グラニュー糖
食品名(100g当たり) | 廃棄率(%) | エネルギー(kcal) | 水分(g) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 灰分(g) |
砂糖及び甘味類-砂糖及び甘味類/(砂糖類)/ざらめ糖/グラニュー糖 | ![]() |
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グラニュー糖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/11 07:14 UTC 版)


グラニュー糖(グラニューとう、英語: granulated sugar[1][2][4][7])は、細かい粒状に結晶させた精製糖の一種である。ザラメ糖のうち、最も結晶が細かい。主成分はショ糖。「グラニュー」とは英語の granulated(粒状にした)の転訛である。
特徴
世界で最も使用量の多い砂糖であり、世界で「砂糖」といった場合はグラニュー糖のことである。しかし、日本では上白糖の方が一般的で、使用量も多い。
最高純度の糖液からつくられる無色結晶状の砂糖であり、蔗糖純度が高く、転化糖をほとんど含まない[8]ため、上白糖よりサラサラしている。また、非常に溶けやすく、味にクセがないため、コーヒーや紅茶の甘味料として使用される[9]。
空気を含ませて顆粒状にしたものは、フロストシュガーと呼ばれる。これは日新製糖が開発した製品であり、冷水でもグラニュー糖より早く溶けるため、アイスコーヒーやアイスティー、ヨーグルトのような半固体状の食品の甘味料や、製菓材料として使用される。
栄養価
グラニュー糖のカロリーは糖類の中で最も高く、100グラムあたり387キロカロリーである。グリセミック指数は60前後である。グラニュー糖の主成分の蔗糖は、ブドウ糖と果糖からなる二糖類で、果糖は吸収されても血糖値を上げにくいため、こうした値になる。
脚注
- ^ a b 「グラニュー糖」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』ブリタニカ・ジャパン株式会社 。2021年8月31日閲覧。
- ^ a b 「グラニュー糖」『日本大百科全書(ニッポニカ)』株式会社小学館 。2021年8月31日閲覧。
- ^ 「グラニュー糖」『日本国語大辞典』(精選)株式会社小学館 。2021年8月31日閲覧。
- ^ a b 「グラニュー糖」『デジタル大辞泉』株式会社小学館 。2021年8月31日閲覧。
- ^ 「グラニュー糖」『栄養・生化学辞典』株式会社朝倉書店 。2021年8月31日閲覧。
- ^ 「グラニュー糖」『百科事典マイペディア』株式会社平凡社 。2021年8月31日閲覧。
- ^ a b 「グラニュー糖」『世界大百科事典』(第2)株式会社平凡社 。2021年8月31日閲覧。
- ^ “お砂糖Q&A”. 公益社団法人糖業協会. 2014年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月31日閲覧。
- ^ 畜産産業振興機構. “砂糖の種類”. 2014年10月31日閲覧。
関連項目
グラニュー糖(細目、焼き菓子用等と記載されたもの)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/19 14:04 UTC 版)
「粉糖」の記事における「グラニュー糖(細目、焼き菓子用等と記載されたもの)」の解説
粉糖よりは粒子が大きいが、通常のグラニュー糖のおおよそ半分の大きさである。
※この「グラニュー糖(細目、焼き菓子用等と記載されたもの)」の解説は、「粉糖」の解説の一部です。
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「グラニュー糖」の例文・使い方・用例・文例
グラニュー糖と同じ種類の言葉
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