副腎皮質とは? わかりやすく解説

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ふくじん‐ひしつ【副腎皮質】

読み方:ふくじんひしつ

副腎表層形成する組織球状・束状・網状3層からなりステロイドホルモン生成分泌する


副腎皮質

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副腎皮質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/17 08:13 UTC 版)

副腎皮質(ふくじんひしつ、Adrenal cortex)は、アルドステロンコルチゾールのそれぞれを含む鉱質コルチコイド糖質コルチコイドの生産を通してストレス反応を調停する、副腎の周囲に位置する部分である。また、男性ホルモンのアンドロゲンを合成する場所でもあり、たとえ女性でも、ここでアンドロゲンが合成される。




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副腎皮質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 21:08 UTC 版)

副腎」の記事における「副腎皮質」の解説

副腎外周部で、ヒトでは副腎75パーセント以上を占める。副腎皮質には、中胚葉由来細胞索状、または塊状配列しており、それらの細胞が、副腎皮質ホルモン分泌している。外側から、球状層(球状帯)、束状層(束状帯)、網状層(網状帯)の3層分かれており、それぞれ違った組織でできている。これらのうち、特に束状層が厚く、この部分だけで副腎皮質の8割弱を占めている。細胞の間には毛細血管発達しており、分泌されホルモン全身へと運ばれるのを助ける。 なお、3層は、明確な境界をなさず、だんだんと移行するように見えるが、機能的には、それぞれ分泌する副腎皮質ホルモン種類異なると考えられている。しかしそれぞれの層にある細胞分離して生体外におくと、全て同じ物質産生するうになるこのため生体内では、球状層の細胞産生するステロイドあるいは代謝副産物が、血流通じて下流にある束状層の細胞何らかの酵素活性抑えてアルドステロン産生不可能にしており、同様に束状層の細胞産生するステロイド過酸化物網状帯でのコルチゾール産生分泌抑制しているのだろうと示唆されるまた、外縁球状層で新たな細胞分裂起こり、古い細胞は順に内側の層へと押しやられながら、その性質変化していく、とする説が存在する。 なお、副腎皮質ホルモン分泌何らかの理由急激に減少するのが「副腎クリーゼ」と呼ばれる病態である。副腎クリーゼは、処置が遅れると命に関わる

※この「副腎皮質」の解説は、「副腎」の解説の一部です。
「副腎皮質」を含む「副腎」の記事については、「副腎」の概要を参照ください。

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