型式 KGJ10/NGJ10型とは? わかりやすく解説

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型式 KGJ10/NGJ10型(2008年-2016年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 07:05 UTC 版)

トヨタ・iQ」の記事における「型式 KGJ10/NGJ10型(2008年-2016年)」の解説

2008年10月15日 正式発表高岡工場愛知県)で生産し同年11月20日より日本発売開始月間目標販売台数2500台と発表されている。 内外装デザインに関して巻き貝波紋などを基に造られ数理モデル用い自然界造形美活かした線や面を採用している。 欧州仕様コモンレール式1.4Lディーゼルターボエンジン(1ND-TV)と6速MTなどの組み合わせもあるが、国内仕様NOx規制および二酸化炭素排出量削減念頭に置いたため、ダイハツ工業共同開発した1L・3気筒1KR-FESuper CVT-iのみの組み合わせとなる(欧州仕様車では同型エンジン5速MT組み合わせた仕様存在する)。しかし、トランスミッション構造変更し、ステアリングギヤボックスを上方配置。さらに新開発電動パワーステアリング採用によりエンジンルームヴィッツよりもさらにコンパクトとなっている。また、燃料タンク床下レイアウトすることでリヤオーバーハング極限まで短縮されている。さらにシート乗り心地ホールド性を保ちつつ可能な限り薄型化するとともに助手席側のダッシュボード運転席より前方に出すことで十分な居住性能確保している。 ヘッドライトバルブに関してスペース上の関係で背面からは挿入出来ないため、ハロゲンヘッドライト・ディスチャージヘッドライトともに交換時は側面から挿入することになる。この技術レクサス各車やアイシスですでに導入済であるが、いずれもディスチャージヘッドライト対応するものであり、ハロゲンヘッドライト採用車種への導入iQ世界初となる。 オーディオに関して全車標準装備であるが、インパネクラスター一体式専用デザインとなっていてCD挿入インパネ上部より、操作ステアリング脇にあるリモートスイッチにて行う。なお、メーカーオプションのオーディオレス仕様を選ぶとインパネクラスターはディーラーオプションナビ対応するものに変更される日本でのグレード展開は、発売当初装備によって「100X」「100G」「100G"レザーパッケージ"」の3つ用意されるが、合計9個のエアバッグABSブレーキアシスト、S-VSCなど高級車並み安全装備全車に備わる。 また、欧州仕様のフロントマスクにはトヨタCIマーク装着されるが、日本国内仕様に関してネッツ店専売ということもあり、「Netz」の頭文字Nをモチーフにしたエンブレム装着されていた。 2009年2月10日 ボディーカラーを2色追加従来落ち着いたカラーリング大半占めていたが、ヴィッツマイナーチェンジ先行採用されイエローラクティスマイナーチェンジ先行採用されたコバルトブルーメタリックという明るめの色が新たに加わり選択の幅広がった2009年3月 ジュネーヴモーターショーにて欧州向け直列4気筒1.3L(欧州では1.33Lの表記使用ガソリンエンジン搭載モデル発表された。エンジンダイハツ工業共同開発した1NR-FE排気量は1329ccで最高出力100psを発生するトランスミッション新開発CVT6速MT選択できる。また6MTには「トヨタ・オプティマル・ドライブ」と名づけられた新開発アイドリングストップ&スタート機構搭載される。 2009年8月20日 欧州よりやや遅れ、ようやく日本にも「1NR-FE」型エンジン(なお日本仕様トヨタ車としては初となるNRエンジン搭載車となった)を搭載したグレード「130G」と、その上グレードである「130G"レザーパッケージ"」を追加(ともに基本的な装備に関しては1.0L車に準ずる)。燃費性能は1.0L車と同じく20.8km/L(JC08モード燃費)を実現しており、「平成22年度燃費基準+25%」を達成している(現在は平成27年度燃費基準達成)。トランスミッション当初CVTのみで欧州向け存在する6MT+アイドリングストップ機構設定はなく、エンジンレギュラーガソリン仕様となるため欧州仕様車よりも若干最高出力下げられている(欧州仕様車より4PSほど低い)。また「130G」以上のグレードの1.3Lには、欧州仕様車同じく16インチアルミホイールと175/60R16サイズタイヤ装着されるが、リアブレーキは欧州仕様車ディスクブレーキなのに対し1.0Lと同じドラムブレーキである。 それと並行し1.0L車も一部改良行い運転席座面上下調整できるシートアジャスター(100G"レザーパッケージ"のみ)や、ドアアームレストにポケット追加し利便性を向上させ、またボディカラー欧州仕様車専用設定だった「グレーメタリック」を追加すると共に、"レザーパッケージ"のシート表皮にブラックレザー×レッドファブリックを追加設定さらなるバリエージョンの拡大図った。 さらに2種類特別仕様車「"+(プラス)"」と「100X"2 Seater"」を発売。