富士急行線直通優等列車沿革とは? わかりやすく解説

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富士急行線直通優等列車沿革

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 22:05 UTC 版)

富士回遊」の記事における「富士急行線直通優等列車沿革」の解説

富士急行線へは戦前から準急列車高嶺」など臨時では国鉄から乗り入れ列車存在し戦後準急列車かわぐち」などによって運行再開された。 なお特急については、富士山マラソンの際に運行され特急富士山マラソン号」、2014年7月26日から運行されている「成田エクスプレス」の富士急行線への延長運転2017年から富士急行線に関して特急料金設定)など富士急行線乗り入れる臨時列車運行行われていたが、定期特急列車2019年運行開始の「富士回遊」が初となる。 1934年昭和9年7月臨時列車高嶺」が新宿駅 - 富士吉田駅間で運行開始 1950年昭和25年11月中央本線富士急行線直通列車の運行再開 1962年昭和37年4月 : 新宿駅 - 河口湖駅間を中央本線富士急行大月線河口湖線経由運行する準急急行列車かわぐち運行開始運行当時は、当時中央本線運行していた急行列車国鉄キハ58系気動車により運行されていたことからこれ準じた気動車である「キハ58000形気動車」を富士急行側が準備し下り急行アルプス」に、上り準急「かいじ」と併結する変則的な運行となったが、同年ダイヤ改正で「アルプス」に統一されるまた、利用者自体多かったことから臨時列車設定していた。 1968年昭和43年) : 「かわぐち定期列車として2往復季節列車として3往復増発された。増発分は国鉄所有電車よるもので、季節列車115系電車による遜色急行であったまた、臨時列車として別に河口湖スケート」・「かわぐちスケート」等が運行される1975年昭和50年) : 「かわぐち」が完全電車化富士急所有車の国鉄乗り入れ無くなり、全列車国鉄車による富士急線への片乗り入れになる。 1978年昭和53年) : 「かわぐち定期列車2往復変更 1982年昭和57年) : 「かわぐち定期列車1往復廃止。「かいじ」と併結運転となる。 1985年昭和60年) : 「かわぐち」・「かいじ」とともに季節列車1986年昭和61年) : 「かわぐち」・「かいじ」廃止165系電車による「ホリデー快速ピクニック号」に移行する 1990年平成2年) : 大宮駅発着の「ホリデー快速むさしの号」の運行開始。この列車前身として1989年田町電車区185系200番台7両編成使用して快速ホリデーむさしの」号が運転された。運用は、田町駅 → (回送)→ 大宮駅高尾駅 → (回送) →相模湖駅大宮駅高尾駅で、高尾駅からは返却回送ではなく八王子駅立川駅のみ停車臨時快速新宿行として運転された。なお臨時快速含めて、全区間グリーン車自由席として営業されていた。 2001年平成13年) : 三鷹電車区(現・三鷹車両センター)の169系使用して大宮駅 - 八王子駅間で運転していた「新幹線リレー号」の名称を「むさしの号」改称これに伴い誤乗防止観点から「ホリデー快速むさしの号」を「ホリデー快速河口湖号」に改称使用車両田町電車区167系アコモデーション改善車4連となる。 2002年平成14年) : 165系引退に伴い新宿駅発着の「ホリデー快速ピクニック号」(田町167系8両編成または三鷹169系9両編成)を廃止最終日12月8日には「さよならピクニック号」として運行された。 2003年平成15年) : 新宿駅発着列車の名称を「ぶらり河口湖号」に変更して169系運行。「ホリデー快速河口湖号」の運行車両183・189系電車変更2004年平成16年) : 「ぶらり河口湖号」は運行されず、名称を「ホリデー快速河口湖号」に統合して183・189系運行2006年平成18年7月1日 : ホリデー快速河口湖1号のみ新宿駅 - 大月駅間で新宿寄り1号車指定席新設された(富士急行線内では自由席)。それに伴い指定席車黄緑自由席車を水色側面方向幕表示するようになった2007年平成19年3月18日 : 新宿発着1・2号停車駅見直し行い富士急行線内の田野倉駅禾生駅谷村町駅東桂駅下吉田駅通過となった9月29日30日 : 富士スピードウェイでのF1日本グランプリ開催にあたり増発して運転を行う。