下垂体とは? わかりやすく解説

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かすい‐たい【下垂体】

読み方:かすいたい

脳下垂体(のうかすいたい)

「下垂体」に似た言葉

下垂体


脳下垂体

(下垂体 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/11 05:47 UTC 版)

脳下垂体(のうかすいたい)または下垂体(かすいたい)は、脊椎動物の体に存在する内分泌器官の1つである。に接して、の直下(腹側)に存在し、脳の一部がぶら下がっているように見えることからこの名がある。




「脳下垂体」の続きの解説一覧

下垂体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 00:05 UTC 版)

葉 (解剖学)」の記事における「下垂体」の解説

また、哺乳類鳥類ともに下垂体は大きく、下垂体腺かすいたいせんよう; または腺(性)下垂体、せん(せい)かすいたい、adenohypophysis)および下垂体神経かすいたいしんけいよう; または神経(性)下垂体、しんけい(せい)かすいたい、neurohypophysis)に分けられる。これらは発生学的に全く起源異なり前者発生初期現れる口窩(口蓋の上皮が間脳底に向かって嚢状突出し、後に離れたのであるラトケ嚢であるのに対し後者間脳壁から出た漏斗突起由来するまた、下垂体腺中葉ちゅうようintermediate lobepars intermedia; 中間部)、隆起りゅうきよう、pars tuberalis; 隆起部、りゅうきぶ; 結節部、けっせつぶ)、主(しゅよう、distal lobepars distalis; 主部、しゅぶ; 末端部、まったんぶ)の3部からなり、下垂体神経正中隆起せいちゅうりゅうきmedian eminenceeminentia mediana; 正中隆起部)および神経しんけいよう、neural lobepars nevrosa; 漏斗突起、ろうととっき、proc. infundibuli)の2つ分けられる。下垂体腺は(下垂体)前葉((かすいたいぜんようanterior lobe, lobus anterior)、下垂体神経は(下垂体)後葉((かすいたいこうようposterior lobe, lobus posterior)と呼ばれることもあるが、隆起と主合わせて前葉中葉神経合わせて後葉とすることもある上、主のみを前葉神経漏斗突起)のみを後葉とすることもある。 鳥類では中葉がなく、下垂体腺頭部尾部分けられる魚類では前葉吻部および基部分けられ隆起を欠く。うち真骨魚類はかつて下垂体腺入り込む神経全体神経呼んだが、現在ではこのうち前方部正中隆起相同部とし、後方神経とする。円口類では脳底前方部正中隆起広報部神経相当するまた、板鰓類は(下垂体)腹かすいたいふくようventral lobe of hypophysis)が下方発達する。下垂体腹は下垂体の後部下方細長く突出しその先端が嚢状構造をなして広がった領域のことを指す。下垂体腹板鰓類でのみに発達し、下垂体隆起部と相同であると考えられる。全頭類には同様の構造として下垂体主前方独立した口蓋こうがいよう、独: Rachendachhypophyse)が存在する。 下垂体の区分下垂体 下垂体腺(腺下垂体・腺性下垂体)(下垂体前葉) 主主部前葉前葉 隆起隆起部・結節部) 中葉中間部後葉 下垂体神経神経下垂体・神経性下垂体)(下垂体後葉神経神経部・漏斗突起)(後葉漏斗 漏斗 正中隆起正中隆起部)

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下垂体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 17:13 UTC 版)

人工多能性幹細胞」の記事における「下垂体」の解説

2020年1月7日名古屋大学グループiPS細胞から下垂体の作成成功し、「セル・リポーツ」に掲載された。

※この「下垂体」の解説は、「人工多能性幹細胞」の解説の一部です。
「下垂体」を含む「人工多能性幹細胞」の記事については、「人工多能性幹細胞」の概要を参照ください。

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