中継カード
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「TBSラジオ エキサイトベースボール」の記事における「中継カード」の解説
「放映権 (日本プロ野球)」も参照 主にセントラル・リーグ、読売巨人軍の公式戦をフォローする。2002年から2011年まで東京放送ホールディングス(TBSHD。旧東京放送)のグループ会社であった横浜ベイスターズの主催ゲームは、対巨人戦やNRN独占のヤクルト対巨人戦の裏ゲームを除いて中継機会が少なかった。 しかし、2000年代後半からはニッポン放送(LF、『ショウアップナイター』)やラジオ日本との競合回避や、ラジオ日本経由で購入している高額な巨人主催試合本番カードの放送権料などの経費節約の観点からか、巨人主催試合のうち対戦相手の地元局がネット受けしないカード(在京球団同士となる対DeNA・対ヤクルト戦、ABC・MBSがTBSのネットを受けず自社制作することが多い対阪神戦。これらのうち、特に地方開催の場合や試合開始がイレギュラーな場合が多い)や火 - 木曜日の広島戦の一部(RCC中国放送が水 - 金曜はNRNラインを取るため。火曜の対広島戦はRCCへの裏送りで対応)は試合によっては放送せず(主に夏場)、代わりにDeNA主催試合を放送するか、他のJRN系列局が制作するカードをネット受けして対応している(セ・リーグ優先の方針のため、CBCラジオ制作の中日主催試合、ABC制作の阪神主催試合が多いが、まれに中国放送制作の広島主催試合もある。DeNA主催の対中日戦が平日に行われる場合はTBS-CBCの相互ネットとなることもある)。交流戦期間中は、LFがヤクルト主催試合優先の編成となることを踏まえ、従来通り巨人主催試合も対戦カードに関係なく放送していたが、これも2013年から対在京球団戦の試合の一部の放送を見合わせるようになっている。結果的に、2013年現在は、巨人戦に拘らずその日のセ・リーグの注目カードを放送する形になっている。ただ、2016年からRF制作の巨人主催試合の一部をネット受けしており、阪神や中日主催試合の放送は激減した。 パ・リーグの試合の中継はセ・リーグの試合が1試合も組まれていない、もしくは中継権を持っていないヤクルト主催試合のみの場合や優勝決定試合がほとんどで、年間の放送数はかなり少ない。特に西武の主催試合は、競合の文化放送(QR、『ライオンズナイター』)が1985年以降優先権に加えて管理権も持っている関係で予備カードも含め関東地区担当であるにもかかわらず低く設定されている。 詳細は「文化放送ライオンズナイター#1985年 - 1992年 「はっきりいってライオンズびいきです!!」」および「NACK5 SUNDAY LIONS#概要」を参照 ヤクルトの主催試合は、1978年までは中継していたが、巨人戦中継問題の影響で1979年からニッポン放送が独占中継権を握ったため同年から放送できなくなった(オールスターゲーム・日本シリーズは日本野球機構管轄試合であるため放送は可能)。1994年から2001年までは、主催球団を問わず横浜と巨人が対戦している場合の裏ゲームに限り中継できたが、対中日戦のCBC中部日本放送(現・CBCラジオ)、対阪神戦のMBS毎日放送・ABC朝日放送、対広島戦のRCC中国放送へのネットは認められなかった。なおNRNにも加盟しているMBS・ABC・RCCは、JRN担当曜日であってもニッポン放送(=LF。RCCの土・日ナイターは文化放送=QR)制作、または自社制作の音源を使って放送が行われた。CBCはJRN単独加盟局であるため、JRN雨天予備カード(主に広島と阪神の対戦やパ・リーグの試合)または雨傘番組を放送せざるをえなかった。 詳細は「ニッポン放送ショウアップナイター#NRN独占カードの対応」および「文化放送ホームランナイター#NRNナイターとしての対応」を参照 1979年から2001年までは放送権の関係上、横浜スタジアムなどからの横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズの主催試合中継ができなかった(日本シリーズを除く)。1999年以降、主催球団を問わずヤクルトと巨人が対戦している場合の裏ゲームに限り中継可能となっていた。ヤクルト主催同様に一部の局へのネットは認められなかったが、対中日戦については、NRN単独加盟局である東海ラジオ放送とビジターゲームの放送本数のバランスを取りたい中日球団の親会社でかつ東海ラジオ・CBC両者の株主でもある中日新聞社の意向を受け、NRNキー局のニッポン放送がJRN単独のCBCへの裏送りをこれに先立つ1992年から別途実施する措置を取った。2001年末にTBSが横浜ベイスターズのオーナー企業になったのを機に、2002年から中継できるようになったが、その一方で1994年以降横浜対巨人戦の裏ゲームに限り中継できたヤクルト主催ゲームの放送権を再び失った。 詳細は「CBCドラゴンズナイター#ニッポン放送ショウアップナイターとの関係」および「横浜DeNAベイスターズ#東京放送ホールディングス時代以降の放映権」を参照 巨人戦の放送権については、1978年以降RFから購入する形式となっていたが、1993年以降は読売新聞社から直接購入する形となった。しかし、1995年に再びRFから購入する形式に戻り、その後1996年まで、巨人主催ゲームのうち、水・木・金曜日の対ヤクルト・横浜戦がナイター編成に於いて引き続き直接購入となったLF/NRNとRFにしか認められなかったため、該当日はTBSラジオがヤクルト・横浜対巨人戦の場合と同様に条件付で認められた裏カードのヤクルト・横浜主催ゲームやパ・リーグの試合を中継したり、JRN系列局制作のナイターをネットして凌いだ。