型式 K100P/100C型(1996年-2001年)
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「ダイハツ・ミゼットII」の記事における「型式 K100P/100C型(1996年-2001年)」の解説
1993年 - 第30回東京モーターショーに参考出品。 1995年 - 第31回東京モーターショーに参考出品。 1996年4月 - 発売キャッチコピーは「ミゼットを飼おう。」、および「夢は大きいよ。」。ちなみに当時オンエアされたテレビCMはミゼットIIがライオンに襲われたり、スカンクに屁をかけられたりするなどと全体を通しコミカルな内容だった。 トラック型・1人乗り・最大積載量150kg・4速MT仕様のみが存在。 廉価型のBタイプ、標準型のDタイプ、ドレスアップが施されたRタイプが用意された。 全長2,790mm(Rタイプは2,865mm)・全幅1,295mm・全高1,650mm。ホイールベースは1,840mm。 エンジンは、全車型とも直列3気筒659cc・ロッカーアーム式SOHCのEF-CK型。燃料供給はキャブレターを使用し、最高出力31馬力、最大トルク5.1kgmで、触媒コンバーターは装着されていない。10・15モード燃費は15.8km/L。 タイヤおよびホイールは全車10インチでブレーキは全車総輪ドラムブレーキ(前輪・2リーディングドラム、後輪・リーディングトレーリングドラム)を採用。 左側ドアのガラスウィンドウは、非開閉式であった。 計器類は速度計と燃料計のみで水温計(または水温表示灯)すら付いていない。なお速度計は120km/hスケールである(一般的な軽自動車は140km/hスケール) 1996年9月車体色の追加がある。 限定車としてRリミテッドが登場する。 1997年1月箱型の荷室を設けたバン型の「カーゴ」Dタイプ・Rタイプを追加。キャッチコピーは「ふたりで飼おう。」、および「夢がふくらむ。」。従来からのトラック型は「ピック」として区別される。 トランスミッションを3速AT仕様とし、シフトレバーをコラムシフトにすることで2人乗りを実現したモデルが、カーゴ・ピックのDタイプ・Rタイプに設定された。燃料消費は、10・15モード 15.0km/L。 3AT・ピックRタイプのAC付車に触媒コンバーターが追加される。 カーゴはピックよりも全長・全幅を40mm、全高を55mm拡大し、全長2,830mm(Rタイプは2,905mm)・全幅1,335mm・全高1,705mm。 2人乗りの設定が出来たために、ピックの左側ドアのガラスウィンドウも非開閉式から、カーゴ同様の手回し式レギュレーター付きガラスウィンドウに変更された。 1997年10月ピックおよびカーゴのDタイプ・2人乗り・3速AT車を元に、ツートーン塗装が施され、革巻きハンドル・プロテインレザー張りシートなどを装備した特別仕様車「アメリカンカスタム」が発売される。 1998年09月特別仕様車だった「カスタム」が通常モデルとして設定され、Rタイプが廃止される。 Dタイプ・カスタムはエアコンが標準装備となるなどの、仕様変更も行われた。 1999年9月1998年10月に施行された、軽自動車規格の改定および衝突安全基準の強化に適合させるために1年遅れでマイナーチェンジを行う。車体前面にあったスペアタイヤを運転席背後の荷台(ピック)・荷室(カーゴ)に移動。マイナーチェンジ前にスペアタイヤが設置されていた場所には、ダイハツCIマーク付きのボタンの様な凹型のカバーが装着されている。楕円Dマークがついたのはこの時が初めてである。 前バンパーを大幅に延長し、衝突吸収構造を採り入れることで安全基準を満たした。全長は105mm拡大され、ピックで2,895mm、カーゴは2,935mmとなった。 テールランプは前期のものをベースに、丸が3つ並ぶ専用デザインのミゼットⅡオリジナルのテールレンズとなった。配列は前期と同じである。 衝撃吸収ハンドル・運転席シートベルトへのフォースリミッター機構追加、8インチブレーキブースターを全車に採用し、2人乗り・3速AT車には運転席エアバッグがオプション設定された。 エンジンおよびギア比の変更(若干のハイギアード化)により燃費を改善。当時は低燃費自動車の優遇税制が適用された。 カスタムの特徴でもあったナルディ製 革巻きハンドルはウレタン、プロテインレザー張りシートは布張りになった。 平成10年アイドリング規制への適合を含む自動車排出ガス規制の強化に伴い、エンジンがEFIとDLIを採用したEF-SE型に変更された。10・15モード燃費 20.0km/L(4速MT車)、18.0km/h(3速AT車)。 2001年6月生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 2001年7月販売終了。ダイハツの軽商用車は9代目(S200型系)ハイゼットシリーズと5代目(L700/710系)ミラバンのみとなる。その後ミラバンは7代目まで続いたが、2018年に生産・販売を終え、ハイゼットシリーズに一本化された。
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