儀式次第
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/26 10:53 UTC 版)
御燈は3月と9月の3日に行われ、その次第を『江家次第』や『西宮記』に就いて見ると、まず1日に宮主(みやじ。神祇官の卜部の長)による御体の穢れの有無が占われ、それより潔斎期間に入り、当日は内蔵寮から霊厳寺へ御燈が奉納され、その後天皇は魚味を食すとされる。 また、もし穢気があるとの占が出れば御燈は取りやめとなり、3日(当日)には御体の祓のみが行われるが、その際は天皇が清涼殿の孫廂において湯浴みを行ってから出御、内蔵寮が御贖物(おんあがもの)を、宮主が御麻(おんぬさ)を献じ、天皇は贖物を1撫でして息を吹きかけてから宮主へ渡す、宮主が祝詞を奏上して贖物を撤下し、天皇は御拝の後に魚味を食すとある。
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