ちゅうようとは? わかりやすく解説

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ちゅう‐よう〔‐エウ〕【中×夭】

読み方:ちゅうよう

人生途中で死ぬこと。若死に

南無阿弥陀仏となふれば定業—のぞこりぬ」〈三帖和讃

思いがけない災難

判官はこの—に会はせ給ひて」〈義経記・六〉


ちゅう‐よう【中庸】

読み方:ちゅうよう

[名・形動

かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「—を得た意見」「—な(の)精神

アリストテレス倫理学で、徳の中心になる概念過大過小両極端悪徳とし、徳は正し中間(中庸)を発見してこれを選ぶことにあるとした。


ちゅうよう【中庸】

読み方:ちゅうよう

中国戦国時代思想書1巻子思の著と伝えられる。「礼記(らいき)」中の一編であったが、朱熹(しゅき)が「中庸章句」を作ったことから、四書の一として儒教根本となった天人合一真理説き、中庸の誠の域に達す修養法を述べる。


ちゅう‐よう〔‐エフ〕【中葉】

読み方:ちゅうよう

ある時代なかごろ中期。「一六世紀—」

中くらい厚さ鳥の子紙

右肺の上下葉の間にある肺葉左肺にはない。

細胞間層


ちゅう‐よう〔‐ヤウ〕【仲陽】

読み方:ちゅうよう

陰暦2月異称仲春


ちゅうよう 【中庸】

儒教徳目。中は偏らず、庸は平常で、偏らず常に変わらないこと。不偏不倚で過ぎたると及ばざるとのないこと。②(mesotesギリシアアリストテレス徳論中心概念過大過小両極正し中間知見見定めることで、それにより徳として卓越すること。例えば、粗暴と臆病の両極中間正し勇気見定めることであり、それはまた異なった次元の徳である、といった考え方。③『四書』の一つ一巻孔子孫子思の作とされる。もと『礼記』の一編だったが、南宋朱子取り出して四書』の一つ加え、『中庸章句』という註釈書作ってから重視された。天人合一説き、中庸の徳と徳の道とを強調した儒教総合的解説書


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