オトモ忍
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「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の記事における「オトモ忍」の解説
オトモ忍シュリケンと忍者一番刀の「呼」ボタンで発動するシュリケン忍法召喚の術によって召喚されるニンニンジャーのカラクリ巨大マシン。現代になって好天により作られた。いずれも人工知能による自我を持ち、様々な場所に忍んで平時は待機している。オトモ忍の上に立つニンニンジャーが忍者一番刀を突き立てることでコントロールする。 忍びの40では、シノビマル→ロデオマル→ドラゴマル→ダンプマル→ワンマル→ビュンマルの連続攻撃オトモ忍イケイケアタックを使い、妖怪ビンボウガミを倒した。 シノビマル アカニンジャーが操る忍者型オトモ忍。ビルの中からどんでん返しで出現する。人間臭い動作も目立ち、忍びの11では妖怪エンラエンラの影響とはいえ、いじける素振りも見せた。 得意忍法は古来の一般的な忍術の秘伝忍法。畳返し、壁走り、隠れ身の術、建物に姿を隠す、ドロンと敵の背後から現れるといった、多彩な忍術や最新のアクロバット技を使用。 忍びの26ではバイソンキングドラゴのバイソンドラゴソードを借りて空駆け破天荒切りを披露した。 シュリケンジンの胴体の台座に座り操縦するが、必要に応じて分離することも可能。シュリケンジンドラゴでは左腕、それ以外(シュリケンジンを除く)では右腕を構成する。 ドラゴマル アオニンジャーが操る西洋ドラゴン型オトモ忍。召喚時は翼を大凧に変形させており。風にのって上昇する。 得意忍法は魔術と忍術を融合させた魔法忍法。飛行能力も有する。口からは炎ドラゴファイヤーや氷のブレスを放ち、相手の周囲を飛んで竜巻を起こすドラゴトルネード、高速飛行からの体当たりドラゴアタック、爪攻撃も行う。 胴体はシュリケンジンの左腕、尻尾は武器の忍法剣ドラゴソード、翼は忍法盾ドラゴシールドを構成する。シュリケンジンドラゴでは胴体の台座に座り操縦する。 ダンプマル キニンジャーが操るダンプトラック型オトモ忍。道路が「畳返し」の如く反転して出現する。 得意忍法は現場作業テクニックを駆使した建築忍法。荷台のアームからダンプマキビシを発射し、後部マニピュレータでパンチ攻撃を行う。また、荷台に積んだ岩などをマニピュレータで投擲することも可能。畳返しで相手の攻撃を防ぐダンプ畳返しという技もある。 シュリケンジン・シュリケンジンドラゴの胴体と右腕を構成する。別の形態では右腕は背部に装着される。 ワンマル シロニンジャーが操る忍犬型オトモ忍。普段はビュンマルの後部車両に乗っている。 得意忍法はビュンマルとのコンビネーション忍法。口には骨型のクナイを銜えている。お手やお座りも出来る。忍びの14では、吠えた時に高周波を放ち、妖怪ヤマビコの音声システムを破壊した。 シュリケンジンの左脛を構成する。特撮監督の佛田洋は、ミニチュアの表現などやっていることは『忍者戦隊カクレンジャー』のゴッドロウガンと変わらないが、プログラミングで動きに変化をつけられる点が当時よりも進歩した点として挙げている。 ビュンマル モモニンジャーが操る2両編成のリニアモーターカー型オトモ忍。リニアモーターカーの擬態を解いて真の姿を現す。 得意忍法はコンピュータを駆使しての理論派忍法。前方車両からビュンシュリケンを発射。空中を走行することも可能。 シュリケンジンの下半身を構成する。 パオンマル 忍びの4から登場。象型オトモ忍。好天が開発したオトモ忍第1号であり、以前は好天自身が用いていた。 土トンの術を応用した玉乗りや、長い鼻を使った捕縛・吸引が得意。 背部にキャノン砲を装備した人型にも変形でき、シュリケンジンパオーンでは胴体の台座に座り操縦する。 UFOマル 忍びの5から登場。UFO型オトモ忍。好天が宇宙人とのコンタクトの結果、入手した最初のオトモ忍であり、このUFOマルに使われたオーバーテクノロジーを活用して、ニンニンジャー初期メンバーのオトモ忍が製作された。 特殊金属でコーティングされているため、電磁波などによる妨害を一切受け付けず、予測不能な動きで相手を翻弄する攻撃が得意。 言語を越えたコミュニケーションが可能な人型にも変形でき、シュリケンジンUFOでは胴体の台座に座り操縦する。人型形態のデザインは、宇宙服を着た宇宙人がモチーフである。 ロデオマル 忍びの8から登場。スターニンジャーが操るウエスタン忍者型のオトモ忍。好天の自叙伝『I am the LAST NINJA』を手本に、キンジがバイソンキングバギーとともにインターネットで雑賀鉄之助に組み立てを発注(「魂入れ」込みのパック)して自作した。 得意忍法はウエスタン忍法。シノビマルと同等の身軽さと身体能力を持ち、ダンスステップやボクシングアクションを駆使する。投げ縄を使用する。デザインは、プロテクター付きのオフロードウェアがモチーフである。 バイソンキングバギー 忍びの8から登場。スターニンジャーが操るバイソンと4輪バギー型の巨大カラクリマシン。スターニンジャーの召喚に応じ、4輪のタイヤのみが登場し、その上にロデオマルがうつ伏せに被さることで本体が登場する。