ル・グラン・フィー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:10 UTC 版)
エディブルファイト海外ゲストとして出場。フランス代表。エディブルファイト本戦リーグはGブロック。Gブロック第1戦で北陸地区代表「石川 丁字屋」と対戦。テーマは「冷たいカレー」。50対43で勝利する。続く第3戦でエディブルガーディアンの小野里友之と対戦。テーマは「内臓を使ったカレー」。45対50で勝利する。本選1回戦で蓮見響也と「前菜5品」をテーマに対戦、45対50で勝利するが、右手の怪我のため棄権。 榊圭吾(さかき けいご) 日本のフランス料理界の「Genie」(天才)と呼ばれていて、マキトのライバル。小さい頃から料理の英才教育を受けて育ち、かつてカレー対フランス料理の勝負でマキトを負かしたことがある。それ以来、マキトとは親しい仲になる。英語と仏語が話せるトライリンガルで、合気道の腕も立つ模様。あだ名は“根暗クン”らしい。 マキトがガネーシャにたどり着くまで行方をくらましていたため、マキトの居場所を交換条件として、一時的に翠蓮に手を貸していた。フランスで料理長としてレストランル・グラン・フィーを開くため、マキトを右腕として連れて行こうとするが、マキトとの2度目の対決「売り上げ勝負」で敗れたため、フランソワと2人でフランスへ旅立った。マキトとの出会いと勝負を経て料理に対する姿勢が大きく変化し、前向きになり自分の意思で料理を作ることを決めた。それと相まって、勝負の途中フランスの有名な批評家にビーフカレー(しかし、見事にフレンチと融合させていた)を出したので彼を怒らせてしまい、まったく食べてもらえなかったために、フランスでゼロからのスタートを切ることになったが、無事軌道に乗ることに成功する。 マキトとの再戦を夢見て、エディブルファイト本戦大会の海外ゲスト枠として大会に参戦する。今や日本でも海外でも名が知れ渡っているので、エディブルファイト優勝候補の筆頭に挙げられている。マキトの調理スタイルを“動”とたとえるなら、“静”のスタイルで調理をしている。派手さは無いが最小最短の調理の仕方は精密機械のように無駄な動きが一切なく、神速とさえ形容されるほど。小野里友之との対決の際には挑発に屈しない精神力と料理に対する姿勢の差を見せ付けた。決勝トーナメント前にフランを庇い右腕を負傷したものの、蓮見響也を相手に完勝して見せるが、全治四週間の負傷を理由に続行を辞退した。 フランとは幼い頃からの付き合いであり、普段は素っ気無く接しているものの内心は深く愛している。 フランソワ・ルドワイセン(Francoise Ledoyen) フランス人で、圭吾の父親の店の副料理長であるジャン・ルドワイセンの娘。通称はフラン。父親譲りか、出会い頭に飛び付く癖がある。趣味はぬいぐるみ収集で、特技は尾行。フランス語は当然として、日本語もしゃべれるバイリンガル。自称「フランス料理界の妖精」ということだが、その腕は結維並である。小柄だが胸はそれなりにあり、結維を驚かせた。 圭吾のことが好きで、とあることからマキトとも親しくなる。マキトを巡り結維と料理勝負をしたが、マキトより圭吾の方が好きなことに気付いてからは和解し仲が良い友達となった。その後圭吾と共にフランスへ旅立ったが、エディブルファイトに出場する圭吾と一緒に日本に帰国する。 誕生日:1985年9月23日 身長:148cm スリーサイズ:B81/W52/H78 血液型B型 コミックス5巻の裏表紙担当。6巻のカバー裏担当。23巻の表紙・裏表紙担当。 ジャン・ルドワイセン フランス人。圭吾の父親のフランス料理店「La grand fee」の副料理長。陽気でおおらかな性格で、挨拶表現としてよく人に抱きつく。大声でしゃべる。娘であるフランのことを愛してはいるが、放任主義でのびのびと育てている。今のところ話題に上がることすらないフランの母親である妻の詳細は不明。第一部ではフランス語しかしゃべらなかったが、日本語は聞き取りなら可能だった様子である。第二部で再登場した際は、以前までしゃべられなかった日本語を覚えたが、滅茶苦茶な関西弁であった。 安田(やすだ) 通称マドモアゼル安田。料理批評家。圭吾がマキトと出会う以前からの知人。圭吾を高く評価している。フランスで有名な酷評評論家シルバン・フィリップに圭吾を紹介したのも彼女。マキトと圭吾の最初の料理勝負の審査員をやったのも彼女である。 コミックス6巻の裏表紙担当。
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