メインキャラクターとその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:10 UTC 版)
「華麗なる食卓」の記事における「メインキャラクターとその関係者」の解説
高円寺マキト(こうえんじ まきと) 声 - 真殿光昭 主人公。初登場時は21歳。多くの国を渡り歩き、所持するカレーのレシピの数は300以上(GIFC調べ)の自称「カレー料理人」。スケベで女好きだが、料理に対する姿勢は本物で、何よりも客を大事にと心掛けている。大の負けず嫌いで、勝負で負けると叫んで暴れて勝つまで再戦を申し込んだりするかなり子供らしい一面もある。集中力を高めるため、シナモンスティックをくわえながら調理する。調合したスパイスの比率すらわかるほどの抜群の嗅覚を持つ。酒はあまり強くない。料理の時につける真赤なバンダナと金髪、関西弁がトレードマーク。 日本人だが出身地はシンガポール。母親・高円寺美冬と二人暮らしだったが、マキトが12歳の時に交通事故で他界。その後は隣人の料理人・統次に料理人としての腕を鍛えられたが、母の作るカレーを同じように作ることができず、その答えと自分の存在を知らない父・佐久間鋭司を探すため、シンガポールからインド、タイ、スリランカ、パキスタンなど世界中を回り、19歳で日本に流れ着き、その2年後に唯一の手がかりを持つ曽根崎総一郎の店「ガネーシャ」にたどり着く。しかし本人不在のためガネーシャに1年近く居座り、曽根崎結維や向井新二と共に店を立て直す。総一郎が帰国して店に戻ったことがきっかけで、佐久間の手がかりを得て大阪へ渡る。「華屋敷」で食い逃げしたことがきっかけとなり働き、七瀬眞尋と甲斐谷晃とともに「エディブルファイト」に出場、準決勝で土門海に敗れる。その後土門にリベンジするため北海道を訪れた際、函館で国東心と出会う。土門とは再会できたが相手にされずしばらく一緒に生活することになり、そこで野生のヒグマに襲われるが、その経験から料理とは「食べる側と食べられる側で成り立っている」ことを理解し、土門のように食材の善し悪しが視えるようになる。土門から佐久間が現GIFCの社長であることを聞き、佐久間に近づくため東京に戻り、「エディブルガーディアンNo.7」として「エディブルファイト」に出場している。その後は再びガネーシャに居候しており、結維の志望する短大の近くのカレー屋「カレー大賞」の雇われ店長も務めている。口癖は「快心の一食をお見舞いしたるワ」。 誕生日:1980年1月22日 身長:178cm 体重:74kg 血液型:A型 曽根崎結維(そねざき ゆい) 声 - 中島愛 メインヒロイン(但し「大阪編」は全体の約半分程の話数しか登場せず、「北海道編」に至っては殆ど出てこない)で、曽根崎総一郎の一人娘。初登場時は15歳の高校1年生。経営不振で潰れかけていた父の店「ガネーシャ」を諦められず、マキトと一緒に店をたて直すことを決意する。最初はマキトを信用してなかったが、マキトの料理に対する姿勢を見て彼を信頼するようになり、様々な店の危機をマキト、向井と乗り越えていく内に、マキトに惹かれていった。エディブルファイト本戦大会の決勝トーナメントでは、マキトのパートナーを務める。 家が料理屋であるためウェイトレスの仕事は得意だが、料理は下手。胸が小さいことにコンプレックスを持っており、泣き虫。またマキトの事になると妄想癖が激しく、強烈に嫉妬深い。穂積尚などに教え込まれて、性知識はかなり持っている。マキトとは両想いだが、肝心なところで邪魔が入ったりトラブルが起こったりするので、恋人同士の関係になかなか進まない。学校の出席日数は店の切り盛りもあり留年ギリギリだが、成績は学年1位を取ったこともあるほど優秀。 誕生日:1985年10月10日 身長:155cm スリーサイズ:B79/W57/H80(1巻)→ B80/W56/H80(30巻) 血液型:O型 コミックス1・30巻のカバー裏担当。コミックス1・2・14・30巻の裏表紙担当。コミックス12・19・30・39巻の表紙担当。 穂積尚(ほづみ なお) 結維のクラスメイトでよき理解者。結維を弄って遊んだりちょっかいをだしたりしているが、仲は良い。若干ひねくれていはいるが、自分が悪かったら謝る根は素直な性格。向井新二と一緒に三陽軒というカレー屋を訪れてから、向井のことが気になり始め、その後付き合い出した。初登場時はロングヘアだったが、向井と付き合い始めた頃に髪を切った。マキトの事を「マッキー」、向井のことを「新ちゃん」と呼ぶ。体を動かすのが嫌いでカナヅチ。