逸文とは? わかりやすく解説

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いつ‐ぶん【逸文】

読み方:いつぶん

世間知られていない文章

他の書物などに一部引用されているだけで、完全な形では伝わっていない文章。「風土記—」

すぐれた文章


逸文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 14:23 UTC 版)

逸文(いつぶん、いつもん、佚文とも)とは、かつて存在していたが、現在は伝わらない文章のこと。または、他の書物に引用されて断片的に伝わる文章のこと。




「逸文」の続きの解説一覧

逸文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 02:37 UTC 版)

駿河国風土記」の記事における「逸文」の解説

駿河の国号の由来 下河辺長流の『枕詞燭明抄』に「風土記に云」として引用されており、伴信友採択富士川流れが非常に速いので駿河名付けられたという。 三保の松原 林羅山が『本朝神社考』五で「風土記案ずるに」として引用今井似閑採択。昔、神女天から降りてきたが、にかけた羽衣漁師奪われ頼んで返してくれないので、仕方なく漁師の妻となったその後神女羽衣を見つけて天に帰ったが、漁師仙人となって天に昇ったという。能『羽衣』でも有名な羽衣伝説1つてこの呼坂 下河辺長流の『続歌林良材集』上に「するがの国の風土記に云」として引用伴信友採択。「てこ」とは東国言葉「女」の意。昔、不来見(こぬみ)の浜(興津川河口付近海岸)に住む妻のもとに通ってくる神がいた。夫の神は岩木山薩埵山の古名)を越えてやって来るが、山には荒ぶる神がいて道を通さなかったので、夫の神は荒ぶる神がいないときしか妻の神のもとに通えなかった。一方妻の神毎晩、山のそばまでやって来て夫神を待つのだが、なかなかやって来ないので夫神の名を呼ぶ。そこでその地を「てこの呼坂」と呼ぶのだという。 富士の雪 仙覚が『万葉集註釈』三において、「駿河国風土記ニミエタリト云ヘリ」と、先行書または先人の言にあった引用今井似閑採択富士山の雪6月15日なくなり子の刻以降新し雪が降るという。

※この「逸文」の解説は、「駿河国風土記」の解説の一部です。
「逸文」を含む「駿河国風土記」の記事については、「駿河国風土記」の概要を参照ください。

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