シュリケンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:58 UTC 版)
「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の記事における「シュリケンジン」の解説
忍びの1から登場。5体のオトモ忍(シノビ・ドラゴ・ダンプ・ワン・ビュンマル)がシュリケン合体したカラクリ巨大合体ロボ。「ソイヤソイヤ!ワッショイニンジャ!」の音声と共に合体していき、最後にアカニンジャーのオトモ忍シュリケンを装着後「シュリケンジン!」の音声で完了する。「シュリケンジン」という名前は初めて合体した時に、天晴が即興で名付けた。 コクピットは御輿を模したユニットオミコシートとなっており、5人のうち誰か1人がそれに乗り、他の4人が忍者一番刀を装填してそれを担ぐ操縦方法が採られている。忍びの42では獅子王は徳利を刺して、操縦している。 武器はドラゴマルの尻尾を分離したドラゴソードと、背中の翼を合わせたドラゴシールド。時に胸からシノビマルが飛び出して戦うなどアクロバティックな戦闘スタイルである。必殺技は5枚の手裏剣を模したエネルギーと共に炎を纏ったドラゴソードで敵を斬るシュリケンジン・アッパレ斬り。発動の際、シノビマルもドラゴソードのような剣を振るう。 巨大化した妖怪を倒した後の決め台詞は「忍ばず、ワッショイ!」。 撮影用スーツでは、シノビマルの手足はラジコン操作で動くようになっている。シノビマルの頭部も左右に動かせるようになっていたが、撮影では見栄えが悪く固定された。神輿をモチーフとしたコックピットはプロデューサーの武部直美のアイデアによる。 忍びの1では、シュリケンジン・アッパレ斬りの爆発に色がつけられている。これは操演助手の案によるものであったが、余り効果的ではなかったため、この回限りとなった。 第1話の脚本打ち合わせでは、シュリケンジンを登場させずオトモ忍のみで敵を倒すことも検討されていたが、シノビマルが止めをさすのでは等身大のアクションと見栄えが変わらなくなるためシュリケンジンが登場することとなった。佛田は、シュリケンジンがあってこそシノビマルのトリッキーな演出が生きてくると述べている。 シュリケンジンドラゴ 忍びの2から登場。魔法を学んだ八雲の発想から生まれたシュリケンジンのドラゴン形態。「ドラゴ!ドラゴ!ワッショイ!」の音声と共に合体していき、「シュリケンジンドラゴ!」の音声で合体が完了する。シノビマルとドラゴマルの位置が入れ替わり、アオニンジャーのオトモ忍シュリケンが合体している。また、ドラゴマルの翼と尻尾が装備されたことで飛行能力を得ている。 ドラゴマルがメインであるため御輿にもアオが座り、魔法忍法トルネードや尻尾での攻撃を得意とする。 必殺技は口部から青いビームを放つシュリケンジン・ドラゴバースト。 シュリケンジンパオーン 忍びの4から登場。シュリケンジンと人型のパオンマルがシュリケンパオーン合体した形態。「パオン!パオーン!ワッショイ!」の音声と共に合体していき、「シュリケンジンパオーン!」の音声で合体が完了する。右腕部分のダンプマルが分離し、代わりにシノビマルが右腕となり、パオンマルのオトモ忍シュリケンが合体している。武器は2本の斧パオンマルアックス。 鼻から噴射されるパオンジェットで相手を撹乱し、パオンマルの特性であるダイナミックかつパワフルな戦法を活かして戦う。 必殺技は2本のパオンアックスを投げつけるシュリケンジン・パオーンブーメラン。 忍びの15ではシノビマルが分離していたため、右腕がダンプマルの状態で合体した。撮影用スーツでは、パオンマルの腕は助監督が後から棒で動かしている。 シュリケンジンUFO 忍びの5から登場。シュリケンジンと人型のUFOマルがシュリケンUFO合体した形態。「UFO!ワッショイ!」の音声と共に合体していき、「シュリケンジンUFO」の音声で合体が完了する。シュリケンジンパオーン同様に右腕部分のダンプマルが分離し、代わりにシノビマルが右腕となり、UFOマルのオトモ忍シュリケンが合体している。武器は円盤型巨大銃UFOマルランチャー。 忍法で重力をコントロールし、UFOマルの特性である未確認飛行戦闘を活かして戦う。 必殺技はUFOマルランチャーから3本の手裏剣型エネルギーを発射し、「忍」の文字を描くように斬り裂くシュリケンジン・UFOビッグバン。 忍びの15ではシノビマルが分離していたため、シュリケンジンパオーン同様右腕がダンプマルの状態で合体した。撮影用スーツでは、UFOマルの腕は助監督が後から棒で動かしている。 シュリケンジンサーファー 忍びの17から登場。シュリケンジンと人型のサーファーマルがシュリケンサーファー合体した形態。「サーフィン!ワッショイ!」の音声と共に合体していき、「シュリケンジンサーファー」の音声で合体が完了する。その際、スターニンジャーも乗り込むことがある。右腕部分のダンプマルが分離してシノビマルが右腕となり、サーファーマルのオトモ忍シュリケンが合体しサーファーマルボードに乗っている。 必殺技は波に乗りながらドラゴソードで敵を斬りつけるシュリケンジン・サーファー波乗り斬り。 テレビシリーズ以外の作品に登場する形態 シュリケンジントライドロン 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』に登場。 シュリケンジンダイノ 映画『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』に登場。
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