「"+"」は「デコクレ」の第2弾として「100G」「130G」をベースに、一部をスコーピオンレッドあるいはキャメルゴールドの加飾施した内装やスーパークロームメタリック塗装15インチアルミホイール("レザーパッケージ"に装備され、130Gにおいても標準車16インチアルミホイールではなく、こちらのものに変更される)、黒色加飾メーターバイザー角度調節機能マップランプ白色LED)にはメッキ加飾を施すなど“個性”強調した仕様で、搭載エンジンや"レザーパッケージ"等の装備合計4タイプ用意される一方の「100X"2 Seater"」は廉価グレードの「100X」をベース後部座席部分ラゲージスペース変更して乗車定員2人減らし荷室スペース確保したシリーズ初の2シーター仕様で、リアシート撤去に伴う重量バランス是正のためにサスペンションセッティングを変更し、さらにボディ補強行なわれていることが特徴。ともに日本仕様車オリジナルバージョンまた、コンプリートカーの「GAZOO Racing tuned by MN」(後述)も同時に発表された。 2010年5月25日 一部改良運転席の上アジャスター全車標準装備。さらに、ドアトリム配色プラムブラックの2トーンカラーに変更すると共にステアリングには表面加工施したまた、特別仕様車「130G"+"」と「130G"レザーパッケージ +"」には専用加飾色に「ポーラーホワイト」を追加した2010年8月31日 新たにスポーティドレスアップパッケージ「100G/130G"→(ゴー)"」及び「130G"→(ゴー)レザーパッケージ"」を追加。本パッケージではフロント専用エアロバンパーフォグランプ、リアデフューザーを装備電動格納式リモコンカラードドアミラーには専用色のシルバー設定した内装ではグレー&ブラック内装色を設定すると共に、赤いステッチステアリング高輝度シルバー加飾のインパネセンタークラスターと助手席インパネアッパーモールを採用しファッション性を向上。"→(ゴー)レザーパッケージ"についてはレザーファブリック複合シートファブリック部でグレーレッド選べるようになっているレザー部はブラック固定)。なお、「130G"→(ゴー)"」並びに「130G"→(ゴー)レザーパッケージ"」のトランスミッションは7速シーケンシャルシフトマチックSuper CVT-i)を採用するまた、既に日本国外設定されている6速MT車「130G MT→(ゴー)」と「130G MT→(ゴー)"レザーパッケージ"」もあわせて発表された(後述)。6MT車はアイドリングストップシステム「TOYOTA Stop & Start System」を標準装備エンジントランスミッションとの最適化により23.5km/L(10・15モード)の低燃費実現している。 2010年11月8日 予告されていた「130G MT"→(ゴー)"」及び「130G MT"→(ゴー)"レザーパッケージ」を発売開始2012年5月7日 一部改良センタークラスターにピアノブラック塗装を施すとともに、1.3L・CVT車はマニュアル感覚のシフトチェンジ楽しめる7速シーケンシャルシフトマチック採用併せてグレード体系見直され、1.0L車は「100X」・「100G」及び特別仕様車として発売されていた2人乗り仕様「100X"2 Seater"」の3グレード集約。1.3L・CVT車は既存グレード販売開始当初体系戻され新たに「130G」の装備内容一部厳選することで価格下げた「130G"Xパッケージ"」を追加。1.3L・6MT車は装備内容見直しにより、「130G MT」・「130G MT"レザーパッケージ"」に改称された。 2012年7月9日 GAZOO Racing開発したスポーツコンバージョン車「GRMN Supercharger」(後述)を発表。 130G"→(ゴー)" 2012年9月 本車ベースにした電気自動車eQ」(イーキュー)を地方自治体企業向け限定発売すると発表同年12月限定発売2014年5月7日 ネッツ店が旧・ビスタ店再編・統合してから10周年迎えるのを記念した特別仕様車「130G"レザーパッケージ・グランブルー"」・「130G MT"レザーパッケージ・グランブルー"」を発売。「130G(CVT車)」・「130G MT6速MT車)」をベースに、「レザーパッケージ」の装備内容加えボディカラーネッツ店のチャネルカラーであるブルー基調とした特別色3色と別の色を組み合わせた専用ツートンカラー3種(ブルーメタリック×ホワイトパールクリスタルシャインはオプション設定)とし、内装ピラーからルーフ内張りブルー変え本革巻き3本スポークステアリング・ホイール、本革巻きシフトノブCVT車のみ)、フロントシート表皮にブルーステッチを採用するなどより個性際立たせる仕様とした。なお、「130G"レザーパッケージ・グランブルー"」では、ハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機構付)がスモークに、アルミホイール16インチそれぞれ変更されサンバイザー助手席バニティミラーを追加MT車ベース車に標準装備)、また、電動格納式リモコンカラードドアミラー(サイドターンランプ付)はベースグレードでは「ディープアメジストマイカメタリック×シルバーメタリック設定時に適用されるボディ同色変更となる。 2016年3月25日 生産終了2016年以降在庫対応のみとなる。 2016年4月4日 販売終了同時にホームページへの掲載削除された。また、在庫応分車両同月末までに全て完売となった

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