型式 N30型とは? わかりやすく解説

型式 N30型(1997年-2001年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 22:07 UTC 版)

日産・ルネッサ」の記事における「型式 N30型(1997年-2001年)」の解説

1997年10月22日 - 第32回東京モーターショー開幕一般公開25日から)。日産自動車は「“パッケージ・ルネッサンス”~車輪の上自由空間~」をコンセプト開発したM.A.V(マルチ・アメニティ・ビークル)「ルネッサ」を発表。「セダン乗り心地ワゴン積載性、ミニバン解放感ミックス」を謳い文句としており、同日より全国一斉発売専用外観を持つオーテックジャパン架装AXIS同時発表月販目標は6,500台。取り扱い日産店サニー店発表展示会25・26日に行われたターゲット子供の居る30代から40代核家族層や子供居ない夫婦一方GTターボ等のスポーツグレードはファミリーのみならず20代から30代若年層カップルターゲットとしていた。全てのグレード直列4気筒DOHCガソリンエンジンを横置き搭載する2.0リッターSR20DE型、2.0リッターターボ付SR20DET型、および2.4リッターKA24DE型の三種重量区分エンジン毎に異なっており、2.0リッターSR20DE型のみ1.5t以内収まっているが、他は1.5tを超えているため、重量税かなりの差がある。 全長は4,680mmで5ナンバーサイズかろうじて収まっているが、全幅が1,765mmとワイドなため、3ナンバー登録となる。アクシス全幅標準仕様同一だが、全長が4,700mmを超えているため(4,740mm)、完全な3ナンバーサイズとなる。 グレードは上からGTターボ(スポーツタイプ)、X(ラグジュアリータイプ)、G(スタンダードタイプ)、B(ベーシックタイプ)。Bグレードのみエアコン標準装備されず、ほかはオートエアコン標準装備されていた。 サスペンションフロントマクファーソン・ストラットリアセフィーロプレサージュなどと同じマルチリンクビーム式。 前述通り、ステーションワゴン・ミニバン・SUV・ハッチバック・トールワゴンと分類まちまちであり、それらのクロスオーバー的な車と見なす者も居る。ポジションとしてはステーションワゴンとして考えればアベニールセフィーロワゴン中間ミニバンとして考えればセレナラルゴやプレーリージョイ(1998年以降はプレーリーリバティ→2001年以降リバティ)とほぼ同じポジション乃至は前述3車と派生車であるプレサージュ/バサラ中間SUVとして考えればラシーンテラノ中間ハッチバックトールワゴンとして考えれば同車最上級車種となる。 1997年11月17日 - 第18回('97-'98日本カー・オブ・ザ・イヤー決定ルネッサ選出される1998年5月11日 - 特別仕様車ブラック リミテッド」を発売。「G」をベースに、スーパーブラック専用色、GTターボ同意匠のエアロパーツ15インチアルミホイールなどの専用装備施し、本来のターゲットであるファミリー層や夫婦のみならず20代から30代若者ターゲットとしていた。価格ベース車より5万アップの、2WD2148千円4WD2368千円となる(共に東京地区)。 1998年5月13日 - ルネッサEV発表3年リース月額27万円1998年9月24日 - 日産、アルトラEVで「ミシュラン・ビバンダム・チャレンジ」参戦発表ドライバーステファン・ペテランセル現地時間24日に仏クレルモンフェランスタート27日朝にパリコンコルド広場ゴールとなる、全行程450kmのラリー電気自動車部門でアルトラEVは、走行距離加速居住性3項目で1位を獲得1998年11月24日 - ハイパーCVT搭載した特別仕様車「Xリミテッド」「Gリミテッド追加。「ブラックリミテッド」同様、GTターボ同意匠のフロントエアロバンパー、バンパー組込みフォグランプサイドシルプロテクター、4本スポークステアリング(抗菌仕様、スポーツタイプ)などに加え、クロームカラーコートの15インチアルミホイールを装備し、さらにスポーティなスタイリングとなっており、ブラックリミテッドに続いてこちらもファミリー層や夫婦のみならず20代から30代若者ターゲットとしていた。 1998年12月29日 - 米ロサンゼルスオートショー開幕一般公開は翌1月2日から)。日産ルネッサEV輸出仕様、「アルトラEV」を発表1999年5月13日 - 日産ルネッサEVベースメタノール改質式の燃料電池車ルネッサFCV」を開発走行実験開始した発表国内メーカーでは1996年トヨタ・RAV41997年マツダ・デミオFCEV次いで3番目。またメタノール燃料とするFCVとしては、1997年ダイムラークライスラーECAR3に次いで世界で2番目である。メタノール改質機は三菱化工機との共同開発フューエルセルカナダバラード・パワー・システムズ製で、最高速度100km/h、走行距離300km。車両総重量ノーマル車に比べ+500kgの約2t、燃費効率ガソリン車の約80%。 2000年1月 - マイナーチェンジ内外装意匠変更のほか、SR20DEエンジン搭載モデルトランスミッションCVTとなった同時にAXIS一部改良されアルミホイールデザインプレサージュAXIS採用されいたもの同様になる。 2001年9月 - 販売不振のため生産終了在庫応分のみの販売となる。 2001年12月販売終了総販台数は約4台。これにより日産におけるステーションワゴン今後ステージアアベニールウイングロードが受け持つことになる。

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