ゲーム脳
ゲーム脳
ゲーム脳とは、ゲームのやり過ぎによって脳や考え方に独特の傾向がみられる状態のことである。当初は脳の活動の傾向を示す用語として提案された。場合によっては、ゲームの影響を顕著に受けた(好ましくない)性向といった意味で用いられることがある。
ゲーム脳という用語は、2002年にNHK出版より刊行された森昭雄の著書「ゲーム脳の恐怖」において提唱された。同書は脳波の測定を通じて、ゲームをやりすぎると特定の脳波(ベータ波)が激減することを発見、そしてこの脳波の傾向は痴呆症の患者と同じ状態であると指摘する。
書籍「ゲーム脳の恐怖」において語られたゲーム脳は、刊行後おおいに世間の話題を呼んだが、脳科学的見地から否定・批判する専門家も少なくない。今日ではゲーム脳は仮説の一つに留まっているといえる。
参照リンク
ゲーム脳の恐怖 - (生活人新書 著者インタビュー)
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