このため、ABCが、聴取率調査期間かつ阪神戦非開催時の水・木曜日に巨人対ヤクルト/横浜戦を自社制作で中継した際には、LFが技術協力を行った。それ以外でも水・木曜のABCや金曜のMBSが阪神戦非開催時に同カードを本番として設定した際には、ヤクルト・横浜主催時と同様にLFが二重制作して本来JRNラインを取る局向けに裏送りしていた。なお、この間の水・木・金曜日の対ヤクルト・横浜戦であってもナイターオフ編成の開幕カードと北海道シリーズのデーゲームはTBSによる中継が認められた(LFが番組編成上中継しない場合が多いため)。 またこの時期、RFラジオ日本(および岐阜ラジオ、ラジオ関西)向けに放送される中日・阪神の主催試合はそれぞれCBC、ABC(一部TBSも)が委託制作を行う形で中継を行い、出演者もそれぞれの放送局から登場させた。また広島主催試合を放送する場合はRF主管制作としながらRCCの技術協力による放送を行い、RCC所属のアナウンサー・解説者の両方またはいずれかを出演させた事例がある。(ABCとRCCはNRNとのクロスネット加盟であるが、本来のネットワーク担当日に関係なくJRN扱いとした)また交流戦の「ソフトバンク対巨人」の福岡Yahoo!JAPANドームで開催した試合をRFがRKBに委託制作し、RKBの出演者がRFの中継に出場した試合もあるほか、2013年4月23日に京セラドーム大阪で開催した「巨人対DeNA」の試合においても「RFラジオ日本制作・ABCラジオ技術協力」とクレジットして放送した。この経緯などはラジオ日本ジャイアンツナイターの項にも詳述する。 LF・MBS・RCCが過去に福岡ドームで開催時のヤクルト主催ゲームを自社制作で放送した際、本来ならNRN系列局のKBC九州朝日放送が技術協力を行うところだが、非NRN扱いとなる土・日曜のLF・MBSや、週末デーゲーム時のRCCでは、本来放送権のないRKBの技術協力となったことがある。これは、過去の「FOLネット」の名残で現在もRKBがNRN番組の一部を放送していることや、MBSとRKBの相互の資本関係とも関係がある。
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中継カード
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「荒川仁人 対 オマール・フィゲロア戦」の記事における「中継カード」の解説
赤コーナー結果青コーナー備考○ ヘスス・ソト・カラス(メキシコ) 12回 0:48 TKO × アンドレ・ベルト(アメリカ合衆国) NABF北米ウェルター級王座決定戦 × 荒川仁人(日本) 判定 0–3 ○ オマール・フィゲロア(アメリカ合衆国) WBC世界ライト級暫定王座決定戦 ○ キース・サーマン(アメリカ合衆国) 10回 0:28 KO × ディエゴ・ガブリエル・チャベス(アルゼンチン) WBA世界ウェルター級暫定タイトルマッチ 米国では、ショウタイムの『チャンピオンシップ・ボクシング』が東部夏時間午後9時から上表の3試合を中継した。同午後7時からはショウタイム・エクストリームがアンダーカードから中継していた。また、イギリスのボックスネイションやパナマのRPC-TV(英語版)などが衛星中継し、日本では7月29日午後9時および8月3日午前9時45分(日本標準時)からWOWOW『エキサイトマッチ』がセミファイナルを放送した。 ショウタイムで中継された3試合は、3日後の7月30日(東部標準時・太平洋標準時いずれも午後10時開始)にショウタイム・エクストリームで、7月31日(同午後8時開始)にはショウタイムで再放送されることになった。また、ショウタイム・オンデマンド(ビデオ・オン・デマンド)およびショウタイム・エニータイム(オンラインサービス)のメニューにも追加された。 荒川対フィゲロア戦は、両選手がともに次戦を予定していた2014年3月8日の直前には、ショウタイム・エクストリームだけでなく、CBSのケーブルチャンネルであるCBSスポーツネットワーク(英語版)でもプライムタイムで再放送された。
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中継カード
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「GTVプロ野球スタジアム」の記事における「中継カード」の解説
埼玉西武ライオンズ戦(上毛新聞敷島球場。テレ玉制作) 北海道日本ハムファイターズ戦(東京ドーム開催試合のみ、GAORA制作 ※テレ玉からネット) 読売ジャイアンツ戦(トップ&リレー。後述) 阪神タイガース戦(阪神甲子園球場、サンテレビ制作) 横浜大洋ホエールズ・横浜ベイスターズ戦(横浜スタジアム、tvk制作) 東京ヤクルトスワローズ戦(神宮球場、tvk制作) ロッテオリオンズ戦(川崎球場、tvk制作) 千葉ロッテマリーンズ戦(千葉マリンスタジアム、チバテレ制作) 福岡ダイエーホークス戦(平和台球場、サンテレビ制作) また2008年よりベースボール・チャレンジ・リーグに参加した群馬ダイヤモンドペガサスの主催試合を敷島球場など県内各地から中継していたが、2010年現在は放送していない。
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