メインキャラクターおよび複数回登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:37 UTC 版)
「アウターゾーン」の記事における「メインキャラクターおよび複数回登場人物」の解説
ミザリィ 自称・アウターゾーンへの案内人であり、人間ではない。知的かつ妖艶な色香を持ち、なおかつ雰囲気が謎めいている美人。素性は一切謎。性格は自己中心的かつ気紛れで、ややサディスト。悪人や自分勝手な人には容赦ないが、善意の人間や子供には優しい。喜怒哀楽の感情はあるが、それによって表情を大きく崩すことは殆ど無い。 ウェーブの掛かった緑色の髪は腿まで伸びており、前髪の一房のみが紫色である。時には髪を刃物やドリルのように変形させ、攻撃する。耳介が尖っており、左眼は常に前髪で隠れている。 銃や刃物程度で身体が傷付くことはなく、妖精や吸血鬼、ゾンビなどの怪物程度は簡単にあしらえる。稀に強大な魔物などの攻撃で傷つくが、一眠りすれば治る。 神出鬼没で場所や時代を選ばず、どの話でも服装こそ違うものの容姿自体は同じである。第11話以降、しばしば「アンティーク・ショップ 美沙里」の店主として登場する。時には看板を変えたり、店自体を変えたりしている。ショップの商品にはどれも不思議な力が宿っており、超常現象を引き起こす。基本的に超越的な狂言回しの立場に立つことが多く、危機に陥ることもほとんどないが、後述の小説版(イラストは光原)では、一転して拷問を受けたり一方的暴行を加えられるような描写が多くなっている。 一部のシーンを除き、吹き出しの形状は四角形に近い形状で台詞に使われている字体は丸ゴシック体である。 『アウターゾーン リ:ビジテッド』では、自身の肉体年齢を操作し、少女の外見に変化する能力も見せている。 的矢悟郎(まとや ごろう) 第60話、第78話、第112話 - 第115話に登場。超常現象の専門誌「月刊ワンダーワールド」の編集者兼ライター。元々はジャーナリスト志望で、社会の不正を暴くのが夢だったが、機会に恵まれず、三流オカルト誌の記者に甘んじていた。ミザリィの正体を探るため、取材を続けている。小学生の娘と2人暮らしで、娘にはいつも寂しい思いをさせている。退社してフリーランスとなってからもミザリィを追い続け、最終的には生物兵器を開発していた企業の全貌を暴き、一流ジャーナリストの仲間入りを果たす。 長坂想一(ながさか そういち) 第29話に小学生、第40話に高校生として登場。小学生時代はホラーマニアでミザリィが経営する美沙里の常連で彼女とも交流があった。姿を見られるのを極端に嫌う凶暴な「妖精」を目撃したことで命を狙われるも、身の回り物を使って辛くも撃退には成功した。しかしその時の恐怖が忘れられず高校生になってもトラウマを引きずっていたが、今度は合宿先の山奥で妖精の大群に襲われることになるもミザリィの助言と仲間を助けたいという気持ちから妖精に立ち向かっていく。
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