網状帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 21:08 UTC 版)
最内層は、薄い網状帯(羅: zona reticularis)で皮質全体の7パーセント程度を占めており、細胞のつながった索は乱れて、お互いが絡み合った網目を作る。細胞は内部に行くほど小さくなり、また古い細胞の特徴である細胞質内へのリポフスチン顆粒の蓄積が見られる。核の変化やオルガネラの乏しさ、色素の蓄積から、網状帯では細胞の変性が起こっていると見られる。 網状帯からは性ホルモンが分泌される。
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