2007年9月29日は、下り列車189系6両編成全車指定席91号E233系4両編成全車自由席191号、E233系6両編成全車自由席193号が運転された。上り列車189系6両全自由席92号E233系4両全自由席192号、E233系6両全自由席194号が運転された。 2007年9月30日は、下り列車E233系4両全自由席191号・195号、E233系6両全自由席193号・197号が運転された。上り列車E233系4両全自由席192号・196号、E233系6両全自由席194号・198号が運転された。 E233系による列車は、新宿駅 - 大月駅間は4両編成列車6両編成併結運転とし、大月駅分割・併合富士急線内は続行運転を行った。これは富士急行線内が最大6両編成までしか対応できないための措置である。 2009年平成21年7月4日 : 1号指定席区間富士急行線内まで拡大2号にも指定席設定2010年平成22年3月13日 : 富士急行線上大月駅以外の各駅に停車していた大宮行き4号富士急行線内も快速運転変更4月24日 : 大宮発着3・4号にも指定席設定2011年平成23年7月1日富士吉田駅富士山駅改称2012年平成24年7月1日 : 大宮発着3・4号を延長して小山発着3・6号として運転開始2013年平成25年7月6日 : 「ホリデー快速河口湖号」を「ホリデー快速富士山」に改称6号4号変更2014年平成26年6月29日 : 小山発着3・4号の運転最終日7月26日特急「成田エクスプレス」新宿発着列車1往復土休日限り期間限定富士急行線河口湖駅まで延長運転開始 2015年平成27年3月14日小山発着3・4号が正式に廃止3月21日千葉駅発着快速山梨富士3・4号にE257系500番台定期使用開始2016年平成28年7月1日 : 毎週金曜日快速「富士山」運行開始2017年平成29年3月4日ホリデー快速富士山などの中央東線から富士急行線直通する列車において、富士急行線内の区間に関して指定席料金設定される成田エクスプレスなどの中央東線からの直通特急列車富士急行線内の区間に関して富士急行線特急料金適用され同時にグリーン車料金新設される。 12月2日:この日の運転より、指定席が2両に拡大される2018年平成30年1月6日快速山梨富士」での189系運行終了3月17日:「ホリデー快速富士山」・快速「富士山」運行車両E257系500番台変更し、「ホリデー快速富士山」は三鷹駅通過となる。 12月24日快速山梨富士」の運行最終日2019年平成31年/令和元年3月8日快速「富士山」運行最終日3月10日:「成田エクスプレス」の延長運転休止および「ホリデー快速富士山運行最終日3月16日ダイヤ改正に伴い次の通りとなる。特急「富士回遊」運転開始新宿 - 大月間は「かいじ」と併結。(土休日一部臨時列車を除く) 富士急行線内において成田エクスプレス同様にJR東日本線から直通する特急列車適用される特急料金加え旅客連絡運輸規則定められ富士急行線区間座席指定料金富士急行線特急料金座席指定料金200円を合算し金額)が適用富士急行線内は事前料金車内料金同額となっている。 中央線内はかいじ、あずさの特急料金であり、中央東線から乗り通す場合合算し特急料金となる。 新たな着席サービス富士急行線内も含め区間導入富士急行線内のみの座席指定不可のため、富士急行線内のみの利用場合座席指定券のみ発券10月12日 - 10月27日令和元年東日本台風台風19号)による大雨影響で、梁川駅 - 四方津駅間で土砂流入する被害を受け一部区間運休となった影響で、「あずさ」・「かいじ」と共に運休となる。 2020年令和2年3月14日ダイヤ改正に伴い次の通りとなる。3・44号を増発し定期列車を3往復とする。増発列車大月以東を「あずさ」と併結し、そのうち3号千葉駅始発とする。 臨時列車含めた列車下吉田駅停車2022年令和4年4月1日富士急行会社分割により運営者JR東日本富士山麓電気鉄道となる。

※この「富士急行線直通優等列車沿革」の解説は、「富士回遊」の解説の一部です。
「富士急行線直通優等列車沿革」を含む「富士回遊」の記事については、「富士回遊」の概要を参照ください。

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