正面のバイソン頭部状の中にはコクピットがあり、スターニンジャーは手綱状のコンソールで操縦する。 どんな荒れ地でも高速で走り、正面の角から忍力をビームにして発射する。ミニチュアは60-70センチメートル台のラジコンが用いられた。搭乗しているロデオマルは胴体の下についた支持棒が動くことにより体重移動しているように見せている。 サーファーマル 忍びの17から登場。潜水艦型オトモ忍。弟子入りの期限が過ぎてアメリカへ帰らざるを得なくなったキンジに対して、好天が餞別代りに与えた。魚雷が武器。 サーファーマルボードに乗る人型にも変形でき、シュリケンジンサーファーでは胴体の台座に座り操縦する。 ライオンハオージョウ 忍びの19から登場。和風の城とライオンの姿をしたオトモ忍。武器は中央部のキャノン砲と後部のバズーカ砲。好天が鉄之助とともに制作。獅子王の自我が宿っているため、他のオトモ忍と異なり、会話ができる。飛行能力があることから、天空のオトモ忍とも呼ばれる。 忍びの31・32におけるカラクリキュウビとの戦闘で大ダメージを負い、鉄之助による修復のために戦線離脱を余儀なくされたが、忍びの34にて復帰した。内部のデザインは城下町をイメージしており、道路やサッカー場などのディテールが存在している。 ミニチュアは、玩具と同様の変形が可能なものが1台のみ造られ、変形・合体シーンにも用いられているほか、変形させて覇王シュリケンジンのミニチュアとしても用いられている。動力やパーツ固定用のフレームが組み込まれているため重量は約80キログラムあり、飛行シーンではこれをピアノ線で吊り上げて撮影している。 オトモ忍シュリケン激熱で召喚するオトモ忍 忍びの32から登場。ゲキアツダイオーを構成する6体。二十二代目雑賀鉄之助の指導の下天晴たちが自ら作成しており、作成当初はうまく魂を入れられず起動しなかったが、憑依合体の術により各オトモ忍にニンニンジャーがそれぞれ融合することで起動した。ホウオウマル アカニンジャーが操る鳳凰の姿をしたオトモ忍。得意忍法はグライダー忍法。翼の忍法キャノン砲から火炎弾を放つ。 ゲキアツダイオーの後頭部となる。 セイリュウマル アオニンジャーが操る青龍の姿をしたオトモ忍。得意忍法は激熱にタイヤをバーンアウトさせるバイク忍法。 ゲキアツダイオーの右腕となる。 ゲンブマル キニンジャーが操る玄武の姿をしたオトモ忍。得意忍法は激熱に味方の盾となるタンク忍法。 ゲキアツダイオーの体となる。 ビャッコマル シロニンジャーが操る白虎の姿をしたオトモ忍。得意忍法は激熱なパワーを4輪に伝達して悪路を走破するタイヤ忍法。 ゲキアツダイオーの右脚となる。 パンダマル モモニンジャーが操るパンダの姿をしたオトモ忍。得意忍法は手裏剣型のローターと尻尾型のテイルローターを駆使するヘリコプター忍法。 ゲキアツダイオーの左脚となる。 マゴイマル スターニンジャーが操る真鯉の姿をしたオトモ忍。得意忍法は手裏剣型のステルスシールドを用いてレーダーを無効化し、激熱に神出鬼没となるサブマリン忍法。 ゲキアツダイオーの左腕となる。 スペック 名称全高全幅全長重量スピード出力シノビマル21.6m 9.7m 8.1m(胸厚) 200t 500km/h 300万馬力 ドラゴマル23.7m 26.8m(翼の幅) 37.3m 300t 600km/h 450万馬力 ダンプマル16.7m 18.3m 22.6m 400t 300km/h 600万馬力 ワンマル12.4m 3.6m 18.6m 100t 400km/h 150万馬力 ビュンマル8.8m 7.8m 76.0m 500t 700km/h 750万馬力 パオンマル20.2m 15.7m 23.0m 400t 330km/h 600万馬力 パオンマル(人型)23.3m 15.7m 8.2m(胸厚) 300t 350km/h 450万馬力 UFOマル13.4m 18.8m 19.3m 400t マッハ1 600万馬力 UFOマル(人型)22.3m 13.8m 7.6m(胸厚) 300t 600km/h 450万馬力 ロデオマル21.2m 9.0m 4.5m(胸厚) 200t 500km/h 300万馬力 バイソンキングバギー23.3m 39.7m 48.3m 1400t 550km/h 2100万馬力 サーファーマル17.4m 14.9m 38.1m 550t 200ノット 800万馬力 サーファーマル(人型)21.2m 9.8m 6.3m(胸厚) 200t 480ノット 300万馬力 ライオンハオージョウ48.4m 64.9m 76.8m 8800t 800km/h 12200万馬力 ホウオウマル8.2m 36.4m 21.6m 150t マッハ1.2 200万馬力 セイリュウマル10.3m 7.7m 30.6m 200t 600km/h 300万馬力 ゲンブマル16.8m 20.4m 26.6m 500t 400km/h 750万馬力 ビャッコマル8.6m 10.5m 25.6m 200t 450km/h 300万馬力 パンダマル8.8m 11.1m 24.9m 500km/h マゴイマル10.3m 7.6m 24.0m 150t 220km/h 200万馬力
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