富士急行譲渡後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 08:01 UTC 版)
「パノラマエクスプレスアルプス」の記事における「富士急行譲渡後」の解説
老朽化のため、2001年8月末にJR東日本での運用を終了した後の同年9月に富士急行に譲渡され、2000形電車に形式変更。譲渡時に2001号・2002号の3両編成として分割され、外部塗装を大きく変更。内装はモケットを茶色系統から青色系統へ交換した程度である。また2001号編成はシングルアームパンタグラフに換装した。 運用面では2002年の年始臨時列車で投入開始、同年2月28日より「フジサン特急」として定期運用を開始した。 2013年10月に小田急電鉄20000形RSE車1編成7両が譲渡の上で3両編成への短縮改造を施工し、2014年夏より本形式を置換える計画が発表されたことから、同年11月30日から2002号編成の塗装を「パノラマエクスプレスアルプス」色へ復元しリバイバル運転を開始した。同編成は2014年2月9日のありがとうイベントで運用終了の予定が、記録的な大雪により中止となった。このため、同編成を使った最終イベントは2013年11月30日に開催された富士急電車まつりとなったことから、2014年5月18日に記念グッズ販売会が開催された。 一方の2001号編成も2015年度中にJR東海371系への置換えを発表。同編成は2016年2月7日に開催した富士山駅での運転台見学と記念グッズ販売会を含むラストランイベントで運用を終了した。 2001号編成 2002号編成 2002号編成「パノラマエクスプレスアルプス」リバイバルカラー
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