儀式後に誕生した魔女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:53 UTC 版)
「山田くんと7人の魔女」の記事における「儀式後に誕生した魔女」の解説
後に「男勢力の魔女」と呼ばれる。鈴原、アレックスは卒業した3年生の後継者。 黒崎 仁(くろさき じん) 1年→2年。前副会長。元タイムスリップの魔女。「相手の過去に関われる能力」の持ち主だった。キスした相手の過去に飛んで相手の過去を見れる。うらら曰く「誰かの“今”を幸せにする能力」。パーカーを着用しているが、校則でパーカーは禁止されている。 キザで山田曰く暗殺者(アサシン)のような見た目をしている。山田たちなど先輩に対して尊大に接するが、宮村だけには心酔しており宮村会長時代の秘書である山田を敵視している。実は気が小さく、高校デビューだった。山田は黒崎が何も変わっていないから能力を手に入れたと考えている。 7人目の魔女の能力を受けて記憶を失くしたが玉木が山田に関する記憶を教えていたため、山田のことは分かっている。儀式の後、完全に記憶が戻った。 10年後の後日談では大学在学中にホステスのバイトをしていた時期があり、酒に弱いためすぐやめるかと思われたがその店のNo.1になるほど長い期間続くも突然失踪。気付けば池袋に位置するイケメンカレー屋の店長となっていた。 詫摩 類(たくま るい) 2年D組→3年。人間観察部部長。元6人目及び7人目の魔女。西園寺リカの”記憶操作の能力”の後継者で、「7人すべての魔女を知った相手の魔女にまつわる記憶を消す能力」と「すべての魔女を探知する能力」の持ち主だった。魔女であることを認知していればナンシー側の魔女も見ることが可能。能力と自身の頭脳により、人間関係を知れることを一番気に入っている。今まで能力を使ったことがない。知能がとても高く、うららより成績は上。貧血持ちのため、いつも杖を持ち歩いている。 魔女の能力がキスで発動する理由と自身の能力に興味を持っている。7人目の魔女になってから学校が楽しいらしい。実は二重人格であり、6人目の魔女の能力はもう1人の詫摩(黒詫摩と呼ばれている)が保持する。過去に黒詫摩が詫摩の人格を消そうと魔女探しを始め、やがてうららに魔の手を伸ばしたため山田と乱闘事件を起こし、山田に勝っている。その後に魔女のことを触れ回り学校中が大騒ぎ、生徒会はこの事態を収拾しようにも7人目の魔女の能力では及ばず儀式によって、全校生徒の3学期の記憶が一斉削除される原因となった。黒詫摩が持っていた魔女の能力の詳細は不明。山田を除いた全校生徒からうららについての記憶が消されたことで魔女の能力は消失し、黒詫摩に人格を消される心配も無くなった。 余談だが、アニメ5話の成績上位リストにて白石うららの下に詫摩類という名前がある。 10年後の後日談では副業で神父をしており、山田とうららの結婚式の神父を務めた。 一条 政宗(いちじょう まさむね) 2年J組→3年。握手で相手に能力をかけられる元扇動の魔女。「扇動の能力」の持ち主だった。対象は複数可。人の気持ちを煽り立て集団心理により増幅させ、結果的に行動を起こせられる。宮村から会長の座を奪おうと大勢の生徒に能力をかけてリコール運動を立ち上げ、リコール成立。 成立後の次期生徒会長に立候補し選挙活動を行うも、潮が7人目の魔女の能力を行使したことにより全校生徒から忘れられた。描写はないが儀式後は全校生徒に記憶を取り戻してもらえたと思われる。 三浦 悠理(みうら ゆうり) 1年H組→2年。元将棋部員。生徒会秘書→会長。頭突きで相手に能力をかけられる元操作の魔女。「操作の能力」の持ち主だった。対象は単体のみ。八十島曰く「姫川そらに好意を持っている」らしい。姫川とは家が隣同士の幼なじみ。 姫川がナンシーに記憶を消させた時はまだ朱雀高校に入学していなかったため、事前に姫川から聞いていた全てのことを覚えている。 朱雀高校を「あるべき姿に戻す」ためにそれを止めようとするもの(ナンシー)と戦っていると語るが、悠理自身はかつて山田が姫川を傷付けた経緯の真実を探るために行動した結果、玉木の秘書になっていた。山田たち3年が卒業後は生徒会会長に就任した。 10年後の後日談では姫川と結婚し、1人の子どもに恵まれた。 鈴原 光(すずはら ひかる) 1年B組→2年。超常現象研究部員。元虜の魔女。「キスによって相手の心を虜にする能力」の持ち主で、寧々と同様の能力と思われる。 高校進学には興味がなく双子の兄である鈴原蛍だけが朱雀高校進学を決めるも、入学前に蛍が事故に遭ってしまい光が替え玉として入学。高校で友達を作ることは蛍のためであったが、本心では自分も学園生活を楽しみたいと思っていたのが魔女になる要因となった。 玉木から翌年正規に受験をすることを勧められ、超研部員から勉強を教えてもらっていた。後に編入試験を合格、転校生として正式に朱雀高校の生徒となった。 10年後の後日談では、蛍と共に身長が190cmまで伸びていた。 アレックス・スペンサー 3年H組→卒業。元入れ替わりの魔女。「キスした相手と身体を入れ替える能力」の持ち主で、うららと同様の能力と思われる。日本語はペラペラで、4月にアメリカから留学してきた。 文化の違いも相俟ってコミュニケーションが取りづらく、入学当初は持て囃されていたが徐々に「ボッチ」となっていった。そのことを寧々から気にかけられ、山田の助力で一気に人気者となった。 猿島の家にホームステイしており、山田と接触する前に猿島から魔女の能力についてを聞いていた。寧々に好意をもっている様子が窺え、山田家での勉強会において自身の能力で寧々と入れ替わった際は嬉しそうにしていた。
※この「儀式後に誕生した魔女」の解説は、「山田くんと7人の魔女」の解説の一部です。
「儀式後に誕生した魔女」を含む「山田くんと7人の魔女」の記事については、「山田くんと7人の魔女」の概要を参照ください。
- 儀式後に誕生した魔女のページへのリンク