シンコムとは? わかりやすく解説

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シンコム【SYNCOM】


通信衛星

(シンコム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 00:45 UTC 版)

通信衛星つうしんえいせい: communications satellite)とは、マイクロ波帯の電波を用いた無線通信を目的として、宇宙空間に打ち上げられた人工衛星である。CSやCOMSAT(コムサット)などと略される。その出力が大きく、使用目的が人工衛星から直接放送するものを放送衛星(BSまたはDBS)という。


  1. ^ こんなに細くて大丈夫? 知られざる「海底ケーブル」の世界 (1/2)”. ITmedia エンタープライズ (2015年7月24日). 2018年4月29日閲覧。
  2. ^ シンコム2号”. 宇宙情報センター(宇宙航空研究開発機構). 2018年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月6日閲覧。
  3. ^ Henry, Varice F. (1965年7月). “Television Tests with the Syncom II Synchronous Communications Satellite (NASA technical note D-2911)” (PDF). ntrs.nasa.gov. アメリカ航空宇宙局. 2018年1月6日閲覧。
  4. ^ シンコム3号”. 宇宙情報センター(宇宙航空研究開発機構). 2018年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月6日閲覧。
  5. ^ Syncom 3” (英語). アメリカ航空宇宙局 (1964年8月19日). 2022年1月5日閲覧。
  6. ^ 五輪の映像を“宇宙中継”で世界へ 巨大アンテナ”. テレビ朝日 (2021年7月22日). 2022年1月5日閲覧。



シンコム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 04:09 UTC 版)

通信衛星」の記事における「シンコム」の解説

「:en:Syncom」も参照 シンコム 1号は、最初静止通信衛星となる予定であった1963年2月14日ケープ・カナベラルから人工衛星打ち上げ用の中型ロケットデルタ B 16号機でシンコム 1号打ち上げられたが電子回路故障静止軌道に向かう途中で沈黙した同年7月26日デルタ B 20号機でシンコム 2号打ち上げられた。ただし完全な静止状態ではなくメキシコ沖の大西洋上空8の字動いていた。アメリカ航空宇宙局による音声映像テレタイプ端末ファクシミリテスト成功している。帯域幅制限があるため、映像中継音声付けず、その品質良くなかった視聴許容できる範囲であった1964年8月19日デルタ D 25号機でシンコム 3号打ち上げられ問題なく太平洋赤道上空経度180度静止同年東京オリンピックにおいて日米間のテレビ画像伝送がシンコム 3号用いて実施され通信衛星有用性広く世界放送・通信関係者印象付けることとなった1965年1月1日アメリカ国防総省引き渡し軍事用通信として活用した1969年4月停止した

※この「シンコム」の解説は、「通信衛星」の解説の一部です。
「シンコム」を含む「通信衛星」の記事については、「通信衛星」の概要を参照ください。

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