。*: 「 一品(いっぽん)聖霊(しょうりょう)吉備津宮、新宮、本宮、内の宮、隼人崎、北や南の神客人、丑寅みさきは恐ろしや 」 「丑寅みさき」は温羅伝説によれば吉備津神社釜殿の精霊。 『多聞院日記』永禄11年(1568年)5月16日の記事で、鳴釜の存在を伝える。 『備中吉備津宮勧進帳』安土桃山時代、天正11年(1583年)。「鬼神」として伝承を掲載。温羅伝説の初見。 『鬼城縁起(鬼ノ城縁起)』平安時代中期の延長年間(923年931年)の書写か。「鬼神」として伝承を掲載。 『備前吉備津彦神社縁起写』江戸時代前期、延宝年間(1673年-1681年)。「吉備冠者」として伝承を掲載。 『備中国大吉備津宮略記』江戸時代中期、賀陽為徳著。「百済の王温羅」として伝承を伝える。 『雨月物語』江戸時代中期、上田秋成著。「吉備津の釜」に鳴釜神事の様子を伝える。
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