GAZOO Racing tuned by MN
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「トヨタ・iQ」の記事における「GAZOO Racing tuned by MN」の解説
iQ GRMN 2009年8月20日、トヨタの自動車総合ポータルサイト「GAZOO.com」内で展開された「Gazoo Racing」(“モリゾウ”ことトヨタ自動車社長の豊田章男と、マスターテストドライバーの成瀬弘率いるレーシングチームで、レクサスLF-AやIS Fなどでニュルブルクリンク24時間レースなどを戦っている)が開発を行ったiQベースのチューニングカー「iQ GAZOO Version」の市販仕様車ともいえる「GAZOO Racing tuned by MN(GRMN)」が発表され、同日から受注を開始。 ベース車両となったものは、アイドリングストップ機構付きの6MTやリアディスクブレーキ、さらにプレミアムガソリン仕様の「1NR-FE」エンジン(日本仕様車よりも出力の高い98PSを発生する)を標準装備する欧州仕様の1.3L車をベースとして、専用開発のサスペンションやボディ補強パーツをはじめ専用のRAYS製16インチ軽量アルミホイール、さらにタコメーターや専用のスポーツシートなどを標準装備したコンプリートカーである。さらにオプションでモデリスタ製エアロパーツやマフラーなども装着可能な特別な1台で、価格はおよそ192万円となり、発売(引渡し)は11月13日からとなる。またメーカー製作とはいえチューニングカーである以上、持込登録が必要な改造車扱いとなるため減税等の措置は受けられない。 100台の限定販売であったものの、受注開始から一週間ほどで全台数を完売した。 iQ GRMN スーパーチャージャー 2012年7月9日に発表されたiQ GRMNの第二弾。「130G MT」をベースにスーパーチャージャーを搭載したことで最高出力・最大トルク共に30%以上高め、専用チューニングのサスペンションやマニュアルトランスミッションをクロスレシオ化するなど軽量ボディとエンジン性能を最大限に活かした痛快な走りを実現。外装は専用バンパーやリアスポイラーを装備し、ボディそのものも最新のプレス技術によりシャープなデザインとした。内装もスポーツ走行を前提にした専用のスポーツシートやメーターが装備される。 9月下旬から100台限定で販売されるが、今回は同年7月22日から専用サイトにて先着順による商談申込の受付を行い、86公式発表時に設けられたカスタマイズやモータースポーツに精通したスタッフが常駐する「AREA 86」のネッツ店にて商談を行う。 2012年9月中に100台全ての販売を終了した。
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