占いが嫌い。趣味はテレビゲームで外出先でも携帯ゲーム機を持ち歩いている。 誕生日:1985年12月8日 身長:160cm スリーサイズ:B84/W60/H89 血液型:B型 コミックス4巻の裏表紙担当。コミックス5巻のカバー裏担当。 五木田小百合(ごきた さゆり) 結維のクラスメイト。他に類を見ないほどブサイクだが、逆ナンが大好き。マキトのことを「マケト」と呼ぶ。登場した当初は尚に若干ウザがられていたが、いつの間にか結維を含め3人でつるむようになっていた。あだ名は「ゴッキー」。俵和田と付き合っている。 誕生日:1986年3月12日 身長:165cm スリーサイズ:B85/W70/H88 血液型:O型 コミックス7巻の裏表紙担当。コミックス8巻のカバー裏担当。 宇童龍平(うどう りゅうへい) 声 - 乃村健次 翠蓮がガネーシャに差し向けた第一の刺客。株式会社「翠蓮」に雇われ、数々の店を閉店へ追い込んだことから「潰し屋」と呼ばれていた。しかし、当の本人は、父親の借金返済と妹の事故による入院費を支払うために仕方なく潰し屋をやっていて、妹の事故が翠蓮の仕業と知ったとき、マキトと共に翠蓮に復讐することを誓う。翠蓮を辞めた後は、夜通しでバイトをしている。風貌からヤクザと間違えられるが、本人もヤクザに知り合いがいるらしい。妹によると「ガラ悪い」「バカ」「女好き」「オッパイフェチ」。閉所恐怖症で飛行機とピーマンが苦手らしい。本作中盤からマキトのパートナーとしてエディブルファイトに出場する結維に料理を教えている。 GIFCに潜入し、樋口尊という人物を探しているらしく、エディブルガーディアンのマキトを利用して、その所在を突き止める。妹の事故の黒幕が樋口であることを再確認し樋口と接触するが妹が事故からたちなおっていることもあり復讐することをやめた。 名前の由来は宇崎竜童から[要出典]。 誕生日:1975年8月21日 身長:187cm 体重:95kg 血液型:A型宇童亜弥(うどう あや) 声 - 井本恵子 宇童の妹。元々、目が不自由でその上、翠蓮の第三事業部部長・森脇利紀の仕業で交通事故にあってしまう。それが原因で、外に出ることを拒んでいたが、マキトのカレーにより勇気付けられる。その後、外に出るようになり、皆と打ち解けていく。現在は麗奈の下でピアニストを目指している。 結城麗奈(ゆうき れいな) 声 - 平田絵里子 宇童の彼女。宇童の反対により、お金の援助はしていないが彼のことを信じており、お互い強い絆で結ばれている。職業はピアニストで、趣味はテニス。 誕生日:8月1日 身長:167cm スリーサイズ:B95/W61/H93 血液型:B型 コミックス3巻のカバー裏担当。 椎名トオル(しいな とおる) 翠蓮がガネーシャに差し向けた第二の刺客。父親の形見である2本の洋包丁を自在に操る和風カレーの料理人。「洋食館中尾屋」のシェフ。幼い頃、現エディブルガーディアンNO.4の忰田准一に父親を卑怯な料理勝負で店から追放させられ、そのことが元で唯一の肉親である父親が自殺したことからインドカレーを異常に憎んでおり、独断でガネーシャに放火まで行った。榊と組んでマキト・宇童組とカレー勝負を行うが敗れる。勝負後に放火の件を自首した。マキトのことを「マラジクン」と呼ぶ(※マラジとはインドの言葉で「料理人」の意味)。 第二部では出所して、ブロッサムに勤務して「エディブルファイト」に参戦。本戦トーナメントで、因縁の忰田と激突する。勝負寸前、父の死の秘密に暴走するが、マキトや由維の説得でやるべきことを理解し、遅れ馳せながら忰田に勝負を挑み、勝利する。 誕生日:1982年11月18日 身長:170cm 体重:56kg 血液型:B型 榊圭吾(さかき けいご) 詳細はル・グラン・フィー参照。 フランソワ・ルドワイセン(Francoise Ledoyen) 詳細はル・グラン・フィー参照。 高円寺美冬(こうえんじ みふゆ) マキトの母親。関西からシンガポールに移り住み、安宿をやっていて、彼女がつくって出すチキンカレーは評判がよく、そのことがきっかけで当時ルポライターの仕事をしていた佐久間鋭司と知り合い、2人の間にマキトが生まれた。しかし佐久間はマキトが生まれる1年近く前にシンガポールを離れていて、彼が戻ってくることをずっと信じていたが、36歳の誕生日の日に交通事故で他界。マキトが手首につけているブレスレットは美冬の形見。 コミックス8巻の裏表紙担当。
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