球状帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 21:08 UTC 版)
球状帯(羅: zona glomerulosa)は、最外縁の薄い層で、皮質全体の15パーセント程度を占める。細胞は球状やその他不規則な塊状に配列しており、外観は外分泌腺の腺房に似ている。細胞どうしの接着は主にデスモゾームを介して行われ、ギャップ結合は少ない。細胞内の核は不規則な形をしており、束状帯に近づくと球形になっている。細胞質には滑面小胞体が多いが、束状帯に比べると少ない。 球状帯からは鉱質コルチコイドが分泌される。
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