シンシ

デジタル大辞泉

しんし【伸子／^×籡】

読み方：しんし

洗い張りや染色のとき、織り幅の狭まるのを防ぎ一定の幅を保たせるように布を延ばすための道具。両端に針がついた竹製の細い棒で、これを布の両端にかけ渡して用いる。しいし。

しん‐し【信使】

読み方：しんし

外国からの使者。使節。

「—来(きた)らん時、川崎の駅に出むかふべし」〈折たく柴の記・中〉

しん‐し【信士】

読み方：しんし

１ 信義に厚い人。

２ 信仰の厚い人。

３ ⇒しんじ（信士）

しん‐し【^▽参^▽差】

読み方：しんし

［ト・タル］［文］［形動タリ］互いに入りまじるさま。また、高低・長短などがあって、ふぞろいなさま。

「楓と松が—と枝をさしかわしながら」〈谷崎・少将滋幹の母〉

「ありとあらゆる様式の建築物が…、—として折り重なって」〈露伴・魔術師〉

しん‐し【唇歯】

読み方：しんし

１ くちびると歯。

２ 互いに利害関係が密接であること。「—の間柄」

しん‐し【心志】

読み方：しんし

意志。こころざし。

「其—怯弱にして物に接するの勇なく」〈福沢・学問のすゝめ〉

しん‐し【心思】

読み方：しんし

こころ。思い。考え。

「或は—を労し、或は肢体を苦しめて」〈中村訳・西国立志編〉

しん‐し【振子】

読み方：しんし

「振り子」に同じ。

しん‐し【新史】

読み方：しんし

新しく書かれた歴史。

しん‐し【新紙】

読み方：しんし

１ 新しい紙。最近作られた紙。

２ 「新聞紙(しんぶんし)」の略。

「悠然自若として—を眺めている」〈紅葉・二人女房〉

しん‐し【新詩】

読み方：しんし

１ 新作の詩。

２ 明治時代の新体詩の異称。

「—を三つ程作って」〈花袋・野の花〉

しん‐し【浸^▽漬】

読み方：しんし

［名］(スル)《慣用読みで「しんせき」とも》

１ 液体にひたすこと。「—熱」

２ 思想や流言などが次第に浸透していくこと。

しん‐し【深思】

読み方：しんし

［名］(スル)深く思うこと。深い考え。

「門を出たら、病人に会った。人は病まなければならないかと王子は—した」〈藤村・千曲川のスケッチ〉

しん‐し【申子】

読み方：しんし

申不害(しんふがい)の敬称。

中国、戦国時代の法家の書。申不害の撰。刑名の学を集成したもので、全6編のうち「三符」1編のみが現存。

しん‐し【真摯】

読み方：しんし

［名・形動］まじめで熱心なこと。また、そのさま。「—な態度」「—に取り組む」

[派生] しんしさ［名］

しん‐し【神使】

読み方：しんし

《「じんし」とも》神のつかい。ふつう、その神に縁故のある鳥獣虫魚である場合が多い。例えば、稲荷神の狐、八幡神の鳩、春日明神の鹿、熊野権現の烏、日吉(ひえ)山王の猿など。つかわしめ。

しん‐じ【神璽】

読み方：しんじ

《古くは「しんし」》

１ 天子の印。御璽(ぎょじ)。

２ 三種の神器の総称。天(あま)つ璽(しるし)。

３ 三種の神器の一つである八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)のこと。

しん‐し【神^×祠】

読み方：しんし

神を祭るほこら。やしろ。

しん‐し【紳士】

読み方：しんし

《搢紳(しんしん)の士の意》

１ 上流社会の人。

「有名—の商議場たるが如く」〈織田訳・花柳春話〉

２ 上品で礼儀正しく、教養の高いりっぱな男性。ジェントルマン。「—淑女」

３ 成人の男性。「—服」

しん‐し【臣子】

読み方：しんし

家来。臣下。

「人の—となりながら恩義を顧みず」〈中勘助・鳥の物語〉

しん‐し【親子】

読み方：しんし

１ 親と子。おやこ。

２ 法律で、直系一親等の自然的血縁関係のある実親子、または法定血族である養親子。

しん‐し【進士】

読み方：しんし

《「しんじ」とも》

１ 中国で、科挙の試験科目の名称。のちに、その合格者をいった。

２ 律令制で、官吏登用試験の科目の名称。また、その合格者。

３ 平安時代、2に合格した文章生(もんじょうしょう)のこと。

しん‐し【進止】

読み方：しんし

《「しんじ」とも》

１ 立ち居振る舞い。挙動。

「小乗声聞の法をもて、大乗菩薩法の威儀—を判ず」〈正法眼蔵・三十七品菩提分法〉

２ 土地や人間などを占有し、思うままに支配すること。

「田園ことごとく一家の—たり」〈平家・二〉

しん‐し【震死】

読み方：しんし

［名］(スル)雷に打たれて死ぬこと。また、感電して死ぬこと。

「此の尖形を点ずれば触るる処の動物忽ち皆な—すべしと云う」〈竜渓・浮城物語〉

難読語辞典

伸子

読み方：シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ）

反物を洗ったり染めたりするとき布をぴんと張らせて縮まないようにするための竹製の串

歴史民俗用語辞典

籡

読み方：シイシ（ｓｈｉｉｓｈｉ），　シシ（ｓｈｉｓｈｉ），　シヒシ（ｓｈｉｈｉｓｈｉ），　シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ）

細い竹のくし。

別名 箴子、簇、子

参差

読み方：シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ）

くいちがい、矛盾、相違。

神使

読み方：シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ）

神の使いや神と特別な関係のある動物を指す。

別名 眷属、霊獣、つかわしめ

箴子

読み方：シイシ（ｓｈｉｉｓｈｉ），　シシ（ｓｈｉｓｈｉ），　シヒシ（ｓｈｉｈｉｓｈｉ），　シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ）

細い竹のくし。

別名 籡、簇、子

簇

読み方：シイシ（ｓｈｉｉｓｈｉ），　シシ（ｓｈｉｓｈｉ），　シヒシ（ｓｈｉｈｉｓｈｉ），　シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ）

細い竹のくし。

別名 籡、箴子、子

進士

読み方：シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ），　シンジ（ｓｈｉｎｊｉ）

古代律令制の式部省の官人登用試験の一、文章生の別称。

進止

読み方：シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ），　シンジ（ｓｈｉｎｊｉ）

土地や人間を支配すること。

薬用植物一覧

ツノハシバミ

科名： カバノキ科 別名： - 生薬名： シンシ（榛子） 漢字表記： 榛 原産： 日本 中国 シベリア 用途： 山地に自生する落葉の低木。ハシバミ同様、果実は食べられます。 学名： Corylus sieboldiana Bl.

ハシバミ

科名： カバノキ科 別名： - 生薬名： シンシ（シン子） 漢字表記： 榛 原産： 中国 用途： 山地の日当たり良好な場所に自生する落葉低木。古くから果実を食用とし、中国では種子を病後の疲労回復・食欲不振などに用います。 学名： Corylus heterophylla Fisch.

季語・季題辞典

蜃市

読み方：シンシ（ｓｈｉｎｓｈｉ）

蜃気楼の別称

季節 春

分類 天文

Weblio日本語例文用例辞書

「シンシ」の例文・使い方・用例・文例

• シンシアが退職した後、誰が継ぐのかね。
• ヤンキースは、シンシナティに決定的な差をつけた
• シンシアは容赦しなかった；彼女は彼を認めようとしない−W・チャーチル
• 組織培養でシンシチウムを形成し、（特に子供の）気管支炎や気管支肺炎などの深刻な呼吸器系疾患を引き起こすパラミクソウイルス
• 彼女は今夜飛行機でシンシナティへ行く
• 私たちはデトロイトにいる；シンシナティへは引っ越さない！
• ジャイアントパンダのシンシン(７歳)が７月５日に東京の上野動物園で赤ちゃんを出産した。
• 動物園の職員はシンシンと赤ちゃんを注意深く見守った。
• シンシンは今年３月に６歳のオスのリーリーとつがいになった。
• シンシンは６月に妊娠の兆候を示した。
• まもなく，シンシンは赤ちゃんを胸に抱いて授乳し始めた。
• 先日，佐藤重(しげ)和(かず)駐タイ日本国大使と同クリニックのシンシア・マウン院長が，バンコクの日本大使公邸で総合的援助計画に関する文書に署名した。