創立後とは? わかりやすく解説

創立後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:53 UTC 版)

大日本製糖」の記事における「創立後」の解説

台湾総督府佐久間左馬太総督)は大日本製糖設立され1906年12月大日本製糖台湾斗六庁管内原料糖工場設立許可し台湾分蜜糖工場設立された。 大日本製糖1907年明治40年)には、門司鈴木商店大里製糖所も買収した買収額は650万円)。 日糖事件 しかしながら1908年明治41年)には大日本精糖内での対立激しくなり、一部取締役らは日本精糖時代贈賄行為東京地方裁判所検事局通報した。これは刑事事件発展し帝国議会議員20名が有罪となり、また通報した取締役有罪となった日糖事件)。 藤山雷太1909年(明治42年)、全役員改選藤山コンツェルン藤山雷太取締役となる。日東化学日東金属鉱山とともに藤山コンツェルン基幹企業として位置づけられたが、藤山愛一郎政治活動により株式売却進み藤山家の影響徐々に弱まる1910年明治43年)、砂糖消費税法施行規則改正され消費税担保物として工場財産提供し得ることが定められた。また韓国日本併合された。 1914年大正3年)には、名古屋精糖の全財産譲り受ける1916年大正5年)、経営不振に陥っていた玉置商会から南大東島に関する権利購入する1919年大正8年)、朝鮮製糖合併1920年大正9年1月、糖業連合会発足する1923年大正12年)には、内外製糖1927年昭和2年)には、“植民地会社”のように沖縄大東諸島自治行っていた東洋製糖吸収合併し、また新高製糖傘下収めたまた、ジャワ島のゲダレン工場製糖開始。また1928年昭和3年)には、東京東京砂糖取引所開設された。 藤山愛一郎1934年昭和9年)、取締役藤山愛一郎就任1935年昭和10年)、新高製糖吸収合併。また藤山愛一郎翌年日本糖業連合会理事長就任1938年昭和13年)、台湾昭和製糖共同台湾パルプ工業設立1939年昭和14年)、満州広東東莞工場委任経営参加する1940年昭和15年)、昭和製糖吸収合併また、日本砂糖配給株式会社創立社長藤山愛一郎)。 1941年昭和16年)には帝国製糖吸収合併また、日東理化学研究所設立理事長藤山愛一郎)。1942年昭和17年)にジャワ支社設置1943年昭和18年)、中央製糖吸収合併し、日本製太洋水産設立商号を日糖興業と名称変更1945年昭和20年)、連合国軍最高司令官総司令部GHQ)の占領政策により外地会社指定され沖縄を含む海外資産没収処分を受ける。台湾工場資産等は中国引渡され(現台湾糖業公司)、海南島事業所引き揚げたが、一方で門司工場イースト生産開始したり、グラニュー糖輸入続けた1947年昭和22年)、社長藤山愛一郎公職追放処分を受ける(なお臨時物需給調整法により一般家庭主食代替物として砂糖配給をしたのは日本砂糖配給である)。 1948年昭和23年4月門司工場において倉庫業および保険代理業開始1949年昭和29年)には門司工場焼酎製造開始し1950年昭和25年)にはイースト直売開始また、新たに発足したが、商号は再び大日本製糖とされた。藤山愛一郎10月公職追放解除され以後副社長藤山勝彦含め首相鳩山一郎代理などとして国際会議参加するなどの活動開始1952年昭和27年3月イースト協議会イースト工業会に改組1954年昭和29年2月日本精糖工業会の会長副社長藤山勝彦就任4月全国砂糖輸出入協議会、また全国砂糖協議会結成される1957年昭和32年7月社長藤山愛一郎岸信介内閣外務大臣となり辞任藤山勝彦社長に就任藤山勝彦1971年昭和46年1月台湾明治製糖及び三菱商事との合弁で、東日本製糖株式会社現在の新東日本製糖)を設立し砂糖製造委託する1982年昭和57年7月三菱商事再度合弁し、西日本製糖株式会社現在の関門製糖)を設立し砂糖製造委託1984年昭和59年3月累積赤字解消のため、新会社ニットー営業譲渡したうえ大日本製糖と名称を変更三菱商事100%出資会社となる。 1996年平成8年)、明治製糖合併し商号大日本明治製糖改称三菱商事100%子会社として三菱グループ属した近年 2021年大日本明治製糖製糖業最大手三井製糖経営統合し、持株会社としてDM三井製糖ホールディングス発足した三井製糖はこの直前日本甜菜糖とも業務提携行った

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「創立後」を含む「大日本製糖」の記事については、「大日本製糖」の概要を参照